麻痺の防護の福音華やかな無敵


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STR5MAG0AP56タイプ★高揚

AGI0VIT242CP9星座しし座

DEX10MNT60運勢↑↑↑隊列前列

装備ネームノーツ「無敵」



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フェリスとカトゥス、息災ヒーラーと化す!



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廿_廿
一緒に切磋琢磨していきましょう、ねこちゃん……
>>ゼム#409241
廿_廿
「ええ~!?自覚なかったんですか!?
 それって結構問題だと思うんですけど!」

作り物の尻尾を揺らして、エフェクトを目いっぱいだして、
視界的にうるさく抗議を始める。無視していいやつ。

「あのね、一つ勘違いしちゃいけないんだけど。
 私は一言も"オッケーします"なんて答えてないんだからね?

 気が早いっていうのは……もっとこう、
 然るべき積み重ね、然るべきムードを経てで……
 ああでも、今君はそれを約束してくれたのか」

「……ふふ、楽しみにしてますね。今後のことも」
>>ゼム#408842
廿_廿
「ふふ」「それは」

顔を向ける。声にはまた抑揚がつきはじめて。

「ちょっと気が早くありませんか?」

「飽きたらちょっと離れるぐらいは、
 私も君も、してもいいと思うけどな」

そして少しだけ、座りながら距離を詰める。
嫌気がさすまでは。今約束できるのはその程度だ。

「遊びもたまには休憩しないと、疲れちゃいますからね。
 だから、そんな永遠ずっとなんて言葉は……
 女の子や猫に軽々しく約束しちゃったら大変ですよ」
>>ゼム#407605
廿_廿
「誰かと同じものを見て、同じものを覚えて。
 ゲームについてでぐらいしかしたことない。
 まして、隣に誰かいるなんて……一度もなかった」

ついさっき会った時軽く触れた"素敵なこと"のリフレイン。
話す内容なんて、通話で聞き流すぐらいのがちょうどいい。

「持って帰ることの話は置いといて、自信を持ってください。

 私はゼムとのひと時がいつでも楽しいのだから、
 言ってもないことに予め謝る必要はありません」

「仮に私が君をクソゲーに付き合わせても、謝らないからね」
>>ゼム#407605
廿_廿
「なぜそんなことを仰るんですか?」
「私は・・つまらないとは言ってないのに」

「……あ、私を楽しませられている自信が無いとか?」

景色を見ているなら。明るいそれではなく、
どこか平坦な声色が隣から問いかけてくる。

「私はね。本当に、友達が少ないの……
 って話は最初の方にしましたっけね。
 ネット上のフレンドに数人いて、それくらい」

「君も含めて。指で数えられるほどです」

>>ゼム#405060
廿_廿
「勿論、そうですね。仮にそうした場合、
 ゼムの負うべき責任は多すぎます。
 それを押し付けるのもまた……私の望むところじゃない」

同じように景色を見つめる。
対照的に口は饒舌に。真剣さは、ほんの少しだけ。

「与太話の一つとして受け取っておいて。
 所詮ぜんぶ、もしも話に過ぎないのだから」

「ふふっ、とはいえ……夢のある話をしたかったのに、
 なんだか真面目なテーマになっちゃった。
 デートを受けた側としてはあんまり良くなかったかも」
>>ゼム#402907
廿_廿
「──いいえ・・・?」

君自身の生活が、の辺りでふと呟く。
それはない、と。だからその点は気にしなくていい、と。

「私の暮らしは、場所を移したところで殆ど変わりません。
 それだけ……語るも味気ない生活です。

 だから、ラッピングだけでも煌びやかになればいいなって、
 このゲームの攻略のモチベーションにしているもので」

「クリアできるかどうかが決まった訳じゃないのはそうかも。
 その点で言うと私はちょっと先走りすぎだなあ……」
>>ゼム#399297
廿_廿
「大人しく『会えなくなっても』というのは意外でした。
 ……ふふ、やっぱり噂は噂、だからですかね」

「きっと君には君の世界があって、暮らしがあって。
 大きく夢を描くには、現実がちらついて仕方ない」

思わせぶりなことを言って笑った。
ほんとは自分も。叶わないのだろうなとは思っているけど。

「……仮に、世界ごとは持ち帰れないとして。
 会える場所を。このゲームの一部分を。

 ───あるいは、私自身とか。それらを、
 持ち帰ってみたいな~と言ってみてもいいのに」

「ナンパだからってこの星夜の関係でさよなら、
 なんていうのは少し味気ないものだから」
>>ゼム#399256
廿_廿
「そっちが分かるなら呼び止めてくれてもいいんですよ?
 私からは絶対にわかる、なんて夢のある話は言えませんし」

「……とはいえ、会える確率というのは、
 それもまた夢の話でありそうなのが残念ではありますけどね。

 私たち、リアルでどれだけの距離が離れてるかわからないし……
 連絡先だけ残しておけば、チャットぐらいはできるでしょうが」

こうして並んで景色を見る日を現実で迎えるには、
乗り越えなくてはいけないハードルが多すぎる。

「大事にしませんとね。電脳で生きるこの一瞬一瞬を」
>>ゼム#399213
廿_廿
「そうですね!流石に世界は持ち帰れないので……
 アバターを二つ、自分のものにしちゃいます。
 そうすれば少しは外出の気分もよくなるでしょうしね~」

冗談半分の空気感を続けて空想を描く。

「……ちょっと格好が派手かな。でも、
 少なくともゼムのよく知るこの見た目のままでいられる、
 その記憶ごと私は持ち帰れるんですよ」

「報酬として受け取るには、この上なく素敵な話です」

>>ゼム#399119
廿_廿
「ふうん……?
 えへへ。私のこと、アバターでしか知らないのに」
「あるいは、だからこそなのかもしれないですね」

理想だけが見えるから。そんなことを考えつつ。
それでもやはり、厭だとは思わないのだ。

「はい、お隣失礼しますね」

とん、とん、と独特なステップで歩き、
そうして横に座る。程よく足を崩しては、柔らかい微笑み。

「……ここでのことを持ち帰れる、なんて言われるものだから、
 大層難しいゲームなのだろう、と思っていたけど。
 案外問題なくクリアできちゃいそうですよね」

橙色の空を眺める。
偽物でも、こうして見るのは何時ぶりだろう。

「ゼムは。噂が本当だったとき、
 何か持ち帰りたいものってあります?
 記憶は当然として、力とか!」
>>ゼム#399058
廿_廿
「そうなんですか?」
「……ふふ、それ、ナンパってやつです?」

冗談っぽく。
勿論、悪い気はしていない。だからこそ。

「同じものを見て、同じものを覚えて。
 感じた気持ちはそれぞれでしょうけど、
 それを共有するのは、とっても素敵なことだと思います」

「それがゲームの世界のことだとしても。
 そう思っていただけるのは、すごく嬉しい」

「持って帰りたくなっちゃいますね!世界ごと!」
>>ゼム#398968
廿_廿
「嫌がらせとしか思えないマスの配置ですからね……
 来るのだけはそこまで手間じゃないからいいんですが」

なので速いのは速い。
せっかくお呼ばれしたというのもあるし。

「ゼムも案外風情を楽しむ心があったんだね、なんて」
「暫くは夕焼けを楽しんでいくことにしましょう。
 ただでさえ、めったにお目にかかれないものですからね」
>>ゼム#382844
廿_廿
「はいっ!」
すぐ到着。ゲーム世界は便利なものである。

「ふう……一度ここを埋めたときは、
 あんまりじっくり景色を見る時間はとってなかったけど……」

「ふふ、ロマンチックじゃないですか。
 一瞬の黄昏を切り取った星。仮想空間ならではです!」
>>ゼム#382844
廿_廿
「はいは~い!今から向かいますね。
 フェリス、ワ~~プ 廿_廿」

暫く経ってそんな返信があってから、また小時間。

>>ゼム#358757
廿_廿
「わりといつでも暇だったりするので、
 行こうって気になったら言ってくれればそれでいいですよ」

「ふふ、そうです。水着であるならば、
 上着を脱がねば無作法というもの……
 遊ぶんですから余所見してたら危ないですよ?」
>>ゼム#358408
廿_廿
「星によって色んな気候があるみたいだからね。
 暑いのも寒いのも、乾燥してるのも潤っているのも……
 うん、デートじゃないにしても、私も行ってみたい」

「じゃあそのうち……探索で出向くことがあれば、
 遊んだりしてみましょうよ!

 仮に水辺なら、ついにこの上着の下の秘密が分かるかもです」
>>ゼム#357961
廿_廿
「ほんとに?光栄なことですねっ!
 そういうわたくしもまず最初にゼムをさがしてはいますが……
 気楽なんですよね。これだけ一緒に出てる仲なんですもの」

「そう思うなら、それも好きに連れ出してくれていいですよ?
 デートプランを考えるのまでは手伝えないけどね」
>>ゼム#357760
廿_廿
「私がいやいやついていってるとお思いで?
 そんぐらいしかすることないんだから……
 なんて、夢のない話はさておくとして」

「楽しいのであちこち好きに連れ出してくださいな!
 その見返りは、ゼムからの感謝だけで十分ですとも」
>>ゼム#357601
廿_廿
「ゲーマーにそんなこと聞いて……
 もちろん出不精に決まってるでしょう!
 たまーに買い出しや散歩に行くことはありますけどね」

こもりきりだと体に悪いもの。

「ここでだと君が連れ出してくれるから、
 運動不足になることはなさそうです。アバターだけど」



 
 
 
 
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