福音浮遊の未来の重撃のプロデューサー
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"クイーン"
「……ふむ。オレオール…… 妾の視界に入るということは、まだ"果たせて"はおらぬのか。 それとも」 見知った者のほうを見て独りごちた後、他所を向く。 夕焼けのほうでも、或いは長い草の茂っているほうでも、どこでも。
"クイーン"
「なに、いちプレイヤーに過ぎぬよ。この星盤の、誰もな。 元おった場所で女王じゃろうが、妾はそちらの女王ではない。 今は、ではあるがな…… 畢竟、他と同じように扱ってくれて構わぬということじゃな。 無論――最低限の礼儀は欠かぬように」 "誰に対しても失礼はしないほうがいい"というのに のっかるような形で。 「……まあ陛下呼ばれは普通に気持ちええので別じゃがな」
"クイーン"
「……まだ、まだもう少しここにおろうか。 妾がここにおっても、今はさして問題はなかろう。 本体の守護は予備ユニットに任せればええ」 放置された鋤を杖の代わりに、橙に染まった野を往く。 「しかしこれは、序盤も序盤の文明レベルよな。 否…… この段階であっても、 妾という"もの"の提唱自体はできるやもしれんか」
"クイーン"
「ン? いや、この姿には自ら"なって"おる。 アートマン・チャンバーからは確かに妾自身の意志で出た。 それが仮に無意識であれば、今頃帝国は終わっておる。 なに、等身大の目線で往きたいところ=NOSTALGIC=があってのう…… そのままここに顔を出してしもうた、というだけじゃ」 「……フム。催し物がいくつかある、あったと。 しかし成程…… これであれば、聴衆に混じっても邪魔にならぬかな」
"クイーン"
「……む? ……ふむ、」 自分が"その姿"であることには、今しがた気付いた様子。 つまりはどこか離れたところに、この状態でいるということ。 「よくわかったのう。マ、冠が共通しておるか…… じゃが、今は クイーン と呼ぶがええ。 妾は妾の艦隊なくしてアードロスに非ず。逆も然りじゃ」 |
アードロス
「如何にこの星盤で、価値ある出会いがあろうと。 結局…… 斯様な空間には、何の信も置けはせぬじゃろう。 クリアできなんだ場合には、最悪が降りかかると心得るが 過不足ない心掛けとなろう。 ……現に妾などは、神話に残るであろう合戦の最中に 放り込まれた身。 その最中に妾の臣民が携帯端末なぞ触らねば、ここにはおらぬはずじゃった」
"クイーン"
「――その興亡の果てに妾を産んだわが文明にも、 このような景色がかつてあったのじゃろうなあ。 人造のイミテーションとはいえ、臣民と同じ目線で この地を踏んでみて…… かけがえのないものとわかる」
>>アードロス#345836
アードロス 「――しかしこの収束との付け合わせでは、装填した弾丸…… 否、砲弾が腐るときもままあるのう。 拡散せねば折角装填しても撃ち切れぬのは厄介。 ……新規ドクトリンの研究。それこそ十数万サイクルはご無沙汰じゃったか」
アードロス
「つまり…… リセット石箔ソフトクリームというわけじゃな」
アードロス
「これは日記じゃが…… 収束と拡散のコンボ、すごいぞえ! 収束でただでさえ単発の火力が圧倒的となるのに、 それがあろうことか満額で散らばるんじゃもんな。 ……いや、運任せにはなるが。 でありつつ、妾のセッティングは装填前提…… これで装填も正常に動くようになれば、妾の天下が来ること 間違いなしじゃのう……」 |
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