鳴り響く領域


ステータス 詳細を見る

STR95MAG5AP0タイプ★高揚

AGI0VIT0CP17星座おひつじ座

DEX165MNT30運勢↑↑↑隊列前列

装備VPS Avenger

獲得琥珀色リボンの星鯨ぬいぐるみ

  星影四葉のクローバー

  シンセサイザー

  戦闘能力(音楽操作)

  通常ノーツ「鳴り響く」

  通常ノーツ「四葉の」

  アプリ ステラコード

  星座の旅の記憶

  言葉と約束

  星の鍵:金

  音叉の飾り紐

  画像記録:手書きの楽譜

  フーセンガム



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(*音楽を聴いている。)✰交流有難うございました&お疲れ様でした!✰11/5更新


No.1539 何ここ
No.2966 Playlist

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>>Estella#572225
ギンカ
「あんたがいろんなやつと話して、楽しかったらいいって、単にそう思うんだよ。
いい音楽がいっぱいあんだぜ。俺の曲以外にも」

あっけらかんと笑って。
「また会ったらその話する?」

「じゃあな、Estella」
>>Estella#572211
ギンカ
「なかなか見つからねぇと思うけどね。俺より面白い奴は」
大した言い様である。

「そう? まぁ、なんつーの…? 世界は広い、って話……俺が言いたいのはさ」
>>ギンカ#572088
ギンカ
明けかかる空を見上げて、ほっと息を吐く。

「こんなもんか」

……この夏。この年で。日本どころか、地球を離れることになるとは思ってもみなかった。
ま、音楽さえできれば、どこでも生きていけるだろう。

澄んだ空気が明るい。新しいことを始める時の昂奮と冒険心。
色々あったが、何しろ青年は、実はけっこう楽天家だ。
これから共に行くデドゥディムの姿を目でさがす。

 
──楽しい方へ歩こう。熱い音を鳴らしていこう。
故郷の青い星にも、どんな凍えた宙にもいつか届けられるように。
ギンカ
……
忘れ物はないか?

指を鳴らせば、音楽と共に稲妻めいた光が奔はしる。
戦闘能力。
ここを出た後も、ちゃんと使えるのかはわからないが、持ってて悪いものでもないだろう。
いつでも展開できるシンセサイザー。ステラボード内のノーツやスキルで具現化した存在だ。……この世界を出たらどうなるかはわかんねーな、と思う。でもクソ便利だった。持っていたい。

交わした言葉や絆、再会への希望。友達の縁。
──ゲームはクリアした。ちゃんと覚えていられる。

もらったものの他に、お気に入りのノーツを一つ。
ポケットに金の鍵も一つ、滑り込ませる。なんか気に入った。
>>ハジメ#568458
ギンカ
「ハジメじゃん」
旅支度があらかた済んだ辺りに、少々懐かしく感じる顔を見た。
「そ? 話しかけてくれてよかったんだぜ。
あぁ俺はクリア済み。もうちっと喋りたかったけど、元気でな」

答える青年も、じきにここを去るところだ。
楽しんだならよかったと手を振るのだった。
>>デドゥディム#565531
ギンカ
愛と呼べるものを、親から享けたことはなく。
誰かと付き合いはしても実感は持てなかった。
“この先もずっと”と求めるものは、音楽以外にないと思っていた。



「デドゥディム」
あなたのような台詞はさらりと言えないけれど。
青年は彼なりの言い方で、この上ない愛情を伝える。

「俺の音楽になって。ずっと俺の隣でいて」


✰ˊ˗
──星盤が閉じるまでの残り時間を、傍で過ごして。
二人旅立つだろう。夏の星座のその先も、共に歩くことを選ぶ。

どこに行ってもかまわない。
隣にあなたがいれば。音楽が鳴りやまなければ。
>>デドゥディム#565531
ギンカ
心の烈火がおさまれば。今さらのように、
誰かを強く想うことへの物慣れなさに戸惑いながら。

胸を落ちつけるように短く息を吸って、吐く。
気付かれたのかはわからないが。……あやされるような動きが、なんだか悔しい。


一旦、気持ちが落ち着くと、高校生男子である。
愛してるという言葉を口にするには羞恥が勝る。
「……うん」
結局、腕の中でひとこと、答えて。
>>デドゥディム#565436

抱き寄せられる儘。
間近で聴く言葉の艶に、あなたにふれる手が微かに震えた。

飛ぶのは未知の世界だ。目の前の相手以外に頼りはない。
本当にまた故郷の地を踏めるかも、元いた場所の友達にまた会えるかも、確実にはわからない。
それでも全部預けていい──と想う自分の情動に狼狽える。

それは空間フロアに打ち響くビートに、初めて肚の底を揺がされた日の震えにも似て。
ギンカ
(……地球リアルの友達に連絡しとかねーとヤバい)

とりあえず書かないといけない曲はできた。ステラボードからの通信が使えるうちに送っておこう。
バイトはクビかな?
ギンカ
…座りこんで、旅立ちに持って行くものを選んだりしている。

仲間や友達や特別な人からもらった物。遊び倒した記憶、再会の約束。
大量にあまらせた星の鍵の中をかき分ける。
食べ物の類はすでに腹の中だ。

インベントリの整理できてなさがすごい。

>>Estella#547925
ギンカ
「……」
人形めいた姿をしげしげと見下ろす。

きれいな姿と動きにも関わらず、絶好調とはいえないような。
なぜかそんな気がした。
ここに来るまで、何があったか聞いてみたいところだが、ゲームはもうすぐ終わろうとしている。

「楽しい時に踊れよ。
そんでまた俺の音楽聴きに来て」

「たぶん、俺またこーいうとこにいるから。
あんたが探すならね」
>>Estella#547924
ギンカ
思いついたような動きで、立ち上がって、
小柄なあなたに歩み寄ったなら。

いつかと同じようにパーカーのポケットをごそごそして。

「これ食う? 口ができたら。ポラリスで買った」
唇の片端を上げて笑う。「うまいぜ。意外と」
今度は投げるのではなく差し出した。
>>Estella#547922
ギンカ
屈託のない笑顔。
「で、俺よりもまだ面白い奴に会う」
>>Estella#547922
ギンカ
「前よりきれいじゃん?」
あいかわらず不躾なほど一直線の視線と感想を送れば。
見慣れない花やリボンの色に夜さりの空を思う。

蜘蛛の巣や、動きそうにない口もとに目をうつす。
といっても、前から大きく状況が変わったようにも見えないが──

「次会うとしたら、バカンスにでも行った後のあんたを想像してたんだけどなぁ。
ハワイのドレスみたいなの着てさ」
>>フィッツデール#564987
ギンカ
「おう」
旅支度をしていた青年が嬉しそうに応えた。
不機嫌に見えるようないつもの視線は、遊び仲間に向くと人なつこく笑って。

インベントリの向こうから手をふる。
「マジ楽しかった。無茶しすぎてやられるなよー」
「またな、フィッツデール」
>>デドゥディム#560247
ギンカ
……
いつもの柔らかな微笑と、耳に心地よく響く笑い声があれば。
牙をおさめるように、少し大人しくなって。

「行ったら、俺にはあんた以外いなくなるんだぜ。ほんとに。
いろんな意味で。
………見てたよ。だから、嫉妬するんじゃん」

身体の動きを抑えられているなら預けたまま抵抗しない。
いずれ睨むのをやめて、目線を伏せる。
千々の感情が上手く言葉にできないように、どことなく恨めしげに子どもめいて、

「……ばかだよ。デドゥディムは。大馬鹿だ。
俺だって、あんなこと言われたら……。
……
……あんたのこと難しくてわかんねぇよ」

聞こえるか聞こえないかで呟く声は、先程よりも緩くほどけた。
>>デドゥディム#560260

今かけがえのない人を、一直線に睨む。掴まれるまま、意に介さず、爪先立つようにして自分から身体を寄せて。
全身から怒りが熱になって放たれるような気魄だった。

あなたよりも背の低い痩躯を寄せて、ぎりぎりまで口許を近付けて、押し殺した声で囁く。愛を告白するしぐさ。
「そこまで覚悟がないときに、愛しいとか──命の続く限り共にとか──ややこしいこといったらぶっ殺すぞ」

「あんたと一緒に行きたい。連れてってよ」
>>デドゥディム#560260
ギンカ
夜のとばりが下りて、吐く息が冷たくなるのを感じる。
夏が終わって、もう次の季節が来ている。

「……近いっていうのは、
傷つけることもあり得るってことだよ。どうしたって」

──ひとときのやさしい夢物語で終わらせないなら。
命の続く限り共に往く仲なら。
あなたの意味する立場が、友人でも保護者でもなく、
唯一焦がれる思い人であるならば。


「それでもデドゥディムが一緒にいたい、
後悔させないって言うなら、俺はそれでいいんだ」

何かを選択して、失うものがないなんてことはあり得ない。
それでも奪ってしまいたいほどの熱が本当にあるなら、
あんたの隣を居場所にしよう。
>>デドゥディム#560260
ギンカ
肩を掴まれる。拒まない。頬に手を添えられて、瞼を閉じる。

あなたの奥底にあった本音を漸く聴いて。

この星盤に来たばかりの時のように、呼び慣れた名前をなぞる。
変わった名前だな、と最初に口にした始まりの日からどれくらい経ったろうか。
いまや何度も聴いた音楽のように温かい響きになった、あなたを示す音。
「……デドゥディム」

「……わかってると思うけど……」

と、言い置いてから、遅疑する沈黙が数秒あった。ことばにして伝えられてはいないと思い直したのだろう。
目を開けて、ぎこちなく片手を上げて、
触れられるならゆっくりと相手の身体に触れる。

「俺は、俺が弱いから、護られたいからって理由で、
一生の隣パートナーを決めたりしない」

 
傷を持ってはいても、あなたの不在を寂しく感じても。
変わらず元の世界で、自分で生きていく力がきっと青年にはあるのだろう。
>>アルノ#546229
ギンカ
「マジで? さっすが。大歓迎。そう、その光る板で……街歩く前にゼッタイ電話か何かしてな。
ま、ディーヴェルがいたら、大丈夫だと思うけど」
なにやら心配する顔。友達が刀を携えてしょっぴかれたりしたら大変だ。


星の旅の友達に宛てて、もうひとつメッセージを送信しておくだろう。
東京都から始まる住所。最後に『八坂暁』という文字列。
連絡先、現世の名前。

「もしかしたら俺居ねぇかもしれねえけど、──
そん時はまた場所連絡するわ」

きっとまた声を交わせると信じて、楽し気に笑った。



 
 
 
 
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