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ゴリ押し頑張ります
インディゴ  Indigo
ポスト・アポカリプス味覚アポカリプス亜人
性別無性別(男性型)身長177

伝承小説「望郷」

種族突然変異種

Profile
 小説「望郷」の登場人物。作中で「突然変異種」と表現される、人の亜種。目的地へ向かう道中の主人公と遭遇。その鱗の色から「インディゴ」と名付けられ、一時であれその旅路に同行した。

突然変異種とされているが、その正体はいずれ来るとされた終末世界を生き残るために作られた人工種族。旧人類より肉体的には強靭だが、その精神構造は旧人類と変わっていない。
 物語は主人公が未来へ一縷の希望を託すシーンで締め括られるが、その瞬間を彼は知らず、それでも滅びつつある世界で懸命に生き続けている。

……という設定なのだが、ここで「他の物語」の存在を知ってからはなんだか事情が変わってきたらしい。感覚がやや終末的なので注意されたし。

好きな概念は週末。

「望郷」
絶滅に瀕した人類・世界を描いたいわゆるポスト・アポカリプス作品。
知名度は無いに等しいが、
少数ながらコアなファンがいるらしい。現在絶版。



「あんた、それ、食べモノか?」

 久方ぶりの休息を邪魔するかのように、どこからか湧いてきた蜥蜴の尻尾を生やしたミュータントが絡んでくる。視線を見るに、奴はマックスの事が気になるらしい。襲いかかってくる様子はないが、こんなところで体力を使うのすら勿体ない。

「バカを言え、俺の大事な相棒だ。最近ろくなモノを食わせてやれてないんだ、なんならお前の尻尾でも分けてやってくれないか、どうせまた生えるんだろう?」

「食わせてくれるんなら、考える」

 冗談なのか本気なのか、その表情から推し量ることは難しい。少なくとも、こんな奴相手にやる食料も時間もない。――いや、待て。

「なんだお前、喋れるのか。珍しいな」

 この辺りで見るミュータントどもは、どいつも吠えるか呻くか程度だった。流暢とは言い難いが、意思疎通ができる程なら何かで学習している可能性が高い、手掛かりになるものがあるかもしれない。

 遠征を開始して、ここまで一切収穫ナシだ。一縷の望みに賭けて、今はこの蜥蜴との交渉といこう。


「望郷」2章、「遭遇」より引用

QandA
Q.終末世界の出身のわりに表情筋元気すぎない?
A.強化人類なので表情筋も元気なんだよ

Q.口調ガバじゃん?
A.ゆるして そのうち安定すると思う
 

 
 
 
 
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