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STR0MAG22AP0タイプ★刹那

AGI22VIT0CP22星座みずがめ座

DEX88MNT222運勢↑↑↑隊列後列

装備ネームノーツ「縛りプレイ」

獲得ダイヤモンド

  スキル: 猫化

  ステータスポイントx1



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少年は猫になりたかった。


No.2565 切れ端

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>>ばぶ冷や麦#572753
ニヤ
「っ〜〜〜〜!!!
あなたと言う人は、本当に……!!!」

あなたがログアウトした先、その空間に何を叫んだって届くことはなくて。

「……無邪気で邪なあなたの行先に祝福を。」
「絶対に、忘れてなんかやるものですか」

 
現実なんかとっとと片付けて、こっちにまた来て欲しいな。
そのときはきっと。


猫は、愛玩動物であっても、狩人だから。
>>ばぶ冷や麦#572615
ニヤ
「忘れる訳ないですよ。」

当然のように返し。

「?」

素直にしゃがむ。
声が元に戻ったことは、少し安心したように、残念そうにするだろうか。
>>ばぶ冷や麦#571579
ニヤ
「……待ちます。
祈りますよ。いつまでも。」

まっすぐにあなたの瞳を見返して。

「時間が経って、僕の現実が大団円になって。」
「歯車のあなたが、人間に……あるいは、真っ白でふわふわのユニコーンになれるその日を。」


「祈り続けます。」
「そしてまた会えたら、今日までの話を、全部教えてあげるんです。」
「初めて会った日の事。お祭りのこと。正義と理想の定義。約束。全部。」
「全部忘れてしまったあなたに。」


また会った時、あなたは僕のことを忘れている。
それでも祈ることは、こんな妄想は間違いなく馬鹿げている。

でもそれでいい。
それしかできないから。
だから今は、今だけは。


「さようなら、ばぶ冷や麦さん。」
「また会う日まで!」

瞳には涙。でも口元は笑って。
>>ばぶ冷や麦#567427
ニヤ
「受け取りませんよ。」
「受け取ったら、終わっちゃうじゃないですか。」

まとまらない言葉は続く。

「僕に謝罪しなきゃって思うなら。」
「また会えるように祈りでも捧げてればいいのです。」

強い口調。突き放すように。

「……僕の人生は。
もうあなたとの思い出を取り外したら崩れてしまうんです。」

だから、

あなたもそうなってしまえばいいんだ。
>>ばぶ冷や麦#567323
ニヤ
「そのほんの少しの交差は。
それでも。
僕の、人生なんです。」

整理されていない言葉がひとかけらずつ。

「あなたがくれたものがある。」
「僕が、このインターネットから現実の方へ一歩踏み出せるように、」

ひとかけらずつ。

「謝罪は不要です。あなたはあなたの道を征く。」
「僕が勝手に寂しがって。」
「それだけ。」

零れ落ちた。
>>ばぶ冷や麦#566509
ニヤ
「あなたの、信念のため、に」
「僕を、裏切、る…」

途切れ途切れ。復唱。言われた言葉を飲み込み。

「僕は、寂しいです。」
「それだけ、言わせてください。」

目も合わせず、ぽつりと。
きっと、僕はあなたを縛れるほど
強い人じゃないから。
>>ばぶ冷や麦#564904
ニヤ
「そちらもお元気そうで何より……」

答えがないことに気づき。
いつものようにふわりと曖昧な微笑みを浮かべ。

「……それもまた選択です。
出来れば、僕のことは忘れないで欲しいです
……なんてね。」

約束しましたよね、とまでは言えなかった。
>>ばぶ冷や麦#549253
ニヤ
「ば麦さんっ!」

あなたを呼び止める。考えるより先に声が出てしまったようす。

「ゲームクリアは出来ましたか?」
ニヤ
「だいたいデバッファーやってるニヤと申します。
期間も残り短いですがよろしくお願いします。」
ニヤ
「ラッキーアクション……
そういうことなら発言してみようかな。」

>>ばぶ冷や麦
ニヤ
あなたにメールが届いた。

「新マップ解放からしばらく経ちますがいかがお過ごしでしょうか?
こちらは今さそり座を埋め切ったところです。
クリアしちゃう前に一度お話できませんか?」
ニヤ
「よっし全部踏破!!」

喜ぶ少年のマップには燦然と輝く154の数字。

「…運に自信がないのでこのAPは取っておこう。」

残AP 6
>>ばぶ冷や麦#349304
ニヤ
「ゆびきりげんまん
うそついたら針千本飲ーます」

「指切ったっ!!」

やくそく。
少し子供っぽいけど、久しぶりに誰かと本当の友達になれた気がした。

しばらく感情に浸って。
ふと下を見下ろして言った。

「そろそろ人も減ってきましたし、お開きにします?」

手に持っていた焼きイカは、とうに串だけになっていた。
>>ばぶ冷や麦#310219
ニヤ
「嘘じゃないんですよ、僕にとっては。」
もう片方の手であなたの手を包むように。

「僕の中のばぶ冷や麦さんは、ユニコーンのぬいぐるみを抱いた白くてふわふわな人で。
嘘でもifでもなく目の前に生きているんです。」

「あなたは生きている。
向こうのあなたが何を抱えていても、二人ここでお祭りを見ていたのは本当なんですよ。」

「絶対に持って帰りますよ。
いっそここで約束しましょうか。」

右手の小指を立ててあなたの方へ差し出した。
>>ばぶ冷や麦#288546
ニヤ
「形のないもの……
トーク履歴はデータですからね。きっと持って帰れます。」

「思い出。いっしょに持って帰ってくだされば光栄です。」

半分冗談っぽく。
>>ばぶ冷や麦#267940
ニヤ
「謝らなくていいですよ、こっちの問題ですから。」

「自分自身……ふふっ。持って帰れたらいいですね。」

硬めのプリン……みたいにフルフルと揺れる黒猫を想像して笑っている。

「ば麦さんも何か……
そうですね、そのぬいぐるみとか持って帰ったらいいと思いますよ。
きっと向こうでもふわふわな気分になるのを助けてくれます。」
>>ばぶ冷や麦#261356
ニヤ
「じぶんはじぶん……ですか。」

視線は微かに落ちる。

「…それで生きていければ、…羨ましいですよ。」

が、数秒前のことがなかったかのように顔を上げ、いつもの曖昧な笑顔であなたに話しかけるだろう。
「すみません、見苦しいところをお見せしましたね。」

・記憶は一貫する。
・自分は自分、らしい。
考える。考えても答えは出ず、とりあえずの表情にとりあえずの言葉で。
>>ばぶ冷や麦#261238
ニヤ
「ば麦さんが"向こう"でどれだけ汚れたのかは分かりませんが……
ここでは真っ白でふわふわ。それで十分じゃないですか?」

「汚れないために黒で塗りつぶしたのとは訳が違いますから。」

ふ、と貴女から視線を外すだろうか。
ニヤ
#共鳴倶楽部

「こんな場所があったんですね。
共鳴の人が増えれば増えるほど助かりますから、啓蒙活動は大切です。」
>>ばぶ冷や麦#239320
ニヤ
「確かにそれもエモですね……。」

あなたの隣で空を見上げながら。
向こうでは都市がまぶしすぎて二等星もよく見えなかったけど、ここではよく
見える。

「ぴゅあぴゅあって…もう少し言い方とか……」少し恥ずかしげに。

「でも、ば麦さんもそんな見た目やってるなら、もう少しぴゅあぴゅあしても良いと思いますよ。」

ニヤは、アバターには本人の願いが反映されると信じているようだ。



 
 
 
 
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