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たそがれなるひみつ
妖精騎士  Elfin Knight
フォローフリー置きレス交流歓迎亜人バイオノイドログ公開フリータンク
性別女性体身長150cm

伝承「record of doomsday」シリーズの登場人物

  

Profile
Are you going to Scarborough Fair?(旅人よ、スカボローの市へ行くのですか?)
Remember me to one who lives there(そこに住むある人によろしく言ってください)
For once she was a true love of mine.(彼女は私がただ一人愛した人なのです)

PL:M140A3/ナナ



個体としての設定など
姫騎士、とでも呼ぶべき出で立ちをした金色の少女です。所謂トランジスタグラマー体型をしています。
その右目は他者の感情を“色”として視認する能力を持ちます。概ね胸の辺りに見えているようです。対象の“色”を注視する時間に比例してその解像度が高まり、考えていることをざっくりとしたニュアンスで把握することができます。また、夜闇を昼間と変わらず見通すことができます。
天使の歌声を持っていますが、現在消え入りそうなか細い声しか出せず、また他者に聴かせることを恥ずかしがります。
騎士の出で立ちをしている彼女ですが、その実態は「金属鎧を着込んだ魔法使い」です。装備に左右されるのは効力ではなく、魔法への耐性を貫く力……という魔法の原則を理解し、味方にかけるだけと割り切り、盾持ちとしての訓練を積んでいました。
一見何もないように見えますが、その動きは酷く鈍く、覚束ないものです。それもそのはず、健在な鎧の下に真新しい傷を幾つも抱えています。特に背中から腹側へと貫かれたらしい6つの創傷と脇の下、内股などの大動脈を裂かれるなど、致命傷が幾つもあります。最もダメージの大きい傷は左目の創傷で、その傷は脳まで達しています。このような有様ですが血は殆ど流れておらず、本人の体温も死体のそれです。「死体が喋っている」というのが、正確かもしれません。→Eno.576、Eno.651の方々の協力で遂に蘇生されました。



種族:バレットフォーク(Varletfolk)
高度文明の手によって、奉仕種族となるべく生み出された人造人間(バイオノイド)です。首と、その他見えやすい箇所のどこかに必ず金属のパーツがついていますが、彼等は機械ではなく体温を持ち血が通う存在で、それら金属パーツは人間と区別するために付与されています。生殖に纏わる生理活動以外は人間同様で、性行為はできるものの、生殖能力を持ちません。また、専用のカプセルを摂取することで、活動量にも寄りますが数日~1週間程度の栄養素を1粒で賄うことができます。寿命は人間の半分ほどで、不老ですが寿命付近で突然死を起こします。また、人体と組成が異なるのか、その亡骸は腐敗しません。また、致命的な弱点として、神の声が聞こえない、妖精を知覚できないという点が挙げられます。
その出自上容姿端麗であり、普通の人間が嫌う雑事や重労働に適した設計をしています。彼等を培養、製造するジェネレータの設定次第で、容姿は自在です。こうした事情から、彼等に基本的に人権は存在しません。ごく一部の、要職に上り詰めたような個体にだけ例外的に与えられるものでした。
ちなみに彼等の血液型はRh nullのO型……俗に言う黄金の血液となっており、元の世界ではともかく、この世界では苦労させられるでしょう。
大破局の折、矢面に立たされたのは彼等バレットフォーク達であり、その数を急速に減らしました。ジェネレータの多くも経年劣化で故障や破損が相次ぐ300年後においては、最早滅びゆく種族として知られています。



魔法と科学が融合し、人族と魔族が対立するとある世界。そこには、1000年前に魔王軍を駆逐して以降、長きに亘る平和を享受する人族の文明が大地に広がっていました。魔法と科学を融合させたそれは、宇宙開発にすら手をかけるほどに発達したものでした。

しかし、その平和は“大破局(ディアボリック・トライアンフ)”と呼ばれるそれによって、ある日突然終わりを迎えます。魔王が起こした大規模な災害によってインフラが破壊され、1000年もの間、地下に隠れ牙を研いでいた魔王軍が一斉に各地を襲撃したのです。長い平和で、自動機械任せの形骸化した軍隊では、それを止めることは出来ませんでした。多くの国が、街が滅び、文明は終わりを迎えました。
大破局が一体どのように収束したのか、300年が経過した今でもわかっていません。わかっているのは、何者かが魔王を倒した、という事実だけ。それを成したのが誰なのかは謎に包まれています。

“record of doomsday”は滅びの最中の当事者達の日誌などから編纂された物語であり、彼女はその中の1つ「第五戦隊黙示録 我が戦隊、斯く戦えり」の主人公……なのですが、どういう訳かその記録の大部分が失われており、彼女自身も自分が何者なのかわかっていないようです。クリムと名乗る少女曰く、童話画廊と呼ばれるこの世界の最深部に、「"物語"を生み出した人物の手がかり」が眠っているといい、自分も同じように潜れば、自分が何者なのかを探せるのではないか、と考え、それに協力することを決めました。



装備について
・特注バトルメイジスタッフ
突けば槍、引けば鈎、打てば戦鎚、と評される1.2mほどの杖です。本来の杖の役割である、魔法発動の媒体としての役割を損なわない程度に、打撃部や刺突部を金属で補強してあります。この上に、背負った鞘に差し込み、仕掛けを動かすことで鞘を刃とした大剣になるような改造が施してあります。
・グレートウォール
高さ1.5mほどの巨大な盾です(立ち絵では持っていません)。彼女はこれを片手で取り回します。見た目通りの重量と防御力を誇り、矢は勿論、魔導銃にもある程度効力を示します。下部には地面に突き立てる展開式の杭がついており、これを展開した状態の彼女は“足から根が生えているようだ”と称されました。
・耐弾重甲冑
鎧を障子紙の如く切り裂く魔導銃全盛期の文明の末期に、時代に逆行するかのように生み出された、総重量60kgに達する金色のフルプレートアーマーです。鍛えた軍人でも装備したまま動くのは至難とされる重量ですが、本来の彼女はこれを着用した状態で駆け回ることすらできました。この時代に実用性を持った全身鎧を着ているのは、ごく一部の変人だけでした。
内側にチェインメイルを着込み、頸当て、胸当て、脇当、脇盾などをを重ねて急所に三重の装甲を確保しつつ、女性らしさや晴れ着としての役目も損なわないように出来ています。この上、構造と仕込まれた魔法式によって、魔導銃への高い抗堪性を獲得していました。1000年に亘る魔導銃の天下で廃れ、形骸化していった全身鎧というジャンルに、最後の最後に生み出された悲願の品だったといいます。



他のrecord of doomsdayシリーズ
戦隊黙示録シリーズ:崩壊する帝国で奮闘した各部隊の物語。第一、第二戦隊の分は何故か存在しないが、存在と経過は各話で言及されている。
・第三戦隊黙示録 霧の中の決闘
・第四戦隊黙示録 猪武者の生き様
・第六戦隊黙示録 乾坤一擲の一撃
・第七戦隊黙示録 古強者は死なず
・第八戦隊黙示録 いらん子戦隊奮闘劇

黄昏シリーズ:運命に抗った裏切りの魔女達の物語。数百年経過してようやく氷山の一角が現れた秘密結社の足跡。
・黄昏Ⅰ 裏切りと始まりの魔女
・黄昏Ⅱ 神様になった少女
・黄昏Ⅲ 不死身の女王と死者の国
・黄昏Ⅳ 方舟より愛をこめて

錆果テシリーズ:ポストアポカリプスに遺された者達の物語。全く別の作者のものも混じっており、タイトルが統一されていないものがある。
・錆果テタ凱旋
・錆果テタ切望
・錆果テタ妄執
・錆果テタ外伝 LAST DAY OF WAR



それは、死にゆく者の今際の際に
別れの時間を与えるための奇跡である
涙は死者のために、それ以上に生者のために


イメージソングはイングランドの民謡「Scarborough Fair」
特に、歌:Kokiaのものをイメージしています


Q.ぶっちゃけ救われる予定ある?
A.ありませんが、救われることを拒否も致しません。物語から飛び出した登場人物達の扱い次第で最終的に救えるのかどうかが決まるのかもしれません。攻略戦で明かされる画廊の設定次第ですね。

メモ
ENo.431 白紙の魔女のことは「とても悪い魔女」と呼称する
ENo.170 リオンから「フェリナ」という愛称をいただく
Eno.844 グロウス(の中の人)から「Airy(アイリー)」という愛称をいただく
En0.820 ノーマンから「フェリーク」という愛称をいただく
 

 
 
 
 
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