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>>MAO#560868
ハルロ
「僕もおすすめのやつ持って行きます」

でも無理はせずに、と言おうとしたところで
彼の目線が少しまっすぐなものに変わったのを感じ
こちらも表情がほのか和らいだ。

もう大丈夫、とはまだ言えないかもしれないが
その僅かな変化が嬉しかった。

「食べ物なら面白いの売ってるところ見かけましたよ。寄ってみましょうか」

雑談混じりに歩き出す。
コンビニで好きなものある?とか、そんななんでもない話を。
仮初の体と世界で、まるで普通の日常のようなやりとり。
そうしてふたり、その場をゆっくりと後にした。
>>MAO#560770
ハルロ
「住所遠くてもまぁ多分大丈夫かと?
異世界なんかよりずっと近くですからね。
配信で聴いてもらうのも良いけど、会えると嬉しいな…」

強引だったかもしれないが、その様子にはホッとした。
この事態を人に打ち明けるのだって勇気が必要だっただろうから。

「僕の方も色々あったので、話聞いてください…」

あなたにしか話せないような情けない話がちょっとあって。
でもそれはまた今度。話題は多い方がいいから。

「ちょっと寄り道しながら帰りましょうか」

気晴らしになるかなと。
話を終えつつ、そんな提案
>>MAO#560344
ハルロ
「どうも、ありがとうございます」

実はちょっと『知らないSNSだ』なんて言われたらどうしようかと思っていた。
良く似た違う世界の人もいるだろうから。

フォロワーの数には少し意外さを感じた。
これだけよく出来たアバターを作るなら、その道のファンや繋がりがあるのかと。
こちらは仕事柄か趣味か、フォロー数の方がやたら多いタイプ。

「連絡はステラコードでもコチラでもお好きな方で」

彼女が気に入ってくれたあの曲が、彼にどう響くのか
頭の片隅で心配と期待を浮かばせつつ、スマホを仕舞った。
>>MAO#559432
ハルロ
「わかりました」

消沈していた彼が、一つ進むための欲を見せてくれた事には、ほんの少しの安堵。
ではせっかくなら、と。
端末からそちらに招待状のようなもの。
ステラコードではない、一般的な有名SNSのアカウント。

「ステラボード、みんながクリアになったあとはどうなるかわからないし…。もしこれからも友達でいてくれたら、嬉しいので…よかったら」

ここが無くなる可能性が無いわけではない。
ピアノを聞く前にお互い離れてしまったら元も子もないので。

それと同時に、"君と同じ世界に存在している"という証明になるかも、と思って。

「いつでも呼んでくださいね。練習しときますので」
>>MAO#558986
ハルロ
「でも、それだってやるかどうかは自由です…」
「僕としては…あまり無理にしないで欲しいですけどね」

できる事があるとするなら……と言う話に過ぎない。
今の彼にはこれ以上負っては欲しく無いもの。

「それならいいのですが…」

膝を抱え、黙り込む青年の隣
何か自分にできることはないか考える。

しばらく考えて。

「……ね、MAOさん」
「今日じゃ無くていつでも良いのですが、
僕が弾いたピアノ聞いてみます?
みいさんが喜んでくれた曲……
うーん……辛くなっちゃいますかね」

ほんの少しだけ彼女を知るヒントになるかもしれない。
が、それを知ったところで仕方ないのもわかる。
故に、伺いを。
>>MAO#558736
ハルロ
「彼女を思い出したり、悲しんであげるのも君にしかできない事だと思うんです」

その記憶を寂しさと共に生きて未来へ運ぶのも、想いを持っていた君ができる事、だけど。
時間は残酷なくらい忘れさせてくれるが、
今の痛みはひとつとて取り除けないのもまた事実。

「でも、もしそれだけじゃ不安なら…そうですね……
これは嫌になったらやめても良いことなのですが」
「独りにならないよう行動してみてください」

「例えば…僕に連絡してくれたのはとても良かったと思います。
僕が頼れる人かは話が別なんですが……」

言われずとも出来ていた事だから、あえて言うのも忍びないが。
>>MAO#558318
ハルロ
「僕の演奏、そんなに上手くないのに楽しそうにしてくれて…嬉しかったな」

これから知るはずだったであろう、あれこれ。
それすら叶わず、終わってしまったのかと。
けれど、彼は終わっていない。終われないのだ。

当然死んでも良いなんて言うわけもなく
しかし生きろと言うには少し酷な場面。
厳しく突き放す度胸もこちらには無い。
と、なれば。

「……どうするか考えるのは…後にしましょう」
「悲しい時は、悲しいままでいて良いんですよ。
彼女が好きだったなら、悲しむ時間はいっぱい必要ですから」

苦しい時に無理に動くと、壊れて2度と戻らなくなる。
そんな気がするから、そう言うしか無い気がした。
涙を止めるには、たくさん泣くしかないのだ。
>>MAO#557201
ハルロ
「その子なら会ったことありますね、きっと」
「ずっと前にタイムラインでピアノ練習の配信をしていたら聞いてくれてて…」

子猫のように無邪気で儚げな子、そんな印象。
その時は人外だとか異世界だとか信じ難くて
大して気に留めてなかったが、今思えば。

「…そっか…」

あの子はもういないのか、なんて。
その頷きには目を伏せて。

「…まだ思う事は多いかもしれませんが、僕はMAOさんの事も心配です…
難しいかもしれませんが、思い詰め過ぎないでくださいね…」
>>MAO#557038
ハルロ
こちらも器用な性格ではないため、
ただ余計なことを言わないよう気をつけながら
背中に手をやって宥めるようなことしかできず。

「どうしたら良かったんでしょう…」

彼女の気持ちを知りたいが、もういないわけで。
でも、何か推測はできないだろうか?

「みいさんと言いましたか、その子…
なんとなく…違ったらすみませんが
『みい』って鳴くように話す子でしたか?」

「もしそうなら、僕も会ったことがあるかも…」
>>MAO#556866
ハルロ
「それで願った結果、その子は消えてしまったと…」
「そういう思いでそうなったのなら、
自分のせいでないにしろ、確かに気負ってしまいますね…」

彼は何も知らずにこうなったのだろうし、自分の選択にも後悔しているのだろう。
故にこうして納得できないまま落ち込んでるのは、いくらか理解した。
彼女が彼に詳しく説明しなかったのも"あえて"なのかもしれない。
それらを把握しているわけではない自分には誰にも何も言えない。けれど。

「………でも、MAOさんが今日声かけてくれて…
また会えてよかったです…。
もし君まで消えちゃったら…悲しいですから」

「僕を呼んでくれて、ありがとうございますね」

>>MAO#556672
ハルロ
「みいさん……」「もしかして…」
「え、じゃあ…クリアしてないなら…本当に…」

ひとまず、彼女に再び会う術が途絶えてしまった事は察した。
それ以上聞こうにも、本人がまず困惑しているように見えた。
下手に問い詰めるのもよくないだろうと、一旦待つ。
しかし、次の言葉には流石に。

「…へ?え?……じさ…死のうとしたんですか!?」
「死ねばその願いが叶うような状況があったんですか…?
でも、だからって………!」

こちらから見ても、あんまりにも唐突な話と状況。
自分が慌てては仕方ない。一息置いてからまた話し始める。

「でも、そうじゃなくなったんですね…」
「MAOさんはどこもおかしくないですか?大丈夫ですか…?」
>>MAO#556642
ハルロ
とりあえず適当な所に座り、そちらにも座るように促す。
表情をジロジロ見ないようにはしたが、やや覗き込むような距離で。

「………きえ、た…?…どこにもいないんですね?」

ここまで憔悴するのなら本当に確実に消えてしまったのだろう。
どう言葉をかけて良いものか悩みつつ、まずは状況を整理しようと。

「それだけ聞いた分だと、
少なくとも、殺したようには思えません…
その人は願いを叶えたくて…MAOさんも一緒に願っただけ…なんですね?」

余程大事に想ってる人だったのか、そんな様子に感じた。
話せば落ち着くと信じて、少しずつ聞く事にする。
>>MAO#556556
ハルロ
返事を見ればすぐにでも向かうだろう。
文章からもわかるほどに動揺している者に来させるわけにはいかない。

しばらくして、指定された座標の元を訪れる。

「MAOさん、ご無沙汰してます…」
「……その……何があったか、聞いても?」
「…ゆっくりでいいので」

「壊してしまった…とは…」

ゆっくりでいいとは言ったものの、やはりその言葉が気になった。だれを、どうして、そのようになったのか。
>>MAO#556523
ハルロ
文の様子からあまり冷静でないことを察する。
けれど、綴られた内容はあまりにも信じがたく。

「え、」

「人じゃない…といいますとこのステラボードの中での話でしょうか?」
「大丈夫ですか?ひとまず落ち着いてくださいね…お話聞きますので」

「一旦直接会いませんか?」
「久々に会いたいし、心配なので…そちらがよければ…ですが」

それとも文章の方が落ち着いて話せるものだろうか。
こればかりは人によるため、そこはうかがっておく。
>>MAO#556418
ハルロ
某日、様々な用事を済ませて一安心していたさなか。
ふと見れば、見知ったアカウントの名前がメッセージ欄に浮かんでいる。
突然どうしたのかな、と思いつつまずは「いいですよ」と返信するだろう。

「MAOさん?お久しぶりです」
「お話いいですよ。どうされました?」
ハルロ
景色を見つつ、過去のログを見ている

「久々にのんびりしてるなー…」
---
こうして彼女からの言葉は得られた。
あとはゲームの結末を待つほかなく。

しかし今日ばかりは一旦不安を置いて、彼女には家族に想い馳せてもらおうと思った。

この先、ゲームがどんな結末になろうと、
最悪、クリア報酬が得られなかったとしても
己だけは少女を家に帰す事を諦めたくないと、
そう感じ、願い、決めた

とある一日の終わりにあった出来事。
ハルロ
「…………」

「そうですか」
「……よかった」

それ以上は何も言わず。
自分の口を拭くていでティッシュ箱を手前に引きやって置いてやり。
アーヤ
「お家、帰りたい……わたし……、
パパとママに会いたい…」

嗚咽を漏らして涙を溢し続け。
それでもなお、カレーを食べ進める。

久々に食べる、暖かくて良い香り。
お腹はいっぱいにならないが、
きっとこれは無駄ではない。
アーヤ
「ううん、美味しいよ
美味しいけど……」

「これ見てたら、お母さんの作ったカレー
食べたいな…って思っちゃって…」

ぽた、とテーブルに涙が落ちた。
今度は堪えきれず、次から次へと。



 
 
 
 
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