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>>ユキ#561906
ひさごん 抱きとめられるまま、側に寄る。 夜の涼しさや寂しさとは違う温度を感じた、 そんな気がして暖かくなる。 怖いのも、不安なのもそのまま。 それが等身大の自分だとしても、 その抱えている不安の重さが軽くなった気がする。 どっしり自分にのしかかって来た重ささえ、 貴方に預ける頭の重さの様に減っていく。 「ありがとう」 きゅっと握った手をもう一度、 もにもにと確かめる様に揉んで。
>>ユキ#561724
ひさごん 「本当に良いの?」 本人にさえ整理が出来ていない、 色んな迷いや不安が言葉になって溢れた。 この空がいつか朝になる。 今この瞬間も動いている。 それは作り物とは違う本物の世界だから。 めくるめく時間が流れていく。 馳せた思いが、無限にも思える時を思わせる。 二人並んだまま朝まで、明日まで、 明後日、来月、来年、再来年―― 季節を早回しで映写機のフィルムを流す様に。 そんないつかを思うと、怖くて。 隣に居る貴方を、恐る恐る見た。
>>ユキ#561609
風景 そこは確かに、一面の夜天光が満ちる星の世界だ。 もやっとしていた自分の中の言葉を紡ぐ事も忘れて、 ただ呆然と見入ってしまう自分が居た。 綺麗と、呟いたのか、ただ思ったかさえ定かではない。 見上げた先には底しれぬ大宇が闇を湛えている。 瞬く星粒達の光が、その彼方の存在を謳っている。 注いでいる。星が墜ちずとも星の光が。
>>ユキ#561609
ひさごん部長 「そりゃあそうだけどさぁ……、 なんっていうのかなーうーんとね、うん。 卑怯というか~不意打ちというか~ でも正々堂々でも照れちゃうかな~う~ん。 大切ってさ、なんかあったかいんだよ。 あつくて、かゆくて、ぞくぞくして…… 好きって、特別な大切だから。特に」 何言ってるんだろう、私。 なんて続け様に呟いて零しつつ、 握り返された手を軽く振りながら、 あと少しの何歩分かを歩いて行く。 →
>>ユキ#561557
ひさごん 「そんなものかな、って、 急に恥ずかしい事言うじゃん。むむ」 急な"好き"の言葉に頬がぼわっと赤くなる。 遊ばせていた手が止まって、少し振り向いて硬直する。 その間で広がる歩幅の差が伸びる前に、 はっと慌てて駆け寄って。 「たまにそういうトコ、あるよね」 満更でも無さそうにしつつも、ぷいて口を尖らせて。 そのまま、何とは無しに隣の貴方に向かって 降ろしたままの手を伸ばす。 なんとなく、その手を掴まえたい気分だった。 |
>>ユキ#561451
ひさごん部長 「そだねー、ろみろみとか呼んでもいいしね。 一回人をあげてみたら、なんっていうかさ。 案外そのくらいなら~みたいになるよね。 慣れなのかな、分かんないけど」 などとぽつぽつと語りながら、 日々を思い返してみつつ。 「不思議だよね。慣れきっちゃうくらい側に居るのに、 沢山た~っくさん話したのに、改まってさ 一緒に映画見に行くだとか、チョコあげるとか、 大事な気持ちを伝えるってなると緊張しちゃう。 こういうのも、慣れちゃうものなのかな」
>>ユキ#557373
ひさご 「意外と家に~ってのは無かったかもねえ。 お兄ちゃんお姉ちゃんの友達?とか来るから 遠慮して外やよそで済ませてたのもあるけど」 ゆるい勾配の中で歩を進めつつ、 問いには答えを返しながら過去を思い返してみたり。 「あんまり人に見せたい部屋って訳じゃなかったからね。 話合う人もあんな感じだと多くないから」
>>ユキ#557060
ひさご ふと問われれば、身振り手振りを止めて こくりと首を傾げる様にして。 「山? 良いよ、大して遠くも無いし」 有り余る元気のままの返答。 考えるというよりは、反射的に。 なんだって良いと言いそうだなんて、 自分で自分の事を顧みつつも、 その足取りに靴を並べて歩き出すだろう。 「なんだかんだ遊びにいくなんて そんな風になったのも結構最近だよねえ。 休んだ日にプリント届けるとかも無かったし?」 そんな雑談交じりに。
>>ユキ#548181
風景 静かな世界で踊るように笑った。 きっと君が居なければ、こんな風に笑えなかった。 誰に語る訳でもない自分の物語だけど、 きっとそうだと確信して呟く。 もっと孤独だったかも知れない。 部活も続かなくて、部長でもない。 教室の隅、一人でWEB掲示板を眺める。 不思議な出来事が世界を変えてくれないかと、 平穏にあくびをして呆然と青空を眺める。 自由で、穏やかで、でも何もない日々。 よく分からない『このままじゃいけない』なんて そんな思いを引きずったままの退屈な日々。 →
>>ユキ#548181
ひさごん 「ふふ」 つい、笑みが溢れてしまう。 改めて言葉にする気恥ずかしさと、 こうして口から笑みにして漏らさなければ 熱くて熱くて仕方がない程の熱を感じて。 「今日の事、ずっと忘れないよ。 どんな嬉しい事や悲しい事、 どんな冒険や、どんな幸せがあっても、 きっと忘れないと思う。 ありがとうね、優希君。 側に居てくれて、色んな物をくれて」 →
>>ユキ#548181
風景 真夜中の真っ青な町、かすかな星あかりの群れの中。 並びこそすれ重なりきる事のなかった二人の影が重なる。 ほんの短い時間だったかも知れないけれど、 その時間の長さ以上に長く色濃いものに感じる。 「いいよ、あげる。 別にそうしなくたって、きっと一緒だけど」 それでも、言葉にすると特別な気がする。 綻ぶ貴方の顔が夜陰の中鮮明に焼き付いて。 →
>>ユキ#542969
ひさごん 「うん」 力になれるか分からない、 一緒に居る先にどんな事が待つかも、 どんな結末に至るのかも分からない。 ひょっとしたら、そんな結末なんて 終わりらしい終わりに到れるかも分からない。 違う存在、危険な使命、住む世界や生きた時。 苦難の種は数しれず、それでも――。 改めて、その手をこちらも握り返す。 確かめて、検めた気持ちのままに。 「私もだよ、優希君」 心のままに、身を寄せて。
>>ユキ#542969
ひさごん そのまま、やってしまったの気恥ずかしさに 熱くて熱くて仕方がない顔を恐る恐る君に向け。 「……っ、ぁ……」 言っちゃったと、顔も心も火照るまま、 あわてふためくにも既に遅くて。 だから、続く貴方の言葉を浴びる様に受け止める。 覚悟して、息を呑んで、ドキドキして。 冗談だとか勢いだとか、 伝えた気持ちはそうではない。 そう思っているからこそ、答えを待って。 →
>>ユキ#542969
ひさごん 決める事には億劫で、進む事には大胆で。 ブレーキもアクセルもベタ踏み。 迷っている間にもどんどん流され進んでいる。 感情や衝動、細やかな始まりから膨れた気持ちは さながら慣性で勢いづく様に加速して。 それこそ子供らしいアレもコレも欲しい よくばりのまま、掻き込むように焚べる熱。 考えて、悩んで、迷って、それでも最後は突き進む。 なかば、事故り続けているかの様な大暴走。 → |
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