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>>ココ#573134
ラヴ・サウンズ 「そんなに持ち帰れるもんなのか……気をつけてな?」 妻の手伝いもあるのでお先に失礼……する前に。 「あと今度、みんなで寿司食いにいくぞ。 ウニにキュウリが乗っていない寿司をな」 それだけ告げて、去っログアウトしていった。 心して待て
>>ココ#572959
ラヴ・サウンズ 「……へへっ、言ってくれるじゃねえか。 お前は最高の娘だ」 そう言って、満足げに鼻を鳴らした。 「ま、やることは色々あるけどそういうのは後だ。 ママが張り切って飯の準備してるから、二人とも遅くなりすぎないようにな」
>>ココ#570406
ラヴ・サウンズ 「流石準備が早いぜ……。 いやマジで、ルールも色々作んなきゃいけねえなあ……」 また腕を組んで。 考えることが多すぎてきりがない。 ひとまずは二人と一緒に、少しずつ進めていくしかないのだろう。
>>ココ#569700
ラヴ・サウンズ 「なるほどなあ……気持ちはわからんでもねーけど。 こりゃ根気が要りそうだ」 戦いを教える相手まで増えてしまった。 腕を組んで溜息ひとつ……でも、ちょっとワクワクしている自分もいる。 「よし、じゃあ少しでも準備進めとかなきゃな。 ミトリはしばらくソファで寝てもらうとして……」 と、立ち上がる。 以前一緒に寝ていると言われたことは聞かなかったことにしている。
>>ココ#568966
ラヴ・サウンズ 「それがあいつらの意思、決意なら尊重しねーとな。 大人の俺がごねてたってしょうがねーだろ。 あれだな、行くか……ちょっと良い回転寿司」 回らない寿司と言いたいところだが、日和った。 「それはもちろんだけどよ。 ……ミトリもあんな・・・感じなのか?」 だとすれば、これは骨が折れそうだ。 |
>>ココ#568910
ラヴ・サウンズ 「マジかー」 これは忙しくなりそうだ。 続く言葉にはうなづいて、同意を示す。 恋人の家族の養子となり、これから生まれる下の子の兄にもなる。 漫画みたいな話だなあと一人思いつつ。 「じゃあまず細かいことより迎える準備だな。 あんま派手にはできないけどよ、歓迎会みたいなことはしてーよな」
>>ココ#568851
ラヴ・サウンズ 「そりゃ急だなぁ」 目尻に指を当て……すぐにスマホを取り出す。 戸籍取得、養子縁組、調べることや考えることがいっぱいだ。 こんなことならあいつ・・・にいろいろ聞いておけばよかったと、内心思いながら。 「ま、俺も同じ考えだ。なにより心音を悲しませらんねーしな。 いつこっちに来るかはもう決まってんのか?」
>>ココ#555971
ラヴ・サウンズ 「分かってる」 それだけ返事をして、ログアウトするだろう。 全ては自分の浅はかな考えが招いたこと。 体は大人になっても、根底はまだまだガキなのだと、そう思い知らされる結果となった。
>>ミトリ、ココ#548539
ラヴ・サウンズ 「……っ、へへっ、言ってくれるじゃねえか。 その言葉、頭に刻んどくからな」 自分の頭をとんとん叩いて、そう返す。 力強い眼差しでこの宣言、結婚報告でもされた気分だ。 もし娘が起きていたらどんな反応をするだろう。 「そうだな、こいつもこんなとこで寝転んでたら風引いちまう。 あとは任せたぜ、ミトリ」
>>ココ、ミトリ#547980
ラヴ・サウンズ 深く、息を吐く。 「……へへ、別に嫌なわけじゃねえさ。 俺もいっちょ前に父親だってことだ」 娘がひとつ階段を上るとき、それが予想外に早く訪れた。 それだけのことだ。 「ミトリ、ありがとな。 こいつの大切な人がお前でよかった」 少年の頭をわしわしと撫でる。
>>ミトリ、ココ#547653
ラヴ・サウンズ 「 」 フリーズした。 こんなに素敵な少年なんだから良いことじゃないか。 でも確定するのが怖い、娘が18になるくらいまでは未確定でいたい。そう量子のゆらぎのように。
>>ミトリ、ココ#547650
ラヴ・サウンズ 「一人の人間の無茶な意思を最大限に尊重して、周りのみんなで常にサポートできる体制を築き、自由に動けるようにしてくれていた、ってことだろ」 「これは本当にあり得ないし、ものすごいことだ。 いくら感謝しても仕切れないレベルだと思う。 本当にありがとう。」 改めて深く、少年に頭を下げた。 その後、妻と少年の話を聞いていたこの男は →
>>ミトリ、ココ#547444
ラヴ・サウンズ 抱きかかえていた娘を草原に寝かせて。 「ずっと見守って、理解者でいてくれたんだな。 ……こいつがこのゲームを全力で楽しんで、自分らしく居続けられたのはきっと、ミトリ達のおかげだ。 手のかかる奴で申し訳ない。そして本当にありがとう。」 地に膝をつき、少年の目を見てそう伝えれば、深く深く、頭を下げた。
>>ミトリ#547305
ラヴ・サウンズ 「ありがとう、ミトリ。 いや、恥ずかしい戦いを見せちまったなあ……」 まるで宇宙の深淵にでも沈んでいくかのような声色。 こんなにも意気消沈する大の大人を君は見たことがあるだろうか。 「こいつ、俺の攻撃以前に自分からボロボロになってたぜ……。 いつもこうなのか?」 |
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