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手がつけられないどうぶつ
、あるいは猫 Conceivably Cat
性別None身長40cm 体長90cm
伝承、あるいは老婆と猫の噺
思考、あるいは猫であり続ける
、あるいは猫 Conceivably Cat
性別None身長40cm 体長90cm
伝承、あるいは老婆と猫の噺
思考、あるいは猫であり続ける
Profile
あるところに、名前のないソレが居た
ソレは、ある老婆に猫と呼ばれていた
ソレと老婆は、森の中にぽつんと建った家で暮らしていた
老婆はソレを大層可愛がり、家に招いて世話をしてやった
ソレは老婆を気に入ったのか、老婆の家に居着くことにした
老婆は何も言わず、ソレの面倒を見続けた
ある日、老婆とソレの家が住むに賊がやってきた
賊は老婆を見ると、堂々と家に忍び込みしめしめと漁り始めた
まるで無防備な賊の前を、偶然ソレが通りがかった
賊は叫び声をあげて、腰を抜かした
ソレが、なぁんと一鳴きすると
賊はソレに向かってこう叫んだ──
█……██だ!!
老婆は叫び声を聞きつけ、慌ててソレの元にやってきた
やってきた老婆にソレはすり寄り、なぁんとひと鳴きしてやった
ソレが無事であると分かると、老婆は安心して
ソレの耳を、毛並みを、顎を撫でてやると
老婆は部屋の血溜まりを後に、ソレを抱えて出ていった
老婆は目が見えなかった
本当に猫かどうか疑うことも推奨されません
如何なる事態になろうとも、"ソレ"に猫のフリを続けさせて下さい
決して"ソレ"を██にしてはいけません
どうかおねがなぁご
ソレは、ある老婆に猫と呼ばれていた
ソレと老婆は、森の中にぽつんと建った家で暮らしていた
老婆はソレを大層可愛がり、家に招いて世話をしてやった
ソレは老婆を気に入ったのか、老婆の家に居着くことにした
老婆は何も言わず、ソレの面倒を見続けた
ある日、老婆とソレの家が住むに賊がやってきた
賊は老婆を見ると、堂々と家に忍び込みしめしめと漁り始めた
まるで無防備な賊の前を、偶然ソレが通りがかった
賊は叫び声をあげて、腰を抜かした
ソレが、なぁんと一鳴きすると
賊はソレに向かってこう叫んだ──
█……██だ!!
老婆は叫び声を聞きつけ、慌ててソレの元にやってきた
やってきた老婆にソレはすり寄り、なぁんとひと鳴きしてやった
ソレが無事であると分かると、老婆は安心して
ソレの耳を、毛並みを、顎を撫でてやると
老婆は部屋の血溜まりを後に、ソレを抱えて出ていった
老婆は目が見えなかった
付属された文書
"ソレ"を猫ではないと考えることは禁止されています本当に猫かどうか疑うことも推奨されません
如何なる事態になろうとも、"ソレ"に猫のフリを続けさせて下さい
決して"ソレ"を██にしてはいけません
どうかおねがなぁご
メタい話
アンヤーが始まったら自然消滅します多分
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