>>ウキシロ#568076
ユーシィ
「ただその……、
　流石にこの体勢は厳し過ぎるので……っ、
　ちょっと失礼して……」

*ずりずり……*

（続）

>>ウキシロ#568076
ユーシィ
「エエ、
　ゼンゼン ダイジョウブ デスヨ」

何だかすごい桁数の数字が後方に飛んで行ったが、
樹は気にしない事で耐えた。

（続）

>>ウキシロ#567527
ユーシィ
*ガシッッ*

「ま、間に合った……。
　大丈夫ですかウキシロさごっふ」

腰部の一点に加わる二人分の質量 × 落下速度。

>>ウキシロ#567527
ユーシィ
「言ったそばから！？！？」

樹は身体のばねを使って枝を蹴り、
滑って行くあなたへ追いすがる。

「ウキシロ様、今……っ」

伸ばした手はあなたの背中を見事……捉えた。[2]

（続）

>>ウキシロ#567380
ユーシィ
「あっ、はい」

*すんっ*

「怪我のないように気を付けて下さいねウキシロ様」

>>ウキシロ#567380
ユーシィ
「でも何と～？
　今回に限り～～？」

樹は自分の足の付け根辺りを
ぽんぽんと叩いて。

（続）

>>ウキシロ#567262
ユーシィ
「ただ、今回は登りと違って下りですから、
　下まで伸ばした気根を伝えば
　ターザンや消防士さんのように
　一気にサッと降りられますよ！

　ゲーム終了まで足の間と手のひらの
　ささくれみたいなトゲに悩まされそうですけど……」

>>ウキシロ#567262
ユーシィ
「うぅん……、
　流石に海のダイヤとは言え、
　草の海にリリースされるのは
　想定されてないんじゃないかと……」

（続）

>>ウキシロ#567121
ユーシィ
「ええ、そうですね」

夢のような場所で
有り得べからざる縁を紡ぎ、
それが今、一つのプログラムによって終わろうとしている。

それは寂しい事ではあるけれど、
暖かい"思い出"は確かに残されていて。

「ところで、
　ウキシロ様には地に足つけるまでに
　"私を降りる"という工程が残されているのですが……」

>>ウキシロ#567121
ユーシィ
（空の明るさはともかく
　星の動きで時間が測れる方は
　現代ではそう居なさそうなのですが……）

（続）