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STR10MAG5AP37タイプ★守護

AGI0VIT204CP33星座てんびん座

DEX0MNT55運勢↑↑↑隊列後列

装備ネームノーツ「愛情」



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「さようなら、星空。」ヒラタン


No.352 再来
No.1750 不安
No.2949 「焦」
No.2962 エラー

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>>ニュート#513091

あなたが去って、音が消えた空間。
きっと何度か、小さなノイズがチラついた。

何かを再現しようとしているかのように。
一瞬、何かを模ったけど。

それが輪郭を得ることはなく、

再びあたりは静寂に包まれた。
>>ニュート#512988

そして、アバターレッジは消えてしまっただろう。


チカチカと、まだ、ノイズがそこに残っている。
>>ニュート#512988
レッジ
「うん、」

ノイズに変わっていく景色が、気付けば自分と重なっていて。

「待ってる」

"消す"すべを持ったあなたと出会ったのも、もしかしたら運命だったのかもしれない、なんて。
そんなのエゴでしかないけど。

「…ずっと」

友達の手により世界から消える。

だけど違うのは、自分にはこの先があるということ。
次に会えたら伝えたい。

ごめんなさいと、ありがとうを。

>>ニュート#512193
レッジ
「……ごめん」

消えそうな声でそう告げる。

「声を掛けてくれたのに。
友達になってくれたのに。
でも、始めからこうするつもりだったんだ」

ネックレスが見つからなかったことは悔やまれるけど。

「ありがとう、友達になってくれて」

"もしログインができなくなっても、ずっと友達でいてほしい"

そんなことを内心で願って。


【ダイスを振る場合、偶数なら"消える"、奇数なら"消えない"】
【振らずに決めても構いません】
>>ニュート#511947
レッジ
「…守れる保証のねぇ約束なんてできねぇよ」

だって、嘘つきになってしまうから。
友達に嘘なんてつきたくない。

「…でも、」

あなたを見つめる目は、酷く怯えた色をしていた。

「また会いたいっていう気持ちに嘘はない。
現実でも願ってる。このゲームじゃなくても、いつかどこかで会えたらいいって。
…それを信じてもらうのは…駄目か?」

自分勝手。自分勝手。
あなたにもらったお土産の数々が、脳裏に浮かぶ。
>>ニュート#510611
レッジ
「…俺だって…、
俺だって、せっかく友達になれたのに、失いたくなんかねぇけど…」

そんなことを言う権利なんて。

「…試してぇんだ。このアバターが消えた時どうなるか」

他の姿になれるのか。
それとも、すぐさま強制ログアウトでもさせられるのか。
どちらにしても、このアバター今の自分が死ぬことには変わりない。

遅かれ早かれ二度と会えなくなる。
そんなことをあなたにさせるのは、酷だ。
>>ニュート#510427
レッジ
「…ニュートに探すの手伝ってもらってたネックレス。
あれをくれた人は星空が好きだった。
だから俺も星空が好きだった。
でもその人は亡くなって…直後にこのゲームに導かれて。
最初は星に焦がれて現実逃避したり、してたけど…」

甘えてしまう。期待してしまう。
もしもが叶えられるゲームの世界にいては。

「何の意味もねぇって、やっと分かった。
だから消してほしい消えたい。
…その人を殺したのは、俺だから」
>>ニュート#510427
レッジ
ああ、誤魔化せないな。
人はこんなにも他人をよく見てる。
いや分からない、相手ももしかしたら現実では人じゃないかもしれないし。

だからこれは、やっぱり自身の未熟さだ。

「もう二度と、この星空が見られないようにしたい」

そう告げてから、ひと呼吸。
>>ニュート#510293
レッジ
「言い方を変えるなら…このアバターを消してほしい」

その手段がどういうものか、そもそも可能なのか。
自分はあまりにも無知だけど、あなたなら方法が思いつくかもしれない。

「結構、好きにアバター変えてる奴がいるけど。
俺はこの姿しか無理だった。
あんま現実の話とかしない方がいいのかもしれねぇけど…。
このアバターって、現実の俺の姿がそのままで。
でも本当はもうひとつ、なりたい姿があった」

だから消して欲しい、自分以外の誰かの手で。

そう、嘘は言ってない。

「…ごめん、変なこと言って」
>>ニュート#510100
レッジ
「ともだち…か。」

小さく呟いて、視線を下げる。
そう思ってくれているのに、心配をしてくれているのに。
ああ、俺は。

「あのさ…、」

無意識に、自身のジャケットを握る。

「殺してくれないか、俺を」

>>ニュート#509999
レッジ
「ああ…やっぱり慣れねぇ。ごめん、いつも」

相手からの返事を眺めて言葉を返す。
元々明るい声音ではないが、今はいつもより覇気がないかもしれない。

「あの…前にさ、試したいことあるって言っただろ。
それ、やってみたくて。一人じゃできねぇから…手伝ってほしい。」
>>ニュート#509935
レッジ
「いや、俺が行く」

そう返信をして、数分。
あなたの前に男が現れる気配はないだろう。
ややあって、

「…やっぱ来て」

もし絵文字が送れたなら、泣いた顔でもついていただろう。
>>ニュート
レッジ
不意にあなたに届くチャット。
端的に書かれた、少ない文章。

「星、全部回った。やっぱり見つからなかった」

それから少し遅れて、

「今、時間ある?」
>>ニュート#389066
レッジ
差し出された手に一瞬戸惑う。
でも、しっかりと握り返すだろう。
咄嗟に指切りができるほど、まだ様々に慣れてはいないけれど。

「そのためにも踏破しねぇと。…ひとつ残らず。
スキルもそろそろ考え直さねぇとな…」

マップを開けば新しい星が輝いて見える。
本物の星空なら無数の光だけれど、目の前にあるのは線で辿れる、有限の光。

手を離して、向き直る。

「行くわ、そろそろ。ニュートも…楽しんで。
また、連絡する。」
>>ニュート#344660
レッジ
「……そういうもんかな」

見つかる気配のないネックレス。
いや、もしかしたら本当に見つからないのかも。
そう思うと、余裕なんてできるのだろうか、少し不安にはなるけれど。

「まあ、目標にはしてみる。…色々と」

きっと、ゲーム内だけに留まるような話ではないから。

「探し物…見つかっても、見つからなくても…ゲームが終わる前に試したいことあるから。
その時、もしニュートに時間があったら…付き合って。」


(こちらこそ遅くなりすみませんー!)
>>ニュート#239543
レッジ
「………、」

サメの頭を、無意識に撫でる。

「ニュートは優しいんだな。
自分のことばっかで、そういうのなんにも考えてなかった。
……もっと思いやりとか…気遣いとか、できたらいいんだけどな」

バツが悪そうに視線を下げる。
お土産が嬉しかったからこそ、何も返せない自分が歯痒くて。
このゲームの世界で何ができるか、まだよく分からない。
>>ニュート#224681
レッジ
「そうなのか。
…まあ、探し物するにはどちらにせよ俺も、全部の星を渡る必要はあるんだけど」

元よりそのつもり。
それから相手が差し出す「お土産」に、パチクリとまばたき。
少しの間固まってから、受け取った。

「あ…、ありがとう。こういうのも売ってんだ…、マジで知らなかった。
ていうか、コレは…?」

不思議そうに示すのは、サメのぬいぐるみである。
>>ニュート#220409
レッジ
「遅れ…とか、全然わかんねぇな。
見たことねぇスキルとかタイプつけてる奴は最近見かけるけど…。
まあ俺も、それなりに。」

楽しいかと言われたら少し違う気もするが、不満はない。
ただ相変わらず探し物が見つからないだけで。

「…祭り……?」

そして相手の言葉を反復した。その存在すら知らなかったようだ。
>>ニュート#215763
レッジ
「うわっ!」

突然現れた白黒に、つい大声をあげてしまう。
一呼吸置いてから、こんなこともできるのか…と小さく呟いた。

「…なんつーか、その……ひ、久しぶり…?
えっと………楽しんでるか?」

こういう時にかける言葉が分からないので、ぎこちなく喋る結果となった。
>>ニュート#202318
レッジ
本当に探してくれてたのか、と。
世の中には社交辞令というものがあるから、そういう可能性も考えていた。
相手に失礼だったかもしれないと内省する。

「ありがとう、探してくれて」

それを送ってから、もうひとつの返事。

「来るのは、いいけど」

マップの位置情報でも送ればよいのだろうか。
こうしている間にも周辺のチャットが流れていて、自分の交流の少なさが浮き彫りになる気がする。



 
 
 
 
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