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STR5MAG0AP0タイプ★刹那

AGI0VIT35CP22星座おひつじ座

DEX40MNT170運勢↑↑↑隊列後列

装備ネームノーツ「無敵」

獲得給料(手渡し)

  従業員カード

  フレンドリーな四輪の唐揚げ

  ダイヤモンドを乗せた唐揚げカー



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*いらッシャいませ! 全自動回復システムHL-501でござイます*



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>>ばり子#571879
《えーる》
「*エヘヘ……約束 シます!
  ばり子サマも、ソれまで ばりばり
  がンばっテ くだサイねえ~*」

ばりばり。ばり子だけに。
雷属性みたいになっちゃったけど、まあそれはそれ。

ゲームは終わっても友情は続く。
へっぽこぽんこつボックスは、明日もあさっても
きっと元気いっぱいだ。
>>ばり子
《えーる》
「*アッ、ばり子サマー!
  ばり子サマにも、ハイっ*」

側面のフタを開いたまま、ぴゅーっと走ってきた。
連絡先を書いた名刺を、あなたにも受け取ってもらうつもりだ。

「*めあど トか、なンか いろいロ書いテあるノで!
  マたお声聞かセてクださいネっ*」
>>ユキヤ#571360
《えーる》
「*ネー*」
ねー。
よく装備してたアイテムとか、
なんとなく思い入れあったりするし。
ゲームあるあるだ。

「*エヘヘ……でショ、デしょ!
  しんきガ くれタんですヨお*」
自慢しちゃう。えーるの顔写真?付き。
もう一つのカーが置かれて、ダブルカーになった。
やったぜ。

「*きゃーっ、ウれシ!
  《えーる》ハ 眠るトか ないデスから……
  時差なンか 気にシないで、いツでも オ声掛けくダさいねっ*」
「*……!*」
「*ハイっ。ヨろしくオ願いしマース!!*」

あなたの“よろしく”に、カーたちと一緒に
嬉しそうにぽいんと跳ねた。
>>ユキヤ#569231
《えーる》
「*アーっ、ワかりマす……
 《えーる》も、拾っタの ぜーンぶ持って帰っちゃイたい
  クらいなんでスけど……*」
「*《えーる》ノ収納部に 収まル量にモ
  限リがアるのでエ……*」
「*とりアえず、こレ! コれは、絶対!持っテ帰りまスっ*」

画面のちょっと下あたりに提げた、このモールの従業員証。
ヘルシンキともだちにもらったそれを、自慢げに主張した。
いーでしょ、って表示かお。
いい感じ、なってます。

そこまで報告して、はた、とまた表情を切り替えて。

「*ア! そーダ、持って帰ルもの トいえバ……*」

パカッ。側面の収納部が開く。
そこには名刺大の紙束が何枚か。

「*《えーる》ノ めあど トカ 書いてアるやツ!
  ゆきやサマ、ヨかったら 持って帰っテ くダさいっ*」

連絡先、渡しちゃう。せっかくのご縁だからね。
>>ユキヤ#569231
《えーる》
「*でもデも、人間っテ くりーにんぐ代とカ いルカらあ……
  平気ナら……イいですケど……
  ……ありガと!*」

もちもち所在なさげに動いていたが、あなたがそう言うので
よいということにした。
変に気に病みすぎると、逆に気を遣わせてしまうものだし。
それならお礼を伝えるほうが大事かなって。
なお、やっぱり唐揚げカーはあやされている模様──

「*うふフ。そーでスねえ、ばり子サマも・ お強いデスからね*」

ちゃっかり両方を褒めつつ。
突然の沈黙には ? とちょっと高い電子音を出した。
かしげる首とか、ないから。
>>ユキヤ#568158
異文化交流?箱
「*アッアッ……ゆきやサマの袖ーーーーッッッ*」

汚しちゃった。大丈夫かな……という顔で見ている。
その間にも、タイヤをぽんよぽんよさせて
カーをあやす動きは忘れない。
ちびっこ?の応対は、時に回復システム業務でも
必要とされるので……

「*ンっ……くりあデスか?
  ハーイ! 皆サマのおかげデ、どうニかこうにカ……*」
「*てユッか、ゆきやサマにモついてキて
  もらっチゃいマしたシねっ。
  お強イから、《えーる》トっても助かっちゃイました!*」

ぽいーん。感謝を込めて飛び跳ねる箱。
唐揚げカーも当然跳ねる。あぶない。

「*ゆきやサマも、イーかんジに なリましたカ?
  持っテ帰るもの、決まリマした?
  夏休ミ前の準備期間ハ、計画的ニお持チ帰りしないト
  終業式ノ日に大っ変! でスかラね~……*」

お習字箱とか教科書とかみたいな話してる。
目の前の人は小学生ではないぞ。
>>ユキヤ#567680
《えーる》
「*そウ……? 痛い思イしたリとカ
  しょんボりにナってなイなら、よカった~。
  エヘヘ……かわいイですネっ*」

上に乗っけてもらえてうれしそう。
あやしているつもりなのか、
軽く前後にゆするみたいに自分の機体を動かした。
弟か妹(?)ができた気分なのかもしれない。
四輪の唐揚げをあやすってなんだよ。
>>ユキヤ#567680
《えーる》
「*ご心配アりがトござイまスっ。
  破損けがハないデすよー!
  汚レ……も……*」

ない、と言いかけてセンサーを自己分析モードに改めて見直してみる。
カメラとかについたわけじゃないから
すぐには気付かなかったけど……
ディスプレイ顔に唐揚げ型のキレイな油ハンコが!

「*ア゜*」
*ど、どウしよう~……汚レちゃっタ~……
  後デ 拭かなキャ……*

本人(?)表に出さないようにしているつもりだが、
全部音声出力されてる声に出てる。ぽんこつ。
さておき慰めの言葉に気を取り直し。
>>ユキヤ#567485
《えーる》
「*アッッッ*」

いっぽう唐揚げカー、食品であるので
確実に対物事故(?)である。
むなしく転げてしまったあわれな唐揚げカーを前に
ピャッと急ブレーキ。悲鳴を上げるむてきボックス。

「*ゴ、ごめンなさい……!
  横ニしちゃッて……アアー、こてんシちゃっタ……*」

製作者たるあなたに、あわあわ謎の謝罪をはじめた。
なんかタイヤを持つもの同士
勝手に親近感を感じていたもので──
横転しちゃうとめちゃくちゃ無力なんだよな。わかるよ……
軽減の防護の福音パン屋の従業員
従業員用IDカードを引っ提げて(?)
誇らしげにモールをぶいぶいしている。
従業員と書いてむてきと読みます。

>>シンキ#561672
《えーる》
「*エヘヘヘヘヘ……しんき、スキ……*」

なついた。いやもともとなついてるけど。
撫でる手のひらに自分からもすり寄せるように、
上面をうりうり動かした。
タイヤが小刻みに前後して、ピカピカの床で
きゅいきゅい音を立てている。

「*マた会いまショね!
  コれ、《えーる》の連絡先!
  めーるシてね……あの、……デキたら……
  販売戦略会議 トカ、しヨ!*」

側面の収納部がウィーンと開かれて、
連絡先の書かれた名刺っぽいカードが出てきた。
……世界隔たれてもメールってできるのかなあ。
できるといいね。

実際可能なのかはさておき──これはまあ。
この箱なりの、友情の表明あかしってやつなのだった。
>>シンキ#561554
《えーる》
「*エーッ、しんきガ 謝ルこトじゃないデすよーっ!

  《えーる》、わりトよく……ソっと眺めテタ~いとか……
  カワいいね~ 元気だネ~ とカ 言わレがチなのデえ……
  ここニ置いてモらったコトで、
  魅力は伝わっテると 思ウんですヨお……!*」

謎の自信。どこから来るんだそのビッグマウスは。

「*なンだカんダ、皆サマとわいわいデきて 満足しチャってる
  《えーる》の気持ちガ 結果ニ出ちゃったノかも……
  みんナと オ話できテ
  一緒ニお出かケ、うれしクて~……*」

全自動回復システムとは?
ほうきを床に擦らせつつ、サカサカ寄ってきて
少し距離の開いた状態であなたを見上げる。
構造上、近すぎるとなんも見えねえのだ。

「*こっちコソ、ありがト!
  おトモだちに、ナってくれて……*」
《えーる》
閉店後のモールでお掃除モード。
サカ… サカ…
《にゃーる》
「*ばり子サマの天プラ……
  あいすくりーむ天プラ カな……*」

謎の思考を巡らせている。
>>ユキヤ#539523
《えーる》
「*ふろすとぎがなっくるリリ子……*」
「*…………?*」
「*ア! ばり子サマ?*」

機械仲間?のフルネームを思い出すのにしばしの間。
タイヤのおかげで若干フロントヘビーであるのを利用して、こくこく頷いた。

「*ハイっ。
 《えーる》ハふたりト とーッテも仲ヨしでスよお!*」
「*しんきハ 顧客へノさーびすガ100点満点だシ……
  ばり子サマはオ友達が多くテすごいナ~!
  ってなルし……*」
「*優しクって強い、自慢ノお友達デっ……オワーッ*」

得意げに語っていたが、こくこくしているうちに
上面に乗っけていたカタログがずり落ちてきた。

「*ふエーん……せんさーガっ。前が見エません~……*」

ぽんこつよわい。
>>ユキヤ#539523
《えーる》
「*ワー! ありガとごザイますっ。
 《えーる》も《えーる》の名前、すキです!*」

ヘルシンキから受け取ったカタログを機体上面に\エイッ/し、こたつ布団にモソ…モソ…ともぐり込む。
布団の下を這うようにあなたの近くへ。断られないなら、ちゃっかりお隣に陣取っちゃうぞ。

「*ピープルプー……ゆきや──ゆきやサマ!
  登録イタしましタっ*」
「*手当ができナい……ってユーことハ、他のオ役目ろーる?
  じゃア、《えーる》がゴ一緒したラ
  ゆきやサマの お役ニ立てるッテことでスね!*」

捉え方がやたらに前向き。
あなたの問いかけには、またちかちかと画面を瞬かせて。
>>ユキヤ#539101
《えーる》
「*やーン、そンなに褒メたら《えーる》が
  張り切っチャいますヨお! 罪なオひと……キャッ*」

勢いで無理やり押し切ったことにも気付かずに、画面を明滅させている。ぺっかぺか。

「*アッ……そイえば、ゴ挨拶もまダでしタ!*」
「*《えーる》は《えーる》!
  全自動回復システム HL-501デスっ*」
「*ウッかリ すり傷しちゃッタ~トか……
  湿布ガほシイ~とか……
  応急処置をしナがら救急ノ到着を待ツとか!
  そーんナあれヤこレやを担当しタリ、しなカッタり……*」

しないの?
……やっぱり喋る電子レンジかも。

「*お気軽に《えーる》と呼んデやッてくだサイね~。
  おニーさンのオ名前は、なんテ仰るんデすか?*」

四角い箱電子レンジもどきが、もちもち左右に揺れている……
>>ユキヤ#538953
《えーる》
「*家電…………*」
「*…………………、*」

ユキヤの独り言をしっかり感知して聞き取って、……しばしの間。

「*つマり、《えーる》ハ 一家に一台欲しイ一品ってコトでスね!?*」

誰も言ってないが?
ディスプレイに表示された表情サインが、
ぺっかぺかの笑顔に切り替わる。

「*キャーッ、褒めラれチャッた!
  うれシーっ*」

なんか勝手に一機ひとりではしゃいで、
キュルキュルタイヤを鳴らしている。照れているらしい……
>>シンキ#538898
《えーる》
「*ヤった~! ありガと、しんきっ*」
「*あくせさり 付けルと
  てんしょん爆ageアゲ↗ デスかラね!

  ……アッ、こノげーみんぐらいとイーな~……
  執事サンるっくせっと……? ホホーウ……*」

レインボーって夢が膨らむよね。
アームパーツとかもっと役立ちそうなものがいくらでもあるのに、なんか変なのばっか見ている……
《えーる》
「*ハッ……そーデしタ!
  くつハ脱ぐのガ まなー デすよネ……*」

シャーッ……走っていって、指示された場所でタイヤを洗う。
流れてくる水の上で、前へ進む、バックする、前へ進む……
と繰り返して念入りに。

「*よおシっ。それデは、オ言葉に甘エて……エヘヘ*」

ひと通り済んだところで満足して戻ってきた。
こたつ台の上に乗っているカタログを見上げ(?)ると、
タイヤを使って、ムイムイポヨポヨ左右に跳ねて。

「*しんき~。
 《えーる》ニ かたろぐ取っテ~!*」

アームがないからって甘えている……



 
 
 
 
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