ENo.214 イルトの黄金駆動 -童話画廊-

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いにしえより一人きり
イルトの黄金駆動 Хелиодор -Ирт-

交流希望性格不安定王語り皇帝暴君黄金駆動
性別-身長136㎝

伝承ある滅びた帝国、その最後の皇帝

口調尊大、横柄、不安定

Profile

皇帝を自称するが、見た目は子供。服のサイズが全体的に合っていない。
背の低さには自覚もコンプレックスもあるようで、見下ろされることを嫌う。
身分上いくらか傲慢な物言いが目立つほか、国家的な常識によるズレた発言も少々。
また飲食や睡眠など、生理的欲求に従う行動を取る姿があまり確認できない。

居城:http://soraniwa.428.st/fs/?mode=chat&list=6&room=80
#王語りと名付けたコミュニティを城内で展開している。

イルトの黄金駆動とは

クン=ヨウ帝国~~最後の皇帝~~をモデルとして形成された黄金駆動《ヘリオドール》。外見上のデータ再現度はそこそこ高く成立したが、内部的なデータの再現には不備が目立つ。
周囲には球・六角形・柱・結晶の形を持つ金色の物体が浮遊しており、また本人もこれらをおおよそ意のままに操ることができるようだ。戦闘においては手にした剣も使用する様子が確認できる。
一人称は基本的に「我」、二人称は原則「貴君」。しかし不安定さゆえかこれらの呼称も安定しない場合がある。
自分の立場や帝国の状況などははっきり覚えているが、自身が皇帝に即位した経緯などが抜けている。そのためか自身のアイデンティティとして「皇帝である」ことが強く刷り込まれているようだ。
現在はその記憶をほぼ獲得し、自身が何者であったかもおおよそ認識できている状態である。

伝承詳細

古代、山奥に存在していたとされる帝国「クン=ヨウ」。地形も相まった強固な守りにより、他国からの侵略を許すことはただの一度もなかったという。
しかし、その統治も永遠ではなかった。激しい内乱の末、帝国は滅びを迎えたのだ。
発見された夥しい数の国民の骨。それらの多くは近い時期に死亡していたことが近年判明した。地質調査により、ほぼ同時期に比較的肥沃であった土壌が荒れはじめたことも報告されている。

かつての帝国は見る影もなく、死体と瓦礫が散乱するばかり。
皇城跡地に残されていた皇帝の亡骸からは、彼女にまつわる服飾の多くが何者かの手で奪われていた痕跡があった。このことから、皇帝の殺害が内乱の発端であるという説が有力である。しかしその後どのような暗君、または暴君が「最後の王」として滅びる帝国を見据えていたのか――そこは、今なお調査が進められている最中である。

モデルとなった人物に関する補足

本名D.Qatar K'n=yaw　14歳、女性。
先代皇帝の側近の娘。しかし家柄以上に資質を重視する帝国においてその経歴は異色。空間構築の能力を持っていたことから、建築系の素質が高かったと分析されている。

記録の外にある帝国の情報

・統治されていた数百年間、外部からの流入が一切なかったために「帝国人」はそれぞれ特殊な能力を擁している。
　いずれも自身のエネルギーを発しての変化であるため、これを用いて無限機関などに活用ができるわけではない。
・男性に比べて女性の方が体格が大きく、社会的な立場も上である割合が高かった。皇城内は女性のみで構成されていたほどである。
・帝国が滅亡するきっかけとなったのは、ある国民の発狂と暴走。
・最後の皇帝となった人物はその発狂事件から逃れた唯一の生き残りであり、単独で帝国の再興を志したが何も為せぬまま力尽きた。

帝国を滅ぼしたもの
本名M.Nacent　享年22歳、男性。
軍属の研究者であり、帝国人固有の能力を活用した兵器の開発に携わっていたが、事故により死亡……していたはずの存在。
居住区が近かったため、D.Qatarのことは幼少期より知っていた。

イルトの黄金駆動を依頼したクライアントでもあり、その願いは「死した帝国の再現」である。

つくもしき氏主催の黄金駆動《ヘリオドール》の一体となります。どこかで見かけたことがある見た目だな、と思ったら多分その人物がモデルです。

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