終わりなき覚醒の抑えられない浮遊の翼
ENo.651 Roof  アバター


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STR204MAG0AP51タイプ★飛燕

AGI100VIT30CP16星座てんびん座

DEX20MNT0運勢↑↑↑隊列前列

装備もっふもふの毛並み



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──ぱたぱたと、しっぽの先を少し揺らした。 /刹那飛燕でびゅんびゅん溜めて殴る



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>>リラ#523244
ルーフ
「お? 何なに、オレの毛並みもふって堪能してる?
 ってそっか、リラからしてもそうなっちまうのかァ」

気兼ねなくじゃれつくにはいい外見アバターなんだけどな、と苦笑して。

それから、耳に届いた囁きに、そわ! としっぽを持ち上げる。

「ん。オレも、同じ気分」

ぎゅっと抱き着いてきた横顔に、すり、と耳を擦りつける。
そこには、もらったばかりの銀の輪が輝いていて。


「……うし、明日からまた、マップとにらめっこな!」

そう宣言すると、慣れた動作で端末を操作する。

──そうして、一人と一匹は、ここに訪れた時とは真逆の楽しそうな笑みを浮かべて、仲良く一緒にログアウトしたのであった。
>>リラ#518135
ルーフ
「リーラ。プレゼント、ありがとな」

とん、と少女の頬に鼻先が触れる。

「………」

鼻が当たったなァ、と思った。



「…………いや、やっぱ今の、あっちでもっかいしていい?」

すげェうれしかったからキスしたかったんだけど、と。
少し照れくさそうに、小さくぼそりと付け足した。
>>リラ#518135
ルーフ
「おお……!」

向けられた端末の画面を覗き込み、目を輝かせる。

「うん、うん……めっちゃ良いな!
 さすがリラ、オレにぴったりのチョイスじゃん!!」

少女の予想通りスクショで満足したオオカミは、
にこにこにやにやご機嫌な様子で頷いた。

「やーもうこれ絶対持ち帰る。何があろうと持ち帰るから。
 と来たら、やれるこたァやったけど、あとでもっかい
 セーブポイント巡りして、見落としないか確認しとくかァ」

そう言って早くも今後の予定を考えはじめ、
それから、すっと少女に顔を近づけた。

>>リラ#513690
ルーフ
「食べ物だって嗜好品だって、立派なプレゼントだろ?
 そう言われちゃァオレもそうかもだけど」

それはそれとしてつけるのは任せた! とピンと耳を立て。

それから、何もつけていなかった耳に確かな重みを感じて、見えないとわかっていながらも視線を頭上に向ける。

「上手くつけれたか? なァなァ、どう?」

ぶんぶんとしっぽが揺れ、耳元に銀の輝きが光る。
大きなオオカミはとても嬉しそうな顔で、少女の顔を見つめた。
>>リラ#504272
ルーフ
「マジ? それ、リラがオレのために作ってくれたの?」

思わず身を乗り出し、両手の中のそれを覗き込む。

イヤーカフ。眩いほど輝く小さな銀の輪。
普段の姿でも、今の仮初の姿でも、無いと落ち着かないから、と身に着けているものだ。

「どうって、そりゃァもう、めっちゃ嬉しいんだけど!」

無意識にしっぽが大きく揺れるくらいには、とても嬉しい。
いつもの姿だったら、すぐさま抱きしめるのに、と惜しい気持ちすらある。

「今のオレでも身に着けられるモン、考えてくれたんだな。
 ほんとすっげェ嬉しい。な、リラ。せっかくだからつけてくれよ」

どっちがいいかな、やっぱこっち? と顔を揺らして、そわそわと忙しない様子で、何も装飾品がついていない左の耳を少女の顔に近づけた。
>>リラ#504253
ルーフ
「な~んか結構もらってる気がするんだよな。
 あれだ、ちっと前のほら……タバコの時とか。
 あんときは毎日のようにリラがくれたからさ」

すげェ嬉しかったからよく覚えてる、と嬉しそうに目を細め。

それから、「我慢?」と拾った言葉に首を傾げつつ、
その手が何を取り出すのか、見逃すまいとじっと見つめ──

>>リラ#502844
ルーフ
「記憶に留めづらく、かァ。そりゃ確かに寂しいなァ……」

こうしてここで楽しく過ごした記憶が、ぼんやりとして思い出せない。一緒に参加して、悩んだり頑張ったりしたはずなのに、何をしていたのか覚えていない。
そうなってしまうのは、きっととても悲しいし、寂しい。


「……ん、そうだな。オレも書くよ、リラのこといっぱい」

自分のことより、ここで楽しそうにはしゃいでいた連れのことをたくさん書いてやろう。
そう思って、くすりと笑みを浮かべながら顔を寄せる。

「お? はは、リラはほんとプレゼント好きだよなァ。
 もちろん貰うぜ。で、絶対忘れねェから。気合で」

無茶を言いつつも、何をくれるんだ? と抱かれているしっぽの毛先が期待に揺れている。
>>リラ#501637
ルーフ
「ふは、不服なのかよ」
それくらい許してくれよ、と笑いつつ。

「あーよかった。やっぱ楽しいよな? この姿。
 オレもちっこいリラを背中に乗せんのもう癖になっててさ。
 だからリラが楽しんでくれてんならよかったよ」

にしし、と笑みを浮かべ、それから続く言葉に耳を傾けて。

「ん~~。オレはなんつーか、記憶が持ち帰れないってのがよくわかんねェんだよなァ。じゃあその間のオレたちは何やってたことになんの? って。
 つーか一応クリア条件までは漕ぎつけたんだし、あとは何とかしてくれんだろ、とわりと気楽に思ってんだけど……
 ……リラが寂しいってんなら、万一忘れた時も思い出せるように、ログアウトしたらこっちでのこと、書いて残しておこうぜ」

んで久しぶりにリラの絵も見せてくれよ、としっぽの毛に埋もれた少女の顔に鼻先を押し当てた。
>>リラ#501427
ルーフ
「赤ちゃん扱いしてるつもりはねェよ?」

オレはリラが子どもじゃないの知ってるし、とにやけつつ。
ぽふ、ぽふ、とゆっくり上下するしっぽは、子どもを寝かしつけるような動きでもあり。
それをがしっと捕獲されて、返ってきた答えに、大きなオオカミは逆? と目をぱちくりさせた。

「いや、ちっと思ってたんだよ。
 オレの都合でオレはいつもと違う名前と見た目にしちまったけど、リラはいつも通りで遊びたかったのかな、って。
 でも……逆? それって、」

どゆこと? と空を見上げる少女を見下ろす。
>>リラ#501259
ルーフ
「ん? どーしたァ、リラ?」

こちらはこちらで、呼び慣れた連れの名前を呼ぶ。

「な~んか暇すぎて飽きちった?
 ほれほれ、リラの好きなオレのしっぽだぞ~」

ぽふんぽふん、大きなしっぽが少女の上にふんわり被さる。

「それとも、いつものオレがここにいた方がよかった?」

>>リラ#501031
ルーフ
「どう? って言われてもなァ……」

ぽふ、ぽふ。
転がった少女の横の草地を前足で触り、寝そべるのに邪魔な石がないか確認する。
そして大丈夫だな、と頷くと、横になりのび~っとリラックスしたポーズをとる。それから、片目を開いてその問いに答えた。

「なんつーか、まだ終わってねェよな~って感じだな」

この星空の、すべてを巡り歩いた。
だけどそれでゲームクリア! ではなかったものだから。

「ぶっちゃけ、今ちょっと暇だよな」

暇なので、こうして居心地の良い場所に散歩に来たのであった。
ルーフ
「………」

少し離れた場所の、微笑ましいやりとりを見つめている。


「…………いや、そこまで心狭くねェし」

オレ大人だし、などと謎の言い訳をして。
ただ何か、ちょっといいなァ、と思っただけだ。

「……でもやっぱ、あとで撫でてもらおっかな」

いやブラッシングでもいいかも、なんて考えながら。
連れが戻ってくるのを、ゆっくりと待つのであった。
>>リラ#468386
ルーフ
「手は上手く使えねェけどな~」

手っていうか前足? と空中をエアかしかししつつ、
しっぽを揺らしてぽふ、もふ、と触れる。

「興味あるのそこかよ? まァそうだなァ……
 ダンス用にめかし込んだリラは、オレが独り占めってコトで」

だから久しぶりにあとでアレ、着てくれよ、と小声で囁いて。
自分のしっぽに頬ずりする少女に、こっち構えよ、と鼻をつんとくっつけ、くすくすと内緒話を続けるのであった。
>>リラ#467917
ルーフ
「このゲームの参加者はそういうイベント好きだよなァ」

そんな呟きを拾って、くぁ、とオオカミがあくびする。

「たしかキャンプがメインだった気がするけど……
 ……何、ダンスパーティに興味あった?」

もにもにされ続けたしっぽを少し持ち上げて、
もふっと少女の頬を撫でる。
なになに、そういうのに興味あるお年頃? みたいな動きだ。
>>リラ#447519
ルーフ
「……ここでも拾えるなんてなァ」

そんな少女の嬉しそうな顔を見つめながら、
大きなオオカミがぴったりと横に寄り添った。
>>リラ#379364
ルーフ
 
説明を聞き、「それオレには無理じゃね?」と
首を傾げてから数十分後……──

「うし、これならスクショできるな!」

ぽん、と前足が元気に空中をタップする。
そこには、アバターの都合上カメラジェスチャーが
できなくても、ワンアクションでスクショができる
透明なカスタムスクショボタンがあるのだ!

「あっブレちった。リラ、もっかい撮らせて。
 ポシェットとキーホルダーこっちに見せるように!」

んでもって笑顔で! とにかっと笑いながら指示をする。


その後、スクショ覚えたてで楽しくなってしまったオオカミは、
連れが「もういいでしょ!」と止めるまで、
延々とたぷたぷスクショボタンを連打していたそうな──……
 
>>リラ#378377
ルーフ
「リラが『オレたちっぽい』って選んでくれたやつだもんなァ」

そりゃァ似合うよな! と嬉しそうに笑う。それから、

「お? スクショ? 動かねェ方がいいか?」

とぴたりとしっぽの動きを止め、ぴーんと上を向いたまま、
直立不動のポーズ。
もう良いと声が聞こえれば、そのまま顔を下ろし、
広げられた画像を見て──

「っぷ。おいおい、思ったよりたくさん撮ってんなァ?
 オレもリラ撮っていい? もうポシェットに
 キーホルダーつけたんだろ?」

でもスクショってどうやんだっけ? なんて言いながら、
オオカミが少女にじゃれつくように、てしてしと前足で触れた。
>>リラ#377636
ルーフ
「ならいいんだけど…………ん、ふふ、
 なんか首元でリラが動いてんの、くすぐってェ~」

ひひ、と少し身体を揺らし、けれどそれ以上は邪魔にならぬよう我慢する。
時折またくすぐったそうに笑いを堪えつつ、聞こえた言葉にぱっと目を輝かせた。

「お~! どうよ、似合う?」

そう尋ねつつも、すでにしっぽはご機嫌だ。ぶぉんぶぉんと
激しく揺れ、どうよどうよ? と首元を見えやすいように
胸を張ったまま答えを待っている。
>>リラ#377073
ルーフ
「そりゃァリラが一番大事だからなァ」

あったりまえじゃん、と恥ずかしげもなく笑って胸を張る。

「っと、上? 顎……鼻をぐいっ?
 ん~、こんな感じかァ?」

ほい、と上を見上げるポーズをとるオオカミ。
その首元は、普段の状態からは少し緩んで、首輪と毛皮の間に
隙間ができていた。
>>リラ#376726
ルーフ
「いや~でもさァ。リラいつもよりちっこいじゃん?
 んでもってオレはでっけェしこの姿じゃん?
 うっかり踏んだりはしねェけど、気をつけないと
 なんかやらかしてるかもと思ってさァ」

さっきのしっぽぶぉん事件もあるし、と零しつつ。

「まァそれはさておき……あれ、つけてくれるのか?」

わくわく、そわそわ。しっぽを軽く左右に動かして、
座ったままのオオカミが少女のポシェットをじっと見つめた。



 
 
 
 
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