プロフィール戦闘設定チャット
女
李師師 lǐ shī shī
性別女性身長156
伝承水滸伝
得意占い/呪咀/二胡
李師師 lǐ shī shī
性別女性身長156
伝承水滸伝
得意占い/呪咀/二胡
Profile
李師師(リーシーシー)
皇帝の寵姫。
梁山泊が官軍となるきっかけを作った。
しかしその正体は、妖術師の悪女であったのだ!
…という、後世の派生作品の李師師。
妓女の身分を隠れ蓑にし、奸臣から呪殺の依頼を承ったり
皇帝に耳障りの良い占いをするなどして、混乱の世を
のらりくらりと生きていた。
国が滅亡した際はとっととずらかっている。
と、作品のあらすじにはある。
皇帝の寵姫であったことについて触れると、やや眉が動く。
この画廊に来てから、とある化け猫さん【 http://soraniwa.428.st/fs/?mode=profile&eno=479】
に弟子入りをした。
曰く、ひとりでも立って歩けるよう強くなりたいそう。
皇帝のもとにとある娘が産まれたが、彼女は凶つ星を宿していた
産まれたばかりの頃は誰が近寄っても本人の意思に関係なく
身に宿した呪詛で呪い殺してしまったので、その不吉な娘は
民間の妓楼に置かれることになった
凶星が娘を守るので、誰も殺せなかったのだ
娘のことは宮中の誰も口にしないようにした
月日が過ぎ、娘の兄にあたる人物が時代の皇位の座に就いた
ところがこの兄、この男は芸術の才には恵まれたが政とは相性が悪かった
兄は努力したが、次第に宮中で心を擦り減らし悪政を敷くようになる
なにもかもに嫌気が差した頃、たまたま忘れ去られた存在の妹のことを知った
妹は道術を学び自らの呪詛を抑えることはできるようになってはいたが
何も知らされることもなく、相も変わらず閉じ込められたままだった
兄は戯れに妹に会いに行った
妹は突然来てなにも話さず座るだけの男に、二胡を奏でてやった
兄はたびたび、妹を訪れるようになった。妹と人の道を外れた関係に
なったわけでも、解放しに来るわけでもない
誰かを慮る心はすでに兄にはなかった
状況に理由をつけるため、妹は寵姫の扱いを受けることになった
それでもなにも変わらない。やってくる兄に二胡を奏でてやるだけ
妹は次第にやってくる男が兄だとわかったが、相手がなにも話さない以上
自らもなにも話さなかった
そうしている間にも世はめまぐるしく動き、兄と妹の国は外からやってきた
人間たちにより滅ぶことになる
最後、妹は初めて兄と話すことになる
じきに兄は敵国の将に捕まる。その前に、後宮の女たちを逃がす手伝いをしてほしいと
言われた
妹は了承して、これが兄との今生の別れになることも察した
最後だから、となぜ自分の二胡を聴きに来ていたのか訊いた
兄は一瞬逡巡した後、答えた
妹の二胡を聴いている間だけは、自分は皇帝でも夫でも男でもなく、
ただの人間でいられたのだ
▲桃鳩と名乗る男
皇帝の寵姫。
梁山泊が官軍となるきっかけを作った。
しかしその正体は、妖術師の悪女であったのだ!
…という、後世の派生作品の李師師。
妓女の身分を隠れ蓑にし、奸臣から呪殺の依頼を承ったり
皇帝に耳障りの良い占いをするなどして、混乱の世を
のらりくらりと生きていた。
国が滅亡した際はとっととずらかっている。
と、作品のあらすじにはある。
皇帝の寵姫であったことについて触れると、やや眉が動く。
この画廊に来てから、とある化け猫さん【 http://soraniwa.428.st/fs/?mode=profile&eno=479】
に弟子入りをした。
曰く、ひとりでも立って歩けるよう強くなりたいそう。
兄と妹の話
皇帝のもとにとある娘が産まれたが、彼女は凶つ星を宿していた
産まれたばかりの頃は誰が近寄っても本人の意思に関係なく
身に宿した呪詛で呪い殺してしまったので、その不吉な娘は
民間の妓楼に置かれることになった
凶星が娘を守るので、誰も殺せなかったのだ
娘のことは宮中の誰も口にしないようにした
月日が過ぎ、娘の兄にあたる人物が時代の皇位の座に就いた
ところがこの兄、この男は芸術の才には恵まれたが政とは相性が悪かった
兄は努力したが、次第に宮中で心を擦り減らし悪政を敷くようになる
なにもかもに嫌気が差した頃、たまたま忘れ去られた存在の妹のことを知った
妹は道術を学び自らの呪詛を抑えることはできるようになってはいたが
何も知らされることもなく、相も変わらず閉じ込められたままだった
兄は戯れに妹に会いに行った
妹は突然来てなにも話さず座るだけの男に、二胡を奏でてやった
兄はたびたび、妹を訪れるようになった。妹と人の道を外れた関係に
なったわけでも、解放しに来るわけでもない
誰かを慮る心はすでに兄にはなかった
状況に理由をつけるため、妹は寵姫の扱いを受けることになった
それでもなにも変わらない。やってくる兄に二胡を奏でてやるだけ
妹は次第にやってくる男が兄だとわかったが、相手がなにも話さない以上
自らもなにも話さなかった
そうしている間にも世はめまぐるしく動き、兄と妹の国は外からやってきた
人間たちにより滅ぶことになる
最後、妹は初めて兄と話すことになる
じきに兄は敵国の将に捕まる。その前に、後宮の女たちを逃がす手伝いをしてほしいと
言われた
妹は了承して、これが兄との今生の別れになることも察した
最後だから、となぜ自分の二胡を聴きに来ていたのか訊いた
兄は一瞬逡巡した後、答えた
妹の二胡を聴いている間だけは、自分は皇帝でも夫でも男でもなく、
ただの人間でいられたのだ
▲桃鳩と名乗る男
(C) 2022 Hisagi & CloveR Steps.