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>>アウリ#519546
ブレン 「あーしはアウリの世界のイベントは分からないけど、 異なるイベントがあればその時に分かるんだろうな…… ああ、また会おうな、アウリ。」 暫しの幸せな時間も終わりがやってくる。 二人で過ごしたコテージに別れを告げて、笑顔で手を振る 貴女を見送ってから自分も離れていく。 「あーしも頑張らないとな」 自分も頑張ろう、と気合を入れ直すのだった。
>>アウリ#519544
ブレン 「ああ、きっと色々遊べるさ。 冬になれば確かに年越しに初詣……はあるは分からないが、 『学園都市』の生活は結構刺激的なイベントが多いからな」 『学園都市』の生活は裏社会の生活である。 故に表社会とはまた違う時間や生活様式が流れているが、 それを感じれるのはもう少し先の話なのだろう。 「此方こそ、アウリと一緒に過ごす時間は楽しくて良いものだ。 あーしの方からも、ありがとう、だな」 コテージの状態を戻してからお別れのハグ。 ぎゅっと抱き着いた貴女を抱き留めながら、額同士をくっつけあった。
>>アウリ#519542
ブレン 「こういうのは無限に眺めていられるから、どうしてもな。 焚火を見ていると心が落ち着くのと同じように……。」 人が焚火の映像とかを見てリラックスできるのと 同じような心理……らしい。 季節の移り変わりがゲームの中でも感じられる中で、 新しい季節への想いは募るばかりである。 「よし、花火楽しかったな……!秋が来ても、あーしと アウリで色々と過ごせるだろうし、心配ないな。 それに先に話した、住む事になる場所の整理もしなきゃだし」 訪れる秋の先は、寒風吹き飛ぶ冬である。 それまでに色々としなければならない――。
>>アウリ#519539
ブレン 「短く儚い花火だったが、美しいものだったな。 最後までしっかり燃え尽きてくれたからよしとしよう」 役目を終えた花火は片付けられる運命にある。 ひと時の瞬きを見せた線香花火の色は、綺麗だった。 風除けとなって守れただけ良かったと考えている。 「もっと量があったらどれだけ長く持たせるか、 火を点けて試し始めるところだったな。 そうなるとあーし止まらないから、これで良かった」 ……凝り始める気質はやはり彫金師だった名残だろう。 もう線香花火がないのは分かっているようで、頷いていた。 「夏の終わりの花火、短く儚く、しかし輝いていた。 ……これから迫りくるのは秋か……」 涼し目の、爽やかな風が二人の間を通り抜けていく。
>>アウリ#519535
ブレン 「あ!」 ブレンの線香花火は20秒と持たず、落ちてしまった。 ちょっと風除けが足りなかったようだ。 「う~ん、難しいな。 アウリのはよく保っているようで何より」 花火は久々だと言ったのは間違いではないようだ。 ちょっぴり残念そうにしながら、残った花火をバケツに 入れていた。
>>アウリ#519535
ブレン 「はは、打ち上げ花火も水平に撃てば大砲と変わらんしな。 空に打ち上げて花火と成る訳だから――ちゃんと指導はする ……まあ、銃を扱うのと魔法を扱うのとでは反動の 制御とかもちょっと違うんだけれど……。」 責任重大かもしれない。 「よし、来い……いい感じに保ってくれるといいんだが。 こればっかりは風向きの運も関わってきそうだ……」 こちらもロウソクにそっと近付け、ぱちぱちと火花を立たせる。 どれだけ保ってくれるかは、時の運次第だろうか。 保った時間:【 1d100 : 19 】秒 ▼
>>アウリ#519531
ブレン 「お、それは楽しみだ……ちゃんと練習させないとな! 美しい魔法の光もまた、花火足り得るだろうし」 今は楽しんだもの勝ちだ。思い出に浸るのも良いけれど、 創る事も忘れてはいけない……。 「風に当らない場所で固定する、か。 ちょっと難しそうだが、やってみよう」 線香花火を1つ受け取れば、どうすれば風が 当らないかどうかを考え始めている。 出来得る限り自分を風除けとしながら、ここだ! という場所で位置を固定する準備をした。 後は火を点けるだけだ……。
>>アウリ#519527
ブレン 「昔の工場も煙は凄かったが、今も変わらないしな。 排気量を考えれば昔の方がまだ澄んでいた……。 時代が進むにつれて、空も心の色も複雑になってしまった」 戦争の砲火に身を晒した想い出は、火薬の匂いで 鮮明にとはいかなくても思い起こされる。 その時の空は酷く濁っていたのも、覚えている。 「ああ、そうしよう。一緒に準備して、見よう。 打ち上げ花火そのものを見つけるのは大変だけれども 魔術弾で花火が出来てもいいかもしれないな…………」 燃え尽きた花火はバケツの水へ。じゅっと音を立てて煙を上げ、 そして役目を終えた花火が残る。 「……残るは線香花火かな?あれ最後まで落とさずにやるの 大変だと聞いていて、中々難しいものだと……」 線香花火が残っているから、後はそれで遊ぶだけだろうか。
>>アウリ#519506
ブレン 「今も昔も、打ち上げ花火は変わらないよ。 ただ、空の色は昔の方が綺麗だったかもなあ」 昔の方が空気が澄んでいた……のかもしれない。 夏祭りの熱気と喧騒が思い出されるようで、花火を見つめた。 火薬の匂いが色々な思い出を想起させる。 「……こういう火薬とかも、遊びに使う分にはいいんだよな。 今じゃあ戦いとかに使われる事の方が多いんだから…… それでも……打ち上げ花火とかはまた見たい。 『学園都市』に戻ったら工面してみようかな」 小さな一瞬の輝きを目に焼き付けていれば、空に瞬く大きな 炎の輝きも見たく思ってしまうのは、夏の残り香だろうか。
>>アウリ#519489
ブレン 「最後に遊んだのは……う~ん、何時だったかなあ。 少なくとも、戦争の火花を見た後だと記憶にはないかも」 パチパチと音を立てて弾ける火花を眺めながら、自分も 火を点ける。少ししてから音をこちらも立てて花火が 弾け始め、ゆっくりと円を描く様に手持ち花火を動かす。 「ただ、今も昔もそんなに形は変わらなかった、かな。 昔のはもっと大きいものがメインだったが……。」 所謂打ち上げ花火のようなものが主軸だったという。 花火大会などがそれに該当するだろう。 |
>>アウリ#519458
ブレン 「お、スパーク花火もあったか。よしよし…… じゃあそれからやろう」 手持ち花火(スパーク)を受け取り、外へ出る。 バケツも用意されてるのを確認し、火がコテージ等に 移らないように距離も取ってから準備を済ませた。 「花火も久々だな……というかあーし、久々のもの多くない? よいしょ、火は点けちゃっていいか?」 風除けを立てたロウソクを用意して、火を点けておく。 後は花火を近付ければ遊べるだろう。
>>アウリ#519436
ブレン 「ああ、花火で遊ぼう。楽しみにしてたと思うしさ。 それに、そろそろ夏も終わっちまう――秋が来るしな。 今を逃したら、次いつ花火出来るかも分からないから……」 よし、と頭を一通り撫でまわしてから肩を叩いた。 花火をして遊ぼうという合図。 「何があったっけか……線香花火だっけ? コテージの外でしっとりと遊ぼうじゃないか」 線香花火だった記憶があるが、うろ覚えである。
>>アウリ#519392
ブレン 「ん、起きているな……って思ったが溶けてるな…… まだ花火やれてないけれど、如何するよ。 歩いて一緒に帰るのもいいが――」 爽やかな空気を入れて換気しつつ、ベッドに腰かけて アウリの頭を撫でながら訊いてみる。 静かな時間を一緒に過ごしつつ、今後の予定も建てたいところ。
>>アウリ#518161
ブレン 「ああ、あっという間で……、」 頬に触れる感触に思わず言葉を吞んでしまった。 そのまま呆気に取られたまま、そのまま横にズレて抱き合う形で 寝転んでみるなどしてみる。 「……いやあ、うん。こちらこそ、だな。 もうこんな時間だもんな、おやすみ、アウリ」 朝日が昇ってもおかしくはない時間だった。 そのままこちらも目を閉じて、眠りに落ちるのを待つ…… …… … 幸せな時間を過ごすのだから、眠りに落ちるのも幸せのまま。 目を閉じれば貴女と抱き合ったまましっかりと眠りに落ちた…。
>>アウリ#518150
ブレン 「まあ……何方かと言えば生徒達ではなく、 部隊の後方支援だけど……ああ、その内話そう」 そのまま頭を撫でながら、頬に触れる手に擦り寄る。 「シンプルなのが一番奥深いんだ、なんだかんだで。 分かり易いからこそ……楽しいんだよな。 花火も満喫したい所だな。……まあこの景色も良いけど」 幸せでいっぱいの貴女を見ているこの景色は良いものだ。 ……良いけれど、花火だけはできそうにない。
>>アウリ#518142
ブレン 「ああ、沢山……ってワケでもないが、結構いる。 全部を知るのは流石に難しいっていうか、あーしでも 無理な所はあったからな……教えられる怪異は教えるよ」 「いいんだ。あーしがしたいんだから。 ほーら、捕まえた!今日はあーし成分たっぷりめに ……時間空いちゃった埋め合わせも兼ねての頭撫でだぞ」 おいでの構えになれば覆い被さるように捕まえてしまう。 勿論抱き着いているような体制なのだが、手は頭に添えて わしゃわしゃと優しく撫でていた。 「カード……世の中じゃあトレーディングカードゲーム? だっけか。そういうのもあるんだよな。 あーしはそういうの苦手だから触らなかったけど…… トランプぐらいがやっぱりちょうど良いんだよな」 トランプを触って思ったことを呟きながら、 頭を撫で回す甘やかしタイムに突入していた……。
>>アウリ#518137
ブレン 「物語みたいなお話が、あーしのとこじゃあ現実になってる。 ……ま、都市伝説だの怪異だのも闊歩しているし、 危険な場所でもあるんだけれども……。」 「はは、今回は運が良かったようだ。 アウリに勝てて良かった……のか?そうだな…… 何を望もうかなあ……」 「アウリの頭を撫で回す[3]のはどうだ? ……パッと思いついたのがそれぐらいしかなかった」 ベッドに倒れた貴女を眺めている。それと同時に 使ったカードを纏めて近くのテーブルに置いておいた。
>>アウリ#518133
ブレン 「まあ、表向きには『最先端の学術研究都市』だから色々と 詳細は伏せられているんだけどな。普通の人は知らない事で 要は、裏社会の楽園でドンパチ起きてるようなモン」 「……参ったな、あーしそれ応えなきゃダメなん? 負けたくないな―――――」 残ったのはスペードとジョーカーだけである。 残った2枚の内、引いたのは……。 スペード[2]だった。 【中身】 ハート/ダイヤ/スペード/クラブ/ジョーカー
>>アウリ#518129
ブレン 「まあ……なんだ、学生達が暴動を起こしててね。 定期的に起こる学生達のストライキみたいなもので、 それが都市全体に波及して大規模な運動になっていて… 要するに『狂った環境』になってるワケだ。 そこに住むことになるから混沌は避けられないし、 学生達とドンパチやり合うかもしれない。 まあ、それ込みで『組織』で鍛えたり食い扶持が 与えられるってとこなんだけども……」 廃墟である理由がまあまあヤバそうであった。 「よし、じゃあ……まあ、勝利したら何かお願いを言える それでいいかもな。さ、引くぞ」 残った4枚の内、1枚のカードを選んで引いた。 ダイヤ[4]だった。 【中身】 ハート/ダイヤ/スペード/クラブ/ジョーカー |
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