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>>ココ#573050
ツワバミ 「結構── お互い、善い道を選びきれれば良いですね」 帽のつばに軽く手を遣った。 ──別れの挨拶。 「付き合ってくれるならどこまでも剥ぎ取りますので、 ええ、是非よろしく。 ……"純粋"が何にも負けないように、 強くなって下さいね」
>>ココ#572940
ツワバミ 「──いいえ、ないですけど」 肩を竦める。 はだけた胸の上で金のブローチが揺れた。 「しかし、もう"APを使う"事は無いんですから、 一度向こうでノーツを砕けば31個分プラス効果で動き放題。 持って行かない手は無いと思うんですがね」
2024-11-04 23:10:44 (Eno.81)
>>ちよ婆#558446
ツワバミ 「だから、『僕から寄ることは出来ない』。 なんなら── そばにいてほしいと頼み込んでも、 自分には優先すべきことがあって、相手を蔑ろにしかねない」 あなたの胸元に、手を翳す。 首元へ、手を這わす。 「そんな奴にできるのはただ一つ、 自分が進み、作り出す茨の道についてきてくれる、 奇特な道連れをただ待つ事だけ……ですよ」 |
>>ちよ婆#558446
ツワバミ 「……『僕には出来ないこと』がある」 あなたに寄る。 スニーカーでの数歩を経て、見下ろす。 鼻腔が少し開いては、閉じて。 「ええ、寂しいですとも。 どんなに誰を引き連れて、大波を起こしながら泳いだとて、 あとに残るのは『伝説』だけ。 自分の肩書きすらも、今新しく何かをしようとしてる 自分自身を見て語られはしないのです。 ……伝説は愛されても、僕は寂しい」 「されど── 僕が安寧の場所に留まれば、僕の望みは叶わない。 寂しさ如きで英雄が英雄を捨てれば、 救われるべき誰かは、誰にも救われず死んでいく、」
>>ちよ婆#556908
ツワバミ 「……分かりません。 祈り云々が届く領域まで僕が行けるかさえ、 確かではないですから」 筆を止める。 前を開いた胸の上、金象嵌が揺れて、 握り込んだ筆を持って、あなたに向き直る。 「見に来なければ、分かりません。 そばにいて見続けるでもないと、 僕は、魔王なり哀れな子供なり── そういった"何か"にしか、見えないでしょうね」 「……確かに見続けるなら、 離れず、僕のそばに居なければいけませんよ」
>>ちよ婆#556582
ツワバミ ──続く歌詞を歌おうとして、 少し照れ臭そうに、鼻を鳴らして止めてから。 「……僕だって、神や魔法やに詳しくなんてない。 使い切れるとも思わない、それでも……、 備えておくためならなんでもするのが、僕でしょう?」 筆を持つ肩を竦めた。
>>ちよ婆#556582
……Stellaboardの自動翻訳に、歌詞が乗る。 『──夜は来たり 闇に満ちて 頼るは 月明りだけ、なれど──』 筆は揺らぐ。 されど、止まらない。 迷えど、揺らげども、意味が無くとも、 描き続ける事に、迷いはなかった。 『怖くはない、 恐れなんてしない── あなたがいれば、 あなたさえいるなら……』
>>ちよ婆#556285
ツワバミ 「──『祈り』ですよ。 全てをやり切った先のための」 その模様は、意味を成していない。 ……文字ではない。 金のペンから無造作な紫のインクが空に打たれ、 ただ虚空を流れ、 少年の周りを渦巻いては、消えていく。 「ツヅキさん……、 レースで妨害役をなさっていた方に頼んだんです。 僕の旅路の続くための『祈り』に通ずる、 ある種の神通力を授けていただけるように──ね」 そこまで言えば、また、小さく鼻歌を歌う。 あなたに聞こえるか聞こえないか、微妙な音で。
>>ちよ婆#555386
ツワバミ 「───……」 森の廃墟の中。 目の前の虚空を輝く万年筆でつつき、その軌跡が光を発する。 小さな鼻歌を歌いながら、空いた方の手でモールス信号を打ち、 その度、体表の蛇が小さく揺れる。 ──模様を描き続ける。 あなたの足音に、目を遣らない。
>>ちよ婆#554552
ツワバミ 星の天蓋の下、 あなたに跳ぶ信号は、トゥバンよりももっと手前、 森の中の一つの廃墟から。 ──いつか、最初に出会った場所から。 小さく、紫色の光が、木々の間に瞬いている。 あなたを誘うように。
>>ちよ婆
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「……まだ、まだ、
先へ……」
>>ちよ婆#532379
胸元の金象嵌が、弱々しく揺れて。 「──それを、見守るだけなんて、損な人。 隣に居れば良かったと後悔したって、 後からでは、遅いんですからね」 ──湿っぽい声で言ってから、 繋いだ手の力を、緩めた。 |
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