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STR107MAG102AP51タイプ★覚醒

AGI0VIT85CP10星座やぎ座

DEX40MNT20運勢↑↑↑隊列前列

装備ネームノーツ「異能」



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「…………。」 ※捨身物魔アタッカー


No.1438 **

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>>アル#518882
ユル
「美味しく、食べてる、薄明の、見るので、充分」

己としてはそれで満足だが。
少女が良しとしないのなら、彼女の判断に従おう。
協力することに否やはない。

「けど……別に、厳しくも、ない。大丈夫」

これといって、無理をしているでもないから。
自身のOKとNG判定基準が緩い悪魔、特に問題ないと。

ぽふぽふ背を押されれば、目的のものが少女に見えるよう、少しだけ横にずれて。

「薄明のと、ちょっと違う、けど……可愛い、花」

少女の纏う花とは違う、小さな花々。
素朴なそれは目を引く華やかさこそないが、その青は十二分に鮮やかで。
>>アル#518882
ユル
突き放さなかった理由はふたつ。
駄目と言ったら余計に反発しそうな気がしたから。

「…………。」

逃さないようにと、掴まれた手。絡む指。
嫋やかなそれを、離し難いと思ったから。

己を捕らえ、唆すこの天使少女は。

「……やっぱり、悪い子」

指先に贈るは、賞賛の口付け証。

彼女が逃さないと言うのならば。
自分の下へ、彼女自ら堕ちてくるのならば。
もう、繋いで・・・しまってもいいのでは――なんて。過る。

捕らえたのはどちらで、捕らわれたのはどちらだろう。

>>アル#512987
ユル
「食べるの、必要ない……特に、困らない」

活動維持のための食事が不要なのもあるが。
流れ込む瘴気もので常に腹がいっぱい、みたいなところがある所為か食への興味は薄い。

「薄明のとは、また、違う、問題児? だけど……合理的では、ある」

少女との奇妙な近しさを感じる語りに、やんわりフォローを入れる形。

「そう、かも? 困るのも、ちょっとある、けど……でも、駄目じゃ、ない」

困るといっても、こちらの都合でしかない。
人々がそれを知る術はないも同然だし、わからないものを察しろというのも酷な話だ。故に選択を否定しない。

「……。……美味しいは、なさそう、だけど」

歩む先に、見えた色彩。

「綺麗は、あった」

素朴な広場の片隅。風にそよぐ青色の下へ。
>>アル#512987
ユル
「それは、きっと……誰も、望まない、結果に、なる」

数多の生と、終わりを見た。
その中で己が唆した求めた結末はどれも、細かな違いはあれど決して良いものではなかった。彼ら/彼女らにとって。自分にとっても。
ひと時の間、満たされたとしても。後に残るは温度を失った、冷たい抜け殻のみ。

特別、何かを与えているつもりはない。
ただ、奪っていない見守っているだけに過ぎない。
そう在れ悪魔と。人々に押し付けられた枠かたちに縛られながら。

「……なら、」

――まだ。

「契約正攻法、以外で。頑張るしか、ない」

あの刻。あの瞬間。垣間見た、あの熱を。
一息で呑み込んでしまうには、まだ早い。

だから、目を閉じて。
限られた時間に、焦がれないように。

>>アル#504624
ユル
「甘い、とか、苦い、とか……しょっぱい、とか。あんまり、わからない」

繊細な味ほど感じ取れない、大雑把さ。

「みんな、同じ……生きてると、いうより、存在、してるだけ、みたい。細かい、調整、気が抜けない、お人形、遊び……すごい、ストレス、溜まりそう」

完全を求めるならば、ただひとりで在るべきだろうに。
あえて苦の道程を歩む星天神とやらに、ほんのり苦笑いを浮かべる悪魔。

「私は、何も、しない。私が、止めても、勧めても、しなくても。人間ひとは、勝手に、選ぶ」

しゃり。赤を食べる。
赤色を見て好奇心に駆られて手にするも、未知を警戒して手にしないも。各々の権利自由で。
そして、それによって齎される責任結果も。彼ら/彼女らのものだ。

とりあえずの目標である、赤い領の陥落も目前。
他に手頃な領土はないかと、周囲を窺い。
>>アル#504624
ユル
「…………薄明の」

目を閉じる。呼び方が変わる。声が戻る。
冗談のつもりはなかったし、本気でもあったが。

「自分悪魔、相手に、言質を与えたらそういうの、いけない」

まだ知らない覚えていないのに、その手を取ってしまったら。
あの時、蓋をした意味がなくなってしまう。

――己が望むせかいは、酷く息苦しいものを強いるから。

「……本当に、それで、いいの?」

差し出して、成される契約。
手に入るものは、本当に欲しいもの?

貪欲で真っすぐな少女に。臆病で狡賢い自分に。
双方に向けた、問い。

>>アル#498963
ユル
「あった。甘いと、思う」

半分に割った際、蜜の部分が見えた。
偏りも特にないように思うし、少女が手にした片割れと差はなく、条件はほぼ同じ。
だから、頷いた。ちょっとずれた返答。

「……知らない、まま。平穏、だけど……変化も、ない」

良くも悪くも、同じまま。停滞は何も生まない。
それもひとつの在り方だが、可能性が閉じてしまうのはいただけない。

少女が途中、不自然に言い直した箇所には内心で首を傾げつつ。

「薄明の、なかなか、悪い子」

悪いといっても、咎めるニュアンスはまるでなく。
寧ろ、よく出来ました、という雰囲気すらある声音で。
>>アル#498963
ユル
「それを、望むなら」

己が抱える惑星せかいに在るのなら、勿論。
全てに等しく与えられるもの。――だが。

開かれた金色が、少女の燃ゆる裡熱を視る。
個でありながら、ひとつの総てほしを。薄明を捉える。

「……相応それ以上を、求める、なら。何を、差し出す?」

もっと欲しい。そう、己悪魔に求める強請るのならば。
その代価として、提示出来るものはあるのかと。問う。

ユル
「……今日は、きらきら、してる」

思わず開眼した。宝星デーかな。
ユル
「星……赤い……」

暴走星の多さにちょっとびっくり。

>>アル#487572
ユル
「美味しいの、引いて、良かった」

食に関心がない身。当然、目利きという高度な技術はなく。
天然の果樹園の環境の良さに助けられた形。

喜ぶ少女の傍ら、こちらの侵攻速度は先と変わらないマイペースなまま。

「林檎……与えたく、なかった?」

変えられてしまった林檎知恵の実。
こちらの世界で役目を負った関りがあるのは、己とは別の存在蛇だが。
彼女の世界でも同様の存在が居て。この果実も同じ、禁断とされるものだったのだろうか。
>>アル#487572
ユル
少なくとも " 普通 " ではないのだろう。
人のそれを基準にするのは、何ともおかしな話だが。
己を悪魔という枠に嵌めたのは、彼ら/彼女らだ。

「……他人事、みたい、だけど。薄明のも、同じ」

羨望の滲む声に疑問符が浮かぶ。
少女だって、もうあの惑星ほしに在るものなのに。

だから。
突くその手を掴んで、引いて。身を屈め。

「――アル」

近付いた艶やかな黒、頭上から。彼女が望む名こえを贈る。
冷ややかでありながら、相反する感情熱を籠めて。

かつて閉ざしたものが、開いてしまう前に。
掴む小さな手を、放した。

ユル
鳴かない蛇。呼吸音だけ聞こえるよ。
>>アル#472797
ユル
元気な翼があるのなら、少女が採る側に回ったほうがいい気がしなくもないが。分けるために割るのは己だから、一連を請け負っても手間はそう変わらない。
特に面倒でもない動作だ。乞われるまま、赤色に手を伸ばす。

先の柔らかな桃よりも楽に、ぱかりと林檎それを割り。

「……半分。どうぞ」

そう言って、赤の領土を女王様に献上しよう。
>>アル#472797
ユル
「…………どう、かな」

途切れた言葉の先に、緩く首を傾ける。
好ましいと思うのは間違いないが。それが崇高な思いからくるものとは、限らない。
零れた熱に反応するように。冷えた気配が覗く。

「……。薄明の、悪魔でも、きっと。やっていける」

呆れと称賛が半分半分。
その都合の良い解釈捻くれっぷりは、悪魔側こちらの領分のような気がするから。

ユル
瘴気は身近なものな悪魔。
周囲のそれを少し取り込みつつ。のんびり通常運転モード。
>>アル#430145
ユル
「すごいこと。褒めてる」

他者が中々出来ないことなのだから、当然の評価だろう。
ほんのりと笑んで、頷く。

「わからない。星の世界ここ、詳しくない。
色々、巡って……見つける。あるといい」

なかったらどうしよう。
まあまずは一通り、星たちを見て回ってからだろうか。

「色、近付いた。距離も、もう少し」

真似っこ少女にきょとんと。そんな間が空いて。
微笑ましいものを見るような雰囲気と共に、侵攻は続く。

桃の領土をぺろりと平らげて。また暫し。
目指す赤色は、もうすぐの位置へ。
>>アル#430145
ユル
「大切な、もの。そうでない、もの。色々な、感情もの」

誰かへ捧げたもの。
誰かが継いだもの。
誰かに宛てたもの。
誰かが棄てたもの。

貰った、というよりは。
単にその欠片を勝手に拾い上げただけ、だが。

「変わるもの。変わらないもの。……儚く、強い、命もの」

短い生でありながら、それ故に眩い軌跡を描くもの。
流星のような刹那の旅路に、敬意と憧憬を。

「…………。」

開かれた眼。己が髪に触れる手を見つめる。

「……縛るつもりは、ない」

先を保証が出来ないのもあるが。
生と死の繰り返しの中で、いつかを繰り返さないための・・・・・・・・・・・・・決め事。

いずれ飛び立つだろう者たちを、引き止めることのないように。
――無くした記憶の、矛盾空白に。目を伏せて。

>>アル#412882
ユル
「なるほど。ある意味、器用」

揃えないようにし続けるのも、中々の難易度だ。
相当数の試行の後、均等と呼べるだろう平均値へ収束するのか否か。――などと。
少々気になったが、この場で今すぐ実験をすることでもない。

「物作り、するなら……場所、探さないと」

万が一に備え、他者に迷惑がかからない――そんな場所を。

「…………ん。グレープ領も、おしまい」

二名での侵攻故に、紫の領土も程なく消滅。
次なる獲物、手に取った桃を半分こに。

食べ歩きという名の小さな侵略。気分はまるで魔王さま。
>>アル#412882
ユル
こちらの天の領域の住人も、融通が利かない面があった。
程度の差はわからないが案外、どこも共通するものがあるのかもしれない。

「……それは、わかる」

だから、見ている。
彼らが/彼女らが、姿を変えても。かたちを替えても。
何度も何度も何度もずっと。

聞こえなかった――聞けなかった事実は、今となってはどうすることも出来ないが。

「応えられる、限りは」

声が届く、現在いまなら。
手が届く、傍いまなら。

「応えよう」

己が何度目かの死を迎える深い眠りにつく、その時まで。



 
 
 
 
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