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>>ノエ#510665
ゼノヴィア それから、彼は小さな花火を打ち上げる。 間近で爆ぜるそれを映した水面に映るきらきらは、 爛々と輝く満天の星空のようだった。 「うん――楽しいよ。とっても。 この景色も。ノエと一緒に特等席で見る、お祭りの花火も。 でも、今日の一番は、この花火かなあ」 祭り灯りを映す水鏡。地上に広がる綺羅星の空。 花火エモート。それは向こうで高く打ち上がり空を彩るような、 何尺もある大きな花火では決して描くことの出来ない模様。 あなたが見せてくれた、あなただから見ることの出来た景色。 「大好きよ、ノエ」
>>ノエ#510664
ゼノヴィア ノエの心を、その胸中を、少女は知らない。知り得ない。 それでも、腕の中できゅっと小さくなったあなたが、 目一杯の喜びを表現するその様は―― なんだか、自分も嬉しくなってしまって。 「わ!……ふふっ、もう、ノエったら」 膝を飛び降りる元気さに、思わず笑みを零して。
>>ゼノヴィア#509529
ゼノヴィア 「ふふ――今日はなんだか、いつもより甘えん坊さんだ」 それに、何故だか。こうした“偶然”の数々が、本当に―― ノエというひとりの存在が生きているのだと、肯定してくれているから。 「よしよし、いい子、いい子」 あなたが初めてみせる所作は、ログイン前のパッチノートの 何処にも書いてはいなかったもの。イースターラビという種が 本来行う筈がないエモート。ならばそれは、バグか、あるいは。 ――けれど。そんなことはどうだっていいのだ。 結局のところ、ゼノヴィアにとってのノエは、 替えの効かないたったひとりの家族なのだから。
>>ノエ#509501
ゼノヴィア 「私もだよ、ノエ」 腕の中のあなたを、そっと撫ぜる。 あなたの言葉に、同じだけの愛情を込めた表情エモートと言葉で返す。 たとえそれがシステムに生成されたランダムメッセージに過ぎないものだとしても、ゼノヴィアがそれを軽んじる事はない。 少女・・が生きている世界は、あなたと居るこの世界なのだから。
>>ノエ#509459
ゼノヴィア 「――うん。そうだね、此処で休もっか!」 跳ねたあなたを両手でしっかりと抱え上げ、 そのまま自分の膝に乗せるようにして段差に座り込む。 「ありがとうね、ノエ。こんな素敵な場所を教えてくれて」 そうして、ぎゅ、と少しだけ抱く力を強めた。 ふさふさとした毛並みと、ぽよぽよとした弾力が心地よい。
>>ゼノヴィア#509430
ゼノヴィア 「あ――」 そうして辿り着いたその場所は、やはり彼女の知らない場所で。 喧騒を離れたその場所は、まるで物語のワンシーンを切り取ったような静謐と絢爛に満ち溢れていた。 「綺麗……」
>>ノエ#509389
ゼノヴィア 自由気ままに進む彼の後ろを、 歩くような速さで「走る」を「歩く」へ切り替えて追従する。 ゼノヴィアは冒険の合間のこの時間がたまらなく愛おしい。 亡国の復興という重荷を隣へ下ろし、一息をついて、 あっちへいったり、こっちへいったり。 無邪気に世界を生きるあなたの歩みを見守る、この時間が。 「ノエは、今日はどこに連れて行ってくれるのかな~?」 これまでの冒険でも、そんな目的の無い散策が、 行ったことのない場所、見た事のない景色へ誘ってくれることもあった。
>>アル#216957
ゼノヴィア 「――巨大なイカ!? 夏って感じでとっても楽しみ! フェリオくんと二人で無事に捕まえられたら、 きっと食べさせてね! 巨大って言うくらいだから、 他の騎士のみんなにも振る舞えるかなあ?」 などとはしゃいでいたが。 「四足歩行の??????」 途端に疑問符でいっぱいになった。 「うん、楽しみに――楽しみにしてはいるんだけどね。 楽しみにしてはいるんだけど、それはそれとして、 本当にイカかどうかの興味の方が強くなってきたかも」
>>エーヴェルト#215768
ゼノヴィア 「私もね、美味しい紅茶を淹れるのはまだまだ勉強中なんだ。 ――でも、今日は美味しく出来てよかったよ」 うんうんと頷きながら、穏やかなティータイムを満喫する。 「それに、誰かと一緒に囲む食卓って、 やっぱりご飯を更に美味しくしてくれるよね。 付き合ってくれてありがとうね、イヴ」 そう言って、改めてあなたに微笑みかけた。 |
>>エーヴェルト#215768
ゼノヴィア 「ふふ――知ってるよ。 だからこそ、そんなイヴが私の為に作ってくれたのが とっても嬉しくって、お返ししたくなっちゃったんだ」 恥じらうあなたの様子に、少女はにこにこしっぱなしだ。 「挟んだだけ、なんて謙遜だよ! イヴの気持ち、 ちゃんと籠ってて美味しかったんだから。 私も、ノエにあとでお礼を言っておかなくちゃ」 →
>>アル#214640
ゼノヴィア 「ううん、いいの。 アルの諦めずに立ち向かう姿を見て、沢山元気を貰えたから。 だから、私の分はこれで充分足りるんだ」 会話の合間にご飯9:トロロ1をぺろりと平らげながら、 少女は笑う。夏バテなんかに負けないだけのエネルギーを 先程までのあなたの奮闘から得たのだ。 「やっぱりアルは頼りになるなあ」
>>アル#214640
ゼノヴィア なんて―― なんて雄々しく、勇ましい姿なのだろうか。 まるで剣舞にも見紛うほどの流麗な動きで減りゆくトロロ。 思わず自分が食べることを忘れて息を呑んで見守ってしまった。 このまま半分以上食べてくれれば御の字―― え?6割?7割?まだ行けるの? あっあっ、もう全部行けそう。 全部行けs――ちょっとだけ残るんか~い! →
>>アル#214212
ゼノヴィア あわわ、あわわ。二人してパニックになっていたものの。 アルバートの鶴の一声にはっと正気を取り戻す。 「分かった! 今だけ刹那タイプの気持ちになるね!」 質量保存の法則に真っ向から反逆するご飯の約5倍の量のトロロ。 溢れる前に食べるという解決策は極めてプリミティヴながらも 有効なものと思われた。 「でもこれ、一人じゃ間に合わないよ! アルもそっち側から――お願い!!」 姫の切なる願いであった。
>>アル#213854
ゼノヴィア 「果たして慈愛と調理スキルの問題なのか、 もっと根本的な運のステータスの問題なのか……」 「え、私も? アルが駄目だった後だと、 なんだか自信無いなあ。……下手でも笑わないでね?」 目の前にやってきたトロロを先程のアルバートと同じ要領で ご飯目掛けて無心にすり下ろそうとする―― そのトロロ量、お米に対して51割ほど…
>>アル#213672
ゼノヴィア 「あ――アル!? どういうこと!? こんな勢いよく下ろしてる感じなのに 雀の涙くらいの量なんだけど……!?」 ゲームだからそういうこともあるのかも。 えてしてモーションと調理成果は一致しないものだもんね。
ゼノヴィア
「トロロ茶漬けだねえ」
>>エーヴェルト#193405
ゼノヴィア あなたから緊張が抜けていくのを感じ取ると、 一緒に零れた自然な笑顔に少女もまた頬を緩ませる。 「イヴの笑顔も見れちゃった。 今日はとってもいい日かも」 あなたがティーカップに口をつける番になると、 今度は少女の方の手が止まる。好みを知っているとはいえど、 実際の反応を見るまでは少し身構えてしまうのだ。 そうして、好感触な様子が見て取れれば、安堵の息をつく。 「誰かに喜んで貰おうとして用意したものって、 やっぱりちょっと緊張しちゃうね。えへへ」 |
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