ENo.151 ラン・ライ -Stroll Green-

身長：176㎝（羽角含む）　170㎝（羽角含まず）
体重：51㎏
性別：中性
年齢：数百年程度

　少年とも少女ともとれる中性的で美麗な顔立ちの、穏やかな森人。
　身体も女とも男ともとれる中性的なものだが、これは種族的に中性であるためで、性は番によって変化する。番を持たないラン・ライは、未だに中性であり続けている。
　白髪交じりの深緑色の髪をショートヘアにしていて、ミミズクのような茶褐色の羽角が生えており、瞳は儚げな琥珀色をし、服装は好んで和装を着ている。靴は革靴で、足袋も靴下も履いていない。

　殺生を酷く嫌い、暴力沙汰やそうした思想も嫌い、自然と平和を心から愛している。
　優しいというよりも、自分が信仰している『地の女神』に忠実すぎる性格で、その上で合理性や論理的な考え方をするため、矛盾に苦しみがち。今ではもう文字通り虫さえ殺せないが、洗練された戦闘技術に衰えはない。

　苗刀という長く軽く細い、大ぶりな刀を得物として持っているが、それを抜く時さえ不殺を己に課している。

　『地の女神』に与えられた権能は火伏せと大地の生命力。あらゆる火炎を神力を伴った文字通りの神風で吹き払い、傷はたちどころに癒え、手足が失われてもそれは雑草の如く生えてくる。
　その尋常ならざる回復力から自らを犠牲としながらの戦いが身についているが、それを見て誰かが畏れ、悲しむことには無頓着。

　小動物や虫たちを相手にしながら土を弄り種を植え、芽吹きを待ち世話をしてやり、時に一人で縁側でお茶を静かに飲むか、煙管で一服するのが、今の細やかな楽しみである。

PL：狛犬えるす
イラストはルルクス様にご依頼しました。
NGありません。よきようにいきましょう。
何かあればPLにおたよりください。