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>>リナ#566364
ジーデン 「はっはー男ってのはスケべな生き物なんでね」 久しぶりの会話で男も機嫌が良くなる。 やっぱり話してると楽しいなと。 「ああ、それじゃまた」 と告げた声の後ろで、 「リナねえ、またね!」と少女の声がしたかもしれない。 そうしてtalkは途切れただろう……
>>リナ#566359
ジーデン 「なーに、いまはもう俺ひとりじゃないんでね。 あらゆる手段を使って会いに行くさ」 以前とは違う、強気な男の姿がそこにあった。 大きな困難を乗り越え、成長した男の姿が。 「…………キス以外のご褒美も欲しいかな〜〜〜」 なお、軽口はあいかわらずなもよう。 「ああ、また話そう。 リナに話したいことがたくさんあるからさ。 これからのことも含めて」 そう言って笑いかける。
>>リナ#566350
ジーデン 「それは俺もだよ、リナ。 ……さあて、日本に帰ってからが大変だな」 笑ってはいるが、内心では頭を抱えているグラサン。 ヤクザの娘にどうやって挑むかと。 しかし、聞こえた言葉に?となる。 「俺が頑張ったおかげ……? いや、俺はここ数ヶ月シオンにかかりっきりなんだけど。 まあいいか、あとで詳しく聞くよ」 色々あったのだろうなと思うことにした。 前回の自分たちのように。 「しっかしリナねえか…… 恋人と妹、両方の約束を守らないとな、 待ってろよ、リナ」 リナとシオンを会わせる。 その約束を叶えたいと男が一番願っているからだ。
>>リナ#566340
ジーデン 「はあ…………のけものにされて、 お兄ちゃんは悲しいっす…………」 わざとらしく辛気臭そうに言うグラサンが映った。 「で、それは置いといて…… なんかシオンの様子がおかしかったけど、 大丈夫なのか?」 こちらも小声でリナに尋ねるあたり、 兄妹らしいとも言える。 |
>>リナ#566340
シオン 「ううん、心配してくれたのは嬉しいよ。 それに信じてたから、ジーを」 もうきっと二度と会えない人のことを想い、 少女は胸が苦しくなった。 でもこれからはもうひとりの兄と過ごすのだからと、 心の奥底へとそっとしまう。 「うん、お兄ちゃんと一緒に、 リナねえが住んでるとこへ会いに行くね。 ふふ、じゃあシデにいに代わるよ」 小さく笑って、 スマホの画面から少女は消える。 (続)
>>リナ#566333
シオン 「痛み?」 言われた言葉に首を傾げる。 途中、窓を開く音がして、 足音も聞こえたかもしれない。 「あのね、ステラボードのことは覚えてるけど、 こっちに来る時のことは……ほとんど覚えてないの」 それは意識がほとんど消えていたからかもしれない。 ついでに「だーめ、女同士の大事な会話なの」と、 画面外に言う声が聞こえるだろう。
>>リナ#566313
シオン 少女も合わせるように声をひそめる。 画面外の相手から視線を背けたのか、 スマホごと移動する様子が見えただろう。 「えーとね……ちょっと私も困惑してるというか、 でも、うん……大丈夫。 そっか、そうだったんだ………… ジーのプログラムは、ちゃんと機能したんだね」 胸に手をあてて、安心した声が伝わる。 「ありがとう、リナねえ…… しっかり願ってくれたから、私はこの世界へ、来れたよ」
>>リナ#566299
シオン 「ありがとう、私の大事な思い出、 思い出したよ」 少女は確かに口にする。 「また、会えたね、"リナねえ"」 リナにとってはついさっき、 少女にとっては十数年ぶりの呼び方を。
>>リナ#566299
ワンピースの少女 「ほし、ぞら……? ともだち………………私の、友達」 聞こえた単語を繰り返す、 まるで何かに触れたかのごとく。 画面外からは少女を心配そうに呼ぶ声もしたが、 やがて少女は落ち着いた様子となる。 「…………大丈夫、大丈夫だよ、シデにい。 私、ちょっと忘れてただけだから、 うん、大事な…………とても大事な思い出」 画面外にいる兄に向かって微笑んだあと、 少女はスマホに改めて顔を向ける。 (続)
>>リナ#566286
ワンピースの少女 「もー……ちゃんとリナさんに謝ってよ? それから会いに行くときは、私も連れてってね」 画面外にそう言うと、 少女の視線はスマホに戻る。 「その……身体は問題ないっていうか、 お医者さんが言うには健康としか言えないって……」 少しだけ言い淀むようにしてから、 もう一度口を開く。 「ただ、私の……記憶が一部抜けてるというか、 お兄ちゃんや家族のことも覚えているのだけど…… なんだか、何かを忘れてる気がして……」 少し、不安そうな声色となる。
>>リナ#566264
ワンピースの少女 「ふふ……お兄ちゃん、そんな泣いてたんですか? いま、必死に違うって……言ってます」 画面外に視線を向けて笑っている。 「えっ…………そうだったんですか。 お世話になったって言うから、 私、てっきり……仕事関係かと」 思いもよらないことを言われて、 少し驚いた様子になる。 「シデにい、リナさんほおっておくなんて、 何考えてるの……? こんな綺麗な人を」 今度はいたずらっぽい口調で、 画面外に言うのだった。
>>リナ#566246
ワンピースの少女 「はい、シオンと……言います。 体は、もう大丈夫って、 お医者さんが言ってますから。 たぶん……大丈夫かなって」 自分ではよくわかっていないのか、 少女は首を傾げながら答える。 続いて口にしたのは。 「その…………リナさんは、 シデにいとどういう関係なんですか?」 画面外から「うぇ!?」なんて声が、 聞こえたかもしれない。
>>リナ#566228
ワンピースの少女 「も、もしもし……」 紫色の髪をした少女とも、 成人した女性ともとれる、 そんな声がスマホから響いた。 「あの、シデにいが……世話になったって」 ただ、どこか喋り慣れていないような様子で、 言葉をたどたどしくつむぐ。
>>リナ#566228
ジーデン 「たははーなんともお恥ずかしいこって。 ……そうだな、これでようやく日本に帰れる。 あの二人だけじゃない、リナにも会いに行くよ」 約束を果たすために、と付け加える。 それから画面外へと頷く。 「わかった、無理はしないでいいからな? あとこのスマホを持って、見えた人に話しかければいい。 ……相手の名前?リナって言うんだ。 綺麗なお姉さんんだぞー」 なんて笑いながら言った男は、 そのまま画面外へと消えれば。 (続) |
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