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STR0MAG0AP166タイプ★平穏

AGI0VIT15CP8星座うお座

DEX10MNT20運勢↑↑↑隊列前列

装備ネームノーツ「不屈」



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「あ~スマホね、わかるわかる。初めて触ったけど」



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ムツ
「いつのまにかマップがとんでもなく広がっている。
これはお散歩のしがいがありそーだ」
広大なマップ表示を眺めながら行き先を考えている。
ムツ
「……はっ! 寝てた」
道の解放を待っていたつもりが眠りこけ、しばらく越しに目覚めた模様。
「うーん、熟睡すぎて何日経ったかわからん」
ムツ
「おかしーな。おれの知識によると、この実は
片手で割れるくらいの硬さだったはず……」
神妙な表情で偏った知識と戦っていた。
ムツ
「ひとつ貰っちゃお。食事、前々から興味あったんだよな~」
リンゴをうれしそうに手に取り、倣ってそのままかじりつく。
「かはい」かたい。
……実際は、かじり方が素人で文字通り歯が立っていない。
ムツ
「夜更かしを心配する天啓を得たような気がするし、
 今夜は眠ってみようかな。
 ……ゲームに接続したまま寝るとどうなるんだろう?」
とりあえずその辺に寝転がり、眠りの姿勢を取った。
ムツ
「う~ん、無限の可能性があってワクワクしてきた。
 この先、もっと楽しいチャレンジがあると嬉しいね」
まだ見ぬ星々に思いを馳せる。
「分からないことだらけで、沢山楽しみがあるな~って話さ」
ずいぶんと単純化され、青年にとってはそう結ばれたのだった。
ムツ
「つまりおれも平等な1プレイヤーとして、0%サイコロの壁を超える瞬きとなれる可能性が。」
ない。
ムツ
「まー何だかんだ回り道なんか見つけて、
0%にその内ちょっとでも確率を足せたりするのが、人間の面白いところかもな。
一人一人は一瞬のまたたきでも、長い目で見たら案外、たくましいもんさ」
ムツ
「いや~どーもどーも。
 どういうわけか、若干背水の陣だったような
 気配を感じなくもないけども」
人間サンプルとしては外れ値になりそうな適当プレイヤーは、
悪びれもせずへらへら笑っている。
ムツ
「やり~」
ようやく行き止まり地点へたどり着いてはしゃいでいる。
「これが音に聞く"脳汁が出る"か~。うーん、クセになる」

ムツ
「まーまー、こういうこともある。
噂じゃ近場から新しい道も繋がりそうって話だし、
ダメならダメで開通を待ちゃいーや。それに――」
懲りずにもう一度青色のサイコロを構える!
「低確率の成功を引くのが一番気持ちいーんだっ」
ムツ
「……3分の2で止まれるってことは、
3分の1で止まれないってことなんだよね」
そっと青色の出目表示をかかえこんだ。
ムツ
「ようやく、このゲームのサイコロを理解してきたな。
手持ちの目でぴったり端に止まれる確率は……
3分の2。分がある賭けだ」
自信たっぷりにダイスを振る。
>>ウサ#63071
ムツ
「うんうん。ドゥムドゥムしないほうへ歩いて行けば、きっと先に進めると思うんだよね。
かわいいお顔がへこまなくて良かった」
アバターだから凹みはしないのだろうが。
よかったよかったと頷き、ふらっと片手をあげて離れていった。
……歩いて行った先で、ドゥムッと音が鳴った。
>>ウサ#62921
ムツ
「お嬢さん、そこはどうやらそれ以上進めないらしーよ。
おれもさっき3分くらい歩いてみたけど、駄目だったんだよね」
おそらく聴き慣れたのであろう音に近寄って、
伝わらないことに気付く前の経験者は語る。
ムツ
「うっかり川へ落ちたら、ワンチャン川になって
 そのまま一番奥まで流れて行けないかな~」
迷子無限歩行をひとめぐりした後、
川の流れを眺めながら現実逃避している。
ムツ
「いつの間にか楽しい挨拶が流行ってる。うぉうぉ~」
ムツ
「この星座はいいね。一本道だから迷わずに歩ける」

一本道を堂々外れ、右往左往しながら、
フラフラと川辺をさまよい歩いている。
一向に最奥へ辿りつく様子がない。迷子だ。
ムツ
「マジじゃんすげ~。皆の名前見える~」
ステラコードを初心者の手さばきでいじっている。
ムツ
「ムツ、と呼んでもらえると嬉しいね。
まっ、なかなかの大所帯だし、自己紹介は何度あってもいいよな おれも何度だって聞いちゃお~」



 
 
 
 
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