華やかな福音華やかな抑えられない流れ星


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STR30MAG0AP0タイプ★守護

AGI0VIT0CP13星座しし座

DEX140MNT145運勢↑↑↑隊列後列

装備ネームノーツ「流れ星」




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ひさご
「賑やかだったねぇ~。
 部活みたいなノリで楽しかったよぉ本当に。
 大学ならサークルになるのかな。

 ミステリーサークル?」

#オカルト研究部
>>ユキ#561906
ひさごん
 抱きとめられるまま、側に寄る。
 夜の涼しさや寂しさとは違う温度を感じた、
 そんな気がして暖かくなる。

 怖いのも、不安なのもそのまま。
 それが等身大の自分だとしても、
 その抱えている不安の重さが軽くなった気がする。
 どっしり自分にのしかかって来た重ささえ、
 貴方に預ける頭の重さの様に減っていく。

「ありがとう」

 きゅっと握った手をもう一度、
 もにもにと確かめる様に揉んで。
ひさご
「お、写真? 良いよ良いよ~。
 どうしようね、おばけさんの話ししてたら
 なんかうつっちゃったりして?」
#オカルト研究部
>>ユキ#561724
ひさごん
「本当に良いの?」

 本人にさえ整理が出来ていない、
 色んな迷いや不安が言葉になって溢れた。

 この空がいつか朝になる。
 今この瞬間も動いている。
 それは作り物とは違う本物の世界だから。

 めくるめく時間が流れていく。
 馳せた思いが、無限にも思える時を思わせる。
 二人並んだまま朝まで、明日まで、
 明後日、来月、来年、再来年――
 季節を早回しで映写機のフィルムを流す様に。

 そんないつかを思うと、怖くて。
 隣に居る貴方を、恐る恐る見た。
ひさご
「だね~。そういうの国ごとに色々あるらしいね。
 そういう共通の見知らぬ誰か、と
 似ている様でちょっと違うんだけど
 THIS MANって知ってる?

 色んな人の夢の中に出てくる男の人、
 その顔写真ないしその人を指すんだけど、
 その人は多くの人が『夢で見たことある』
 なんて言うんだってさ」
#オカルト研究部
>>ユキ#561609
風景
 そこは確かに、一面の夜天光が満ちる星の世界だ。
 もやっとしていた自分の中の言葉を紡ぐ事も忘れて、
 ただ呆然と見入ってしまう自分が居た。

 綺麗と、呟いたのか、ただ思ったかさえ定かではない。
 見上げた先には底しれぬ大宇が闇を湛えている。
 瞬く星粒達の光が、その彼方の存在を謳っている。

 注いでいる。星が墜ちずとも星の光が。
>>ユキ#561609
ひさごん部長
「そりゃあそうだけどさぁ……、
 なんっていうのかなーうーんとね、うん。
 卑怯というか~不意打ちというか~
 でも正々堂々でも照れちゃうかな~う~ん。

 大切ってさ、なんかあったかいんだよ。
 あつくて、かゆくて、ぞくぞくして……
 好きって、特別な大切だから。特に」

 何言ってるんだろう、私。
 なんて続け様に呟いて零しつつ、
 握り返された手を軽く振りながら、
 あと少しの何歩分かを歩いて行く。

ひさご
「ね、結構強面で苦手な人は苦手かも。
 ちなみにジャック・オ・ランタンのジャックは、
 およそ日本で言う所の名無しの権兵衛。
 名前の分からない人を呼ぶ言葉なんだって。

 それとは別にアイルランドの民話で、
 けちなジャックさんが登場する話の方が
 ジャック・オ・ランタンの由来って説もあるけど。
 諸説だね~」

 かぼちゃやお菓子が美味しいのは事実。
#オカルト研究部
>>ユキ#561557
ひさごん
「そんなものかな、って、
 急に恥ずかしい事言うじゃん。むむ」

 急な"好き"の言葉に頬がぼわっと赤くなる。
 遊ばせていた手が止まって、少し振り向いて硬直する。
 その間で広がる歩幅の差が伸びる前に、
 はっと慌てて駆け寄って。

「たまにそういうトコ、あるよね」

 満更でも無さそうにしつつも、ぷいて口を尖らせて。
 そのまま、何とは無しに隣の貴方に向かって
 降ろしたままの手を伸ばす。

 なんとなく、その手を掴まえたい気分だった。
ひさご
「はっぴーはろうぃーん。
 ジャック・オ・ランタンって定番だけど、
 元はケルト人のサウィンって儀式が始まりだった
 って話があるんだってさ。

 今じゃかぼちゃが定番だけど、
 ビートやじゃがいも、かぶなんかに
 すんご~い怖い人の顔ほったんだって」
#オカルト研究部

>>ユキ#561451
ひさごん部長
「そだねー、ろみろみとか呼んでもいいしね。
 一回人をあげてみたら、なんっていうかさ。
 案外そのくらいなら~みたいになるよね。
 慣れなのかな、分かんないけど」

 などとぽつぽつと語りながら、
 日々を思い返してみつつ。

「不思議だよね。慣れきっちゃうくらい側に居るのに、
 沢山た~っくさん話したのに、改まってさ
 一緒に映画見に行くだとか、チョコあげるとか、
 大事な気持ちを伝えるってなると緊張しちゃう。
 こういうのも、慣れちゃうものなのかな」
>>ユキ#557373
ひさご
「意外と家に~ってのは無かったかもねえ。
 お兄ちゃんお姉ちゃんの友達?とか来るから
 遠慮して外やよそで済ませてたのもあるけど」

 ゆるい勾配の中で歩を進めつつ、
 問いには答えを返しながら過去を思い返してみたり。

「あんまり人に見せたい部屋って訳じゃなかったからね。
 話合う人もあんな感じだと多くないから」
>>ユキ#557060
ひさご
 ふと問われれば、身振り手振りを止めて
 こくりと首を傾げる様にして。

「山? 良いよ、大して遠くも無いし」

 有り余る元気のままの返答。
 考えるというよりは、反射的に。
 なんだって良いと言いそうだなんて、
 自分で自分の事を顧みつつも、
 その足取りに靴を並べて歩き出すだろう。

「なんだかんだ遊びにいくなんて
 そんな風になったのも結構最近だよねえ。
 休んだ日にプリント届けるとかも無かったし?」

 そんな雑談交じりに。
 
>>ユキ#548181
ひさごん
 君としたい事があって、君がつきそってくれて、
 君が話を聞いてくれて、君が側に居てくれた。
 君が、変えてくれていたと思うから。

「ありがと、大好き」
>>ユキ#548181
風景
 静かな世界で踊るように笑った。
 きっと君が居なければ、こんな風に笑えなかった。
 誰に語る訳でもない自分の物語だけど、
 きっとそうだと確信して呟く。

 もっと孤独だったかも知れない。
 部活も続かなくて、部長でもない。
 教室の隅、一人でWEB掲示板を眺める。
 不思議な出来事が世界を変えてくれないかと、
 平穏にあくびをして呆然と青空を眺める。
 自由で、穏やかで、でも何もない日々。

 よく分からない『このままじゃいけない』なんて
 そんな思いを引きずったままの退屈な日々。

>>ユキ#548181
ひさごん
「ふふ」

 つい、笑みが溢れてしまう。
 改めて言葉にする気恥ずかしさと、
 こうして口から笑みにして漏らさなければ
 熱くて熱くて仕方がない程の熱を感じて。

「今日の事、ずっと忘れないよ。
 どんな嬉しい事や悲しい事、
 どんな冒険や、どんな幸せがあっても、
 きっと忘れないと思う。

 ありがとうね、優希君。
 側に居てくれて、色んな物をくれて」

>>ユキ#548181
風景
真夜中の真っ青な町、かすかな星あかりの群れの中。
並びこそすれ重なりきる事のなかった二人の影が重なる。
ほんの短い時間だったかも知れないけれど、
その時間の長さ以上に長く色濃いものに感じる。

「いいよ、あげる。
 別にそうしなくたって、きっと一緒だけど」

それでも、言葉にすると特別な気がする。
綻ぶ貴方の顔が夜陰の中鮮明に焼き付いて。

>>ユキ#542969
ひさごん
「うん」

 力になれるか分からない、
 一緒に居る先にどんな事が待つかも、
 どんな結末に至るのかも分からない。
 ひょっとしたら、そんな結末なんて
 終わりらしい終わりに到れるかも分からない。

 違う存在、危険な使命、住む世界や生きた時。
 苦難の種は数しれず、それでも――。

 改めて、その手をこちらも握り返す。
 確かめて、検めた気持ちのままに。

「私もだよ、優希君」

 心のままに、身を寄せて。
>>ユキ#542969
ひさごん
 そのまま、やってしまったの気恥ずかしさに
 熱くて熱くて仕方がない顔を恐る恐る君に向け。

「……っ、ぁ……」

 言っちゃったと、顔も心も火照るまま、
 あわてふためくにも既に遅くて。
 だから、続く貴方の言葉を浴びる様に受け止める。
 覚悟して、息を呑んで、ドキドキして。

 冗談だとか勢いだとか、
 伝えた気持ちはそうではない。

 そう思っているからこそ、答えを待って。

>>ユキ#542969
ひさごん
 決める事には億劫で、進む事には大胆で。
 ブレーキもアクセルもベタ踏み。
 迷っている間にもどんどん流され進んでいる。
 感情や衝動、細やかな始まりから膨れた気持ちは
 さながら慣性で勢いづく様に加速して。

 それこそ子供らしいアレもコレも欲しい
 よくばりのまま、掻き込むように焚べる熱。
 考えて、悩んで、迷って、それでも最後は突き進む。

 なかば、事故り続けているかの様な大暴走。
 



 
 
 
 
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