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たそがれの将軍
子乃犠 毘羯羅  Nenogi Vikala
十二支十二神将干支ケモノフォローフリー
性別身長10cm

伝承十二支

  

Profile
むかしむかし、かみさまがどうぶつたちにいいました。

「いちねんのはじめのひのあいさつに、いちばんはやくきたものからじゅうにばんめまでにきたものをじゅんばんにそれぞれいちねんのあいだ、どうぶつのたいしょうにしてやろう」

それをきいたどうぶつたちはおおはりきり。

だけれども――

これは、IFのおはなし。ねずみだけはなにかがおかしいとおもっていました。

「さいきんのかみさまはなにかおかしい。まるでなかみがかわってしまったかのようだ。それにこんなだいじなことをそんなかんたんなことできめてしまってよいのだろうか?なにかうらがあるのかもしれない。」

かみさまは――神は旧神を弑して成り代わった邪神でした。
鼠の一番の親友である猫も他の動物と同じく神の言葉を聞き、我こそはと意気込んでおりましたが、一抹の不安が拭えない鼠は猫にあえて嘘を教え、この舞台から下ろしました。
かわりに自分が一番になり、もし自分の不安が杞憂だったのならその地位を猫に譲る事を心に決めて。

しかして神の元にたどり着いた鼠をはじめとする十二の動物たちを待っていたのは――邪神の罠。邪神によって体の自由と心を封じられ、神の命令に従うだけの木偶人形――十二神将とされ、邪神の信仰を広げる使徒とされてしまったのでした。
鼠は一番に着いたことから、邪神からの褒美という体で十二神将の長として特別に心だけは封じられませんでしたが、それは勿論褒美などでは無く。自身を疑っていた鼠を目障りと考えた邪神は、鼠の一切の体の自由を奪い鼠自身の心に背いた悪行を重ねさせる事で鼠の心をすり潰そうとしたのです。


鼠について十二支に選ばれた鼠。元十二神将。
幼い頃はその小柄な体格からいじめられていたが、幼なじみの猫(♀)に庇われていた。
成長し、猫に淡い恋心を抱くも、その心を隠し親友として接していた。
真面目な性格で、猫にはよく堅物と言われていたようだ。

物語から切り離されたことにより邪神の封印が解け、自由を取り戻す。邪神の手先として数々の悪業を成した己の所業を悔いている。
邪神の束縛から逃れたことで、十二神将としての邪神から与えられた力を失い、現在の能力は一般の動物とさほど大差ない。

なお、子乃犠 毘羯羅(ねのぎ びから)は本名ではなく、邪神から与えられた名前。
子乃犠=子族(鼠族)の贄の意。
毘羯羅=十二神将としての名前。
 

 
 
 
 
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