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凍結少年
エンヴァ  Enva
フォローフリー少年妖精
性別―(外見は男)身長160cm

伝承『春を待つ雪の森』の、雪の妖精。

種族ジャックフロスト

Profile
雪深い森の奥の町を守護する雪の妖精のひとり。
元は町の子供が作った雪だるまに、
女神が息吹を吹きかけて産みだしたとされる。

町が白い雪に閉ざされている間、
町の人々に他愛ない悪戯を仕掛けながらも、
招かれざる侵入者から町を守護する「守り子」として役割を果たしていた。
そして、春が来て木々が芽吹くと同時に、
彼らは何処かへと姿を消して行ってしまうのだ。



しかし。
町に春があるときから訪れなくなってしまっていた。
町は常に雪と氷に閉ざされて、薄暗い日々が続く。
暗い日々が続く中、
町の人々の中である噂が囁かれ始める。

―…「雪の妖精達が、ずっと冬にし続けているのではないか」


雪の妖精達もその噂に気づき、
違うと声を上げようとしたが、
声を上げても氷の柱を叩いたような音しか出なかった。
意思疎通が出来なくなってしまっていた。


《違うんだ、人間。
 俺達だって春が来て欲しい。》


その声も氷の響きとなって風に消えてしまう。
このままでは自分達が女神の加護を受けない魔物になってしまう。
春を、探す必要があった。


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これは『春を待つ雪の森』と呼ばれる物語のひとしずく。
この物語は、不思議なもので、
登場人物は変わらないものの、
読み手に問いかけを行うことで、
読む度に経緯と結末が異なるという仕組みを持っていた。
故にこの雪の妖精は、
数多とある可能性のひとつ。

彼らの物語に、此度は、春は訪れるのだろうか。



★『春を待つ雪の森』
・物語りの大筋だけ決定していて、
 テラー(語り手)だとかマスターだとか呼ばれる人々によって
 物語が語られ途中途中で読み手に問いかけが行われる。
 その問いかけに対し答えた内容によって、
 物語の経緯や結末が変わっていくという
 娯楽話劇の一種のうちの一編である。
・その問いかけに対する答えの結果に運要素を持たせるために、
 鉄賽や銀賽等のサイコロを用いられる事もよくあった。
類語:「TRPG 検索」
・ただし、この物語が完全な創作であるかと言われれば、
 それは不明である。
 何故なら、実際にある伝承をモチーフに
 この種の物語が作られる事も多いからだ。


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【その他の補足など】

★このキャラに関する補足
・熱い場所や熱い飲食物は少し苦手。雪だるまなので。
・戦闘になるとスイッチが入っちゃう事も。
・雪の妖精なので、寒いという概念が無い。
 無いので、素っ裸で雪原を歩いていても平気ではあるのだが、
 彼を産みだした女神が羞恥心を装備させた。
・革製の手袋や靴・ベルトは以前、町に春がしっかり訪れていた時に
 人間達から「寒いだろうから」と贈られたものである。



★PLやロールに関する補足
・極度のエログロは対応出来ません。
・基本平日は夜にしか居らず、割と存在濃度もマチマチです。
・ロールはあまりお上手じゃ無い勢です。
・苦手な話題を繰り返す人はサクッとミュートにするため、
 時々、全チャの話題に着いて行けていない事があります。
 

 
 
 
 
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