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ENo.518 アノンシューヴァ

プロフィール
アノンシューヴァ
height:150
age:不明(外見15歳程度)
要約
銀髪でいつも口元を覆った無表情な少女。
感情は淡く、喋りも静か。
「運命」を信じる運命論者。
人の目をよく見る癖があり、人の自由な選択に微かな執着を見せる。
運命に抗おうとする誰かの目だけは、どうしても見逃せない。
彼女のマントには青い光粒が舞う。
あらゆる雨を降らせる「雨遣い」
冷たいものや雨が好きで、雨の中ではよく立ち止まる。
色とりどりの人の眼を、運命を見たい。そのために島に来た。
=====================
いつも口元を覆ったままの、雨雲のような銀髪の少女。
何を考えているのかはよくわからない。
意味深なことを言っておきながら、本人はそれをすぐに忘れてしまうこともある。
もしかすると、意味など最初からなかったのかもしれない。
喋り方は静かで抑揚が少なく、感情も淡い。
けれど、「決められたこと」には、なぜかとても詳しい。
運命を信じている。
決められているなら仕方がない、と思っている。
でも、決められていると知りながら抗おうとする人のことは――少しだけ、好き。
顔を見られるのはあまり得意ではないのに、
人の目は異様によく見る。
人を知りたい。好奇心には勝てない。
もっとその眼を見せてほしい。
雨の中ではよく立ち止まる。
冷たいものが好きだから、なのだと言っていた。
理由はそれだけかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
彼女のマントには、青い光の粒が絶えず降っている。
小さな雨粒のように、風に散って、地面に触れる前に消える。
彼女は雨を降らす。それは意思に応じて剣となり、盾となる。
雹や霧、そして斬撃の雨。
彼女の周囲だけに降り続けるそれは、天気とは違う、名前のつかない現象。
彼女自身が「雨遣い」と呼ばれるようになったのは、
世界がそれをそう呼んだだけのこと。
本人はあまり気にしていない。
「この場所には……人が集まるから。
いろんな眼があるでしょう? それを、見ていたくて」
彼女は「決められたもの」に詳しい。
それは、物語の筋書きや、運命の流れ。
あるいは誰かが歩いてゆく先でさえも、どこか知っているような口ぶりで語る。
だからこそ、彼女は「決められていないもの」に、わずかな執着を持っている。
人が、それでも自分で何かを選ぼうとする時。
誰かが、どうしようもなく抗って、変えようとする瞬間。
その微かな光を見たくて。
その目の奥にある、ほんの一瞬の「自由」を確かめたくて。
彼女はストロールグリーンにやってきた。
「見せてね。……あなたの選んだ、歩きかたを」
観測者。
それが彼女の歩き方。
=========================
注意
このキャラクターはどこか人を勝手に見透かしたような言動をします
苦手に思われた方は「雨脚が遠のいた」と記述頂ければ去ります
画像:自作
height:150
age:不明(外見15歳程度)
要約
銀髪でいつも口元を覆った無表情な少女。
感情は淡く、喋りも静か。
「運命」を信じる運命論者。
人の目をよく見る癖があり、人の自由な選択に微かな執着を見せる。
運命に抗おうとする誰かの目だけは、どうしても見逃せない。
彼女のマントには青い光粒が舞う。
あらゆる雨を降らせる「雨遣い」
冷たいものや雨が好きで、雨の中ではよく立ち止まる。
色とりどりの人の眼を、運命を見たい。そのために島に来た。
=====================
いつも口元を覆ったままの、雨雲のような銀髪の少女。
何を考えているのかはよくわからない。
意味深なことを言っておきながら、本人はそれをすぐに忘れてしまうこともある。
もしかすると、意味など最初からなかったのかもしれない。
喋り方は静かで抑揚が少なく、感情も淡い。
けれど、「決められたこと」には、なぜかとても詳しい。
運命を信じている。
決められているなら仕方がない、と思っている。
でも、決められていると知りながら抗おうとする人のことは――少しだけ、好き。
顔を見られるのはあまり得意ではないのに、
人の目は異様によく見る。
人を知りたい。好奇心には勝てない。
もっとその眼を見せてほしい。
雨の中ではよく立ち止まる。
冷たいものが好きだから、なのだと言っていた。
理由はそれだけかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
彼女のマントには、青い光の粒が絶えず降っている。
小さな雨粒のように、風に散って、地面に触れる前に消える。
彼女は雨を降らす。それは意思に応じて剣となり、盾となる。
雹や霧、そして斬撃の雨。
彼女の周囲だけに降り続けるそれは、天気とは違う、名前のつかない現象。
彼女自身が「雨遣い」と呼ばれるようになったのは、
世界がそれをそう呼んだだけのこと。
本人はあまり気にしていない。
「この場所には……人が集まるから。
いろんな眼があるでしょう? それを、見ていたくて」
彼女は「決められたもの」に詳しい。
それは、物語の筋書きや、運命の流れ。
あるいは誰かが歩いてゆく先でさえも、どこか知っているような口ぶりで語る。
だからこそ、彼女は「決められていないもの」に、わずかな執着を持っている。
人が、それでも自分で何かを選ぼうとする時。
誰かが、どうしようもなく抗って、変えようとする瞬間。
その微かな光を見たくて。
その目の奥にある、ほんの一瞬の「自由」を確かめたくて。
彼女はストロールグリーンにやってきた。
「見せてね。……あなたの選んだ、歩きかたを」
観測者。
それが彼女の歩き方。
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注意
このキャラクターはどこか人を勝手に見透かしたような言動をします
苦手に思われた方は「雨脚が遠のいた」と記述頂ければ去ります
画像:自作
(C) Hisagi & CloveR Steps.