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>>ガーネット#497003
タヴィロサ 「うん。 ――行ってきます」 あなたを最後まで見送る白い影。 白い木は音もなく揺れる。 何をするでもなく、ゆっくりと。 「……いかなきゃ」 あなたがこの領域から去れば。 白き毒も、翼を広げ、ここから去るでしょう。
>>ガーネット#496356
タヴィロサ 「――うん」 「ありがとう、ガーネット。 ボク、ちゃんと……話して、みる」 「思い出を――思い出せるように」 他ならぬあなたMemoriesの言葉だ。 小さな白いひとがたは、あなたに深く礼をした。 「もう少し、頑張るよ」
>>ガーネット#496149
タヴィロサ (→) 「…………」 「話して、サクラが思い出して―― いいのかな、って。 まだ、思ってしまう。 でも、ボクのココロが楽しむためには…… ……」 しょぼ…っとした気配がします。 「……ガーネット。 もし、ボクに何かあったら。 サクラのこと、お願いしていい?」 そうならないようにはしたいんだけれど、と添えて。
>>ガーネット#496149
タヴィロサ 「……思い出……人の、友……」 あなたの言葉を、繰り返し、 その後は静かにあなたの言葉を聞く。 「ガーネットにも…… 側にいる人に、言えなかったことが、 あるんだ……?」 「……そういえば、ボク、 ガーネットの事、知らなかったな……」 身の上話は、ここにきて初めて、だ。 (→)
>>かげさん#495260
サクラ 「はい、ありがとうございます」 「――ええ、悔いだけは・・・・・。 それだけは、 残していくわけにはいきませんので」 そうして男は笑う。 ――何かを覚悟して、それでも。 「……では、また。 ヘルガさんにもよろしくお伝えください」 あなたに深く礼をし、男はどこかへと歩き出すでしょう。
>>かげさん#491869
サクラ 「…………そうですか。 それは、本当に良かった」 心の底からそう思って、微笑む。 「ありがとうございます、かげさん。 ……タヴィロサのことは、待ちます。 きっと、そのうち、戻ってくるでしょう」 「……もうすぐ旅路も終わりますが、 ヘルガさんにもまたお会いしたいですね… 悔いがないように、しないと」 そんなことを呟きました。 |
>>ガーネット#490165
タヴィロサ 「……ボクは。 ボクは、忘れようと努力してたんだ。 実際に、思い出せないようになっていた。 でも―― サクラを見るたびに。 サクラが・楽しいか、思い出さないか、 ずっと、ずっと、気にして、 ――不安に、思ってた」 「それで、今は。 もう、思い出せてしまう。 そう、思うと。 ボクは、 ……ココロの底からは、楽しめて、いないのかも」 優しさと、不安と。 一方的な思いかもしれないが、しかし確かに、 全ての事に必死に、なっているように見えるでしょう。
>>ガーネット#489812
ロスト 「…………」 「サクラ、ね。 今、ボクの願いでね、 死ぬまでの一瞬から呼び出してるの」 「ボクは、本当は、」 (→) https://soraniwa.428.st/stb/?mode=chat&list=6&room=680
>>かげさん#488900
サクラ 「あ……? あ、ああ、えっと……」 「本当の名前がタヴィロサなのは…… 知って、いました。 でも、今――しっくりきた・・・・・・、というか。 ああ、タヴィロサなんだな、って」 「……タヴィロサなんですね」 繰り返し、言うのは。 失くした記憶に引っかかるから。 「…………、かげさん。 彼は、タヴィロサは。善いもの、ですか?」 曖昧な質問だ。ごまかしてもこの男は追及しないだろう。
>>かげさん#488300
サクラ 「友情…」 はて、となる。 「友情…そうか、友情、ですね、これは」 「ああ、いえ…すみません。 僕とタヴィロサ・・・・・の関係が…友情、と呼ばれてもいいのだと なんとなく、安心しただけなのです」 球体を、ロストと呼ばなかった。 あなたはそれを、どう思っただろうか…
>>かげさん#487797
サクラ 「ええ……」 「僕に『行ってくる』だけ告げて、 いつ戻るとか…何をするんだとかは… 言わずに行ってしまったんですよね……」 やはり心配にはなっているのかも。 「はい。 せっかくここまで二人で来たので、 二人で…最後まで、楽しみたいものです」 そうして、少しだけ笑いました。
>>ガーネット#487744
ロスト (→) 「うん。 サクラ、楽しそうだった。 記憶が戻ってたら、もっといろいろ、 話してくれてたと、思う」 「…………、 だって、ねえ、だって、ガーネット」 言うのに、時間がかかる。 でも自分だけで押しとどめるには、重たくなり過ぎた。 「だって、サクラ。 思い出したら、…おもいだしたら、 ……し、んじゃう、かも、しれない……」 球体はまるで人間の様に、今にも泣き出しそうだ。
>>ガーネット#487744
ロスト 「…………、」 あなたの言葉を聞き、うんとして。 「ボク、もう分かるよ。 ボクの番号はね……ない、んだ」 「まあ、強いて言えばこの身体は―― No.1、ってことに、なるかな……」 地面から、あなたを見上げます。 (→)
>>かげさん#487540
サクラ 「どうも、サクラです。 いつもお世話になっております」 ぺこりと頭を下げます。 「ロストは―― 実は、別行動していまして。 もうすぐ星座が埋まるタイミングなんですが、 何処かに…遊びに?行ってしまって」 どうやら今は球体の位置が分かってないようだ。 |
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