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>>リュナ#535029
リフ 「おう!どういたしましてだ、本当によかった!! そしてこちらこそありがとう。 リュナの助けになれた自分が誇らしいぞ!」 相手のお辞儀に反応してこちらもびっと90度を返す。 顔を上げてサムズアップ、ランタンが揺れる。 「うし!いつでも呼んでくれ。じゃあな!!」 来た時と同じ勢いで元気よく走り去っていった!
>>リュナ#535028
リフ 「アルノは25歳らしいぞ。オレはちゃんと数えちゃいないが、 もうちょっとで20歳になるはずだ。 またしてもリュナの見立ては正確だな! ……お?面白いと思っているのはオレが女だからなのか? リュナも楽しそうだ。 なんだろう、今のリュナは……なんだかカワイイだな?」 この歳まで穴掘り一筋、 男女の性差も意識しない生活を続けていたゴブリンである。 年頃の女性らしさを彼女から感じ取ってなにかが芽吹いた。 かもしれない。
>>リュナ#535025
リフ 「……んー!綺麗にも色んな言い方があるんだな……! オレはたぶん……照れている! そのたとえ方はオレに響くぞ!ありがとな!!」 「それで……ここは人やゴブリン以外にも、 いろんな生き物がやってきているからな。 見た目で目立つことは少なそうだ。……うむ、うむ。 オレたちは鉱石に言葉と意味も宿ると信じているんだ。 赤には血潮の生命力と勝利、 黄色には陽の優しさと幸運って具合にな。 いま改めてリュナの目を見た。 その輝きが宿っていると思う!」
>>リュナ#535022
リフ 「そう!リュナもアルノも他のみんなも、みんな良い人だ。 まず偏見が無い。見た目よりも先に話をする。 そして聞いてわかることができる! これこそ平和だとオレは思う。 お互いにいい時代と世界に生まれてよかったぞ! ステラボードで出会えたこともな!」 もろもろをそんな風にまとめた。 善意に支えられた旅路はこちらも同じだ。 それから嬉しい言葉に追撃されると、ちょっと身を細くした。 手袋をぱんと合わせて指先をぐねぐねさせている。
>>リュナ#528873
リフ これは少し経ったあとのゴブリン。 今回は通りすがりではなくまっすぐに向かっていった。 「リュナ!やったな!!! まずはおめでとうだ、踏破できてオレも嬉しいぞ!! ようし、よし。あとは最後の一歩が開放されるまで、 力を蓄えたりやり残しをなくす時間だ。 引き続きよろしくな!」
>>リュナ#528790
リフ 「気にしなくていいぞ!むしろよくわかったな! 声や顔立ちでゴブリンを見分けるのは、 人間にとって難しいことだ。 少なくともオレのいる場所ではそうだ! そして穴掘りにとって男か女かは大した問題じゃない!」 「……でもちょっと面白いな。 実はアルノの前でもガスマスクを外したことがあるんだが、 年上と勘違いされていたんだ。 今回は男だと思われてた。 顔を隠すってのは思ってる以上に利くもんだな!」
>>リュナ#528761
リフ そうして表情は見えなくなったが、 相手の笑顔に身振りと雰囲気で答えた。 「ありがとうはこちらこそだぞ、リュナ! 顔を見せて褒められることなんて滅多にない。 しかも綺麗、綺麗か。 なんだか……最初よりもこそばゆいな!! オレもきっと忘れないぞ、このこと!」 「おし!それじゃ最後まで歩くとしよう、オレも行く! じゃあ……お?」 思いも寄らない嬉しい言葉にサムズアップを返し、 気合を入れて走り出そう……としたところで。 謝らないといけない、と聞こえて足を止めた。
>>リュナ#528758
リフ それからつかの間素顔を見せたあと、 またきっちりと装備をつけた。 髪の毛はツナギの中に入れてヘルメットで覆い、 隙間なくきっちりとガスマスクを固定する。 「リュナの故郷の国はいいところだな! オレのいる場所は驚いたり嫌がったりするのが普通だ。 そうじゃない人も増えてはきたが、まだ少ない! どうもオレが生まれる前に、 人間とそれ以外で戦いがあったらしくてな。 今は平和だが、まだまだぎこちない。 オレはこの装備が好きでいつもつけているが、 隠しているつもりもあるんだ」
>>リュナ#528749
リフ 「なるほど。ならば洞窟でオレたちを見守っているのは センパイとご先祖様だな! オレたちはソンケイと努力を捧げて力と技をたまわるんだ。 それが祈りとご加護なら、 オレを通じてリュナにも届いたのかもしれないな!」 心身の支柱になる存在が遠くにあるのだなと、 相手の価値観と通じる所がある気がした。 「わかるぞ。 うまくいくとスキルの残弾が先になくなるようになる! こればっかりは相手次第だ、 足りなくなったら工夫しなきゃだな。 オレも問題は山積みだ!最後まで戦い抜けるようにしたいぞ」 |
>>リュナ#523549
リフ 「……実を言うとな。 オレの手を見てリュナがどんな顔をするか見ていた。 何も変わらないとは思わなかったぞ! こういうゴブリンは珍しくないのか?」 肩まで垂れるくせの強い赤銅色の髪の毛を、顔を振って払った。 手と同じ薄緑色の肌に人より丸く横に長い顔立ち。 縦に割れた桃色の瞳孔がはっきりとした目つきで見上げた。 それから手の上の包み紙を丁寧に開き、キャンディを口の中へ。 にっ!と笑った。 「甘いものは好きだ。うまいぞ!」 それからガスマスクと付け直した。つけている方が自然なのだ。
>>リュナ#523549
リフ 手を差し出してからは無言。 姿勢を整えた相手につられて背筋を伸ばし、 こちらからもしっかりと握った。 その後に硬い感触があって、 おや?と思ったちょうどのタイミングで教えてくれた。 「つまりこれは……差し入れというやつだな!? ありがとう、いただくぞ!」 言うが早いかヘルメットに手を掛ける。 ついでガスマスクの留め具をと外し、顔と口を露出させた。 軽食くらいならそのままでも食べられる構造のマスクだが、あえて。
>>リュナ#523547
リフ 「リュナの天には誰かがいるんだな。 オレたち洞窟生まれは上から見えづらいかもしれないが、 もし機会があればよろしく言ってくれ!」 神、またはそれに類するものを持たない種族だった。 そういう文化や価値観を持つ人もいる、 程度のふわっとした理解である。 「仕掛ばかりが補助に向いたタイプじゃないからな! うまくいくといいと思う、もちろん模索には付き合うぞ! オレはとにかく動くことを考えていたらこうなった。 流石に最近は途中で倒れすぎている! これも模索中というやつだ」
リフ
「イエスサメ!」
>>リュナ#520781
リフ 「福音か。 オレの友達は会心と拡散を使って福音を大量に出していたな! やり方は人それぞれだが、福音は立派な支援だ。 オレはそう思う!」 それから相手が起き上がったのをガスマスク越しの目が追った。 「お?なるほど握手か。いいぞ!」 ふんっ、と腹筋だけで起き上がる。 握手のため分厚い革手袋を外すと、 やや薄緑色、ごわついた肌の手があらわになった。 そしてびっと差し出す。 ガスマスク越し、表情はたぶん見えない。
>>リュナ#520780
リフ よ、と大の字のまま片手を上げた。 ちょっとするとぱたんと手が落ちてまた大の字だ。 「偶然だ!なんだかこそばゆいな? 仕掛は本当に強力だが運が絡む!そしてよく仕組みが変わる。 仕掛のための戦いで変になってしまうより、 キッチリ捨てて自分らしくやるのはいい選択だと思うぞ!」 「逆にオレは仕掛ありきの戦い方だ。疲れる方法を選んでいる! だから茶がうまく湧かないグロウが仕掛からないととまるで動けない!!」
>>リフ#519845
リフ 「今回の場合、ヴァンパイアはそもそも攻撃頻度が低いな。 それにアルノがサマーソルトで攻撃を引き受けている! そしてリュナは後列かつ攻撃をしない戦い方だ。 仕掛けが上手くいってもその次が問題ということだな!」
>>リュナ#519699
リフ 「お。やってるな!」 これは何か呼ばれた気がして通りすがったゴブリン。 突っ伏した横へ大の字になった。過労SP切れである。 「何が違うかと言われれば仕掛けたスキルの発動条件だろうな! 味仕掛:攻撃命中時は 攻撃を当てる味方に仕掛けなけりゃ意味がない! 味仕掛:被攻撃命中時は 攻撃を受ける味方に仕掛けなけりゃ意味がない!」 |
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