イケイケの福音復活する理想の研究


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STR5MAG0AP76タイプ★刹那

AGI160VIT5CP28星座おとめ座

DEX15MNT49運勢↑↑↑隊列後列

装備ネームノーツ「研究」



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「すいません、こういうの不慣れで」



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めゆしう
「先日残業中に『ああ、俺は今連続行動をしている』と思ってしまいました」

「こんばんは」
>>夢掴み#474879
めゆしう
「燃費がいい」

「ええと、それじゃあ、どうぞ?」

よいしょ、とその場に座り込んで。
夢の中で寝るというのもおかしな話だが
そのまま目をつむり、意識をふわりとどこかへ放つ、イメージで。
つまりはまあただぼうっとしている。
>>夢掴み#474735
めゆしう
「ん、そうしましょうか」
「あ」

「食べなくって平気ですか」

夢といえるのかもわからないが。
丁度ご飯の話をしていた所。
必要であれば与えたがる、以前と同じように。
>>夢掴み#474115
めゆしう
「はあ」
「それは、ううむ」

「ありがとうございます?」

幸せを願われれば、立場が逆で。
ただ喜ばしいと思わぬでもなし、遅れてお礼を。
語尾には疑問の音程の揺れがくっついていたけれど。

「ええ、それはもちろん」
「許されるのならそのくらい、いくらでも」
「ハンバーガーでも食べましょう」
>>夢掴み#474017
めゆしう
「バイトからですかねえ……ケーキ屋さんとか……」

「……」

「いえ、俺を支える必要はないのですが」
「貯金はありますよ、結構」

若い女性(?)に似合う仕事を偏見込々で考えていれば
なぜか支えるなどという言葉が聞こえて思わず沈黙を。
大人の男の経済力でいったんわからせておこう。

「食べ歩きもきっと楽しいかと」
「今は、なんというか、いいもの食べてはなさそうですし」
>>夢掴み#473870
めゆしう
「ああ、そういえば」

泣いている理由については、聞いた記憶。
なんとなく涙には触れないように、少し気を付けて。
そうしていればとうに染みすらも消えてしまっていた。

「悲しいときに涙は出るものですが」
「夢つかみさんの場合は、悲しさが形になったもの、と」
「優しい分だけ、たまったまんまなのでしょうか」

「自由になれたら……なれたら、ですけど」
「やりたいことだとか、考えていますか」
>>夢掴み#473793
めゆしう
「気になっちゃいますね」
「良いなら良いですけど」

悲しくって、泣いているわけでないと。
今こうして返事があればわかるのだが。
さておき、甘えにはさほどためらいなく。
ハンカチを目元へ押し当てるように、なぞり。
こすらずに雫を受け止め、そっと離れていく。

「この涙には何か意味があるんですか?」

ふと、今更。
人間でないあなたならば、不思議な涙なのか、しら。
>>夢掴み#473693
めゆしう
「?」
「はい」

言いづらいことや言い間違いであれば追及もなく。
涙あふれてばかりなのを見て、ジャケットからハンカチ一つ。

「拭きますか」

夢なのだけど。
泣いているのをそのままにするのも落ち着かない。
人間の姿であればなおさらそう思われた。
>>夢掴み#473554
めゆしう
「いえ、別に……」

「仕事忙しいので……」

素敵だとか、欲しいだとか、どうこう。
語られて何か頷くよなこともなくって。

「それに俺は別に縛られてもないし注射もされません」
「……とは、前にもお話しましたっけね」

「……」

「欲しがられたい?」

いまいち意味の通じない最後の部分。
もう一度繰り返して、首をかしげた。
>>夢掴み#473363
めゆしう
「いいえ、そういうわけでは」
「ただ、縛られて不自由なのは……『かわいそう』なもので」
「だから、そうじゃない方が素敵というだけ」

かわいそう、だと語るときには苦々し気に。
空白があってから、ほかに選ばれる言葉はなかった。
軽く明るい語り口だろう対面とはやはり反対で。

「まあ、あとは、望みや欲があるというのは」
「やはり素敵なこと、な、気がしますよ」

>>夢掴み#473315
めゆしう
「理想の姿、と言いますからね」
「夢掴みさんがそのように願うのなら、そうなれば良いと思います」

「人間に近い姿が良い、とは人間目線になってしまいますが……」
「きっとその方が、様々生きやすくはなる、かと」

自由に焦がれている彼女の語り口を聞きながらも
声色はいつも通り、落ち着きはらって淡々としたもの。

「楽しみだと思えることは」
「素敵なことですよ、今までよりずうっと」

ほしいとも、楽しみとも思わなかった時よりは。
>>夢掴み#473221
めゆしう
「いや、当然の心配な気がしますが……」

拘束と注射を強制されるとは聞いているのだから。
一般人からすれば心配しようというもので。
しばらく好きにさせていた手はいつの間にかするりと引いていく。

「ああ……そんな噂もありますね」
「正直言うと信じられませんが……」

「今更ですね」

目の前に理外の存在があるのだから。
このゲーム自体の異常も真実と、思えなくもない。

「変身できるようになるんでしょうか」
>>夢掴み#473160
めゆしう
「……話を合わせただけか」
「それとも俺が思うよりも寛容なのか……」

今日はもむのではなくもまれているだけ。
男性の骨ばっている手は、室内仕事だからか荒れは少ない。

「いえ」
「それを言ったことでひどい目にあったのかと」

「心配をしました」

杞憂とわかってか、ため息を一つばかり。
>>夢掴み#473029
めゆしう
「う~む」
「その方がありがたいのは事実です」

化け物姿では怯えてしまうのは事実で。
しかし見上げるお顔に、むしろ陰ったよな表情で返す。

「ん、なるほど」
「しまう人……ああ、ええと」

「どうなりましたか」

間があって、声のトーンも落ちる。
握られる手には力は入れずに。
>>夢掴み#472973
めゆしう
「おや」
「はい、はい」

忘れるわけもない感覚と声に返事をして。
しかし怪物でない姿なのははじめて、やも。

「これは」
「夢ですかね」

ややこしい。アバター姿の夢を見ているのか、しら。
まあどちらでも感覚に大きな差はなく、やってくるのを待ち受ける。
>>夢掴み#397914
めゆしう
「ううん」

重いのかどうか、そんな返事はなくって。
眠りたいと語る生き物から離れて、座り。
夢の中で眠るのはやはり変な気持ちではあるものの
そのままゆったりと仰向けに、大の字で脱力する。

「よく眠れますように」「あなたが」
>>夢掴み#393139
めゆしう
「……柔らかくはあります」
「嫌ではないですし」

怯えを見せはしたもののそれ以上はない。
鼓動は聞くには少し遠く、温度はじわりと移る。
離れるかと少し腕を緩め、一歩だけ引いて。

「平気ですよ、俺は」
「優しいですね、夢掴みさんは」

淡々とした言葉はいつも通りに。
気の抜けた笑い方をして、目を細める。
>>夢掴み#392179
めゆしう
「ぎゃ」

抱き寄せられて、羽毛の内へ。
跳ねのけたいよな本能と理性の合間で。
ただ悲鳴めいた声だけが漏れて、それから腕を絡め返す。
もふ、とした生き物に体が埋まっていく。
家のベッドよりもよほど柔らかかった。
>>夢掴み#389491
めゆしう
「面倒ではあります」

なんせ化け物なんて居もしない世界。
逃げてきたところで助けられるとは思えない。

「ただ、言った手前もあります」
「それを嘘にはしたくありませんから」

「できる限り、力になります」

その時は。
そんなことがあり得るのならば。
>>夢掴み#388402
めゆしう
「会っているのに不思議ですね」

アバター越しには何度となく。
本来の姿では数回ほど。
そして現実では一回たりとも。

現実味のあるゲームと夢越しの交流はおかしな感覚を呼ぶ。
今は触れている錯覚すらあるのだから、なおさら。

「それくらい本当に自由になれば素敵です」



 
 
 
 
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