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小林 小五郎
「なんか、先輩のちょっと危ない発言が外まで聞こえてきたんですけど……」
>>アイリス#546570
ライゾウ 「うん、精一杯頑張るよ。だから、待ってて」 任せてまでとは言えないのが少し歯がゆいが、気持ちだけはしっかりと。 親指を立てながら元気よく伝える姿には、小さくはにかみながら応えて。 「それじゃあ……またね、アイリス。 デートも……楽しみにしてるから」 こちらも名残惜しさを感じつつも、また会えることを願いながら踵を返す。 今までは足早に去ることも多かったけど、今回はゆっくりと去っていった。
>>アイリス#545657
ライゾウ 「…………」 お互いに思い出になるものを贈り合って、少年の小さな願いは叶えられる。 願いがひとつ叶えば、互いをこの場所に留めている理由もひとつ失われる。 「アイリスは……もうやっておきたいことはない感じ?」 「何もないんだったら……おれはもう、行っちゃうけど」
>>アイリス#545657
ライゾウ 「……そうしてくれるなら、嬉しい」 嬉しそうに眺めている姿が見られれば、恥ずかしさで強張った表情を緩めて。 「おれも、絶対大切にするから……アイリスがくれた髪留め」 お互いに誓い合うようにあなたのくれたものを大切にすると宣言する。 もし簡単に会えなかったとしても、この思い出は一生残る宝物になるのだから。
>>アイリス#543923
ライゾウ 「……うん、すごくいいと思う」 ゲームの戦利品として、あなたとの思い出として、持ち帰るには丁度良い具合。 手裏剣型の髪留めを見れば小さく頷いて、こちらからも差し出すものを見繕う。 「それなら、おれからはこれで……」 身に着けた二つの手裏剣型の髪飾り、その片割れをあなたに差し出す。 あなたの差し出す髪留めと比べれば、飾り気のないシンプルなものだ。 その点は自覚しているのか、少し恥ずかしそうにしながら反応を見る。
>>アイリス#539109
ライゾウ 「やりたいこと……」 あなたからの申し出を聞き、少し考える。 自分がやりたいこと。 無理なお願いをするわけではなくても、望みがないではない。 「何かアイテムの交換とかできればいいなって思うけど…… ゲームで手に入れたもの、持ち帰れるって話だったでしょ」 「折角だし、思い出になるものを持って帰れると嬉しいから」
>>アイリス#538572
ライゾウ 「……それは内緒」 魅力的な提案だけど、まだ素直に教えるのには抵抗があった。 全てを明かすのも少し悔しいものがあるので、ここは秘密で。 「……まあ、そういう感覚があるなら大丈夫かな。 アイリスって名前ならハンドルネームでも不思議じゃないし」 怖いという感覚や線引きがあることが知れればそこで留める。 少なくとも無警戒でなければ、それでいいだろうという判断。
>>アイリス#537558
ライゾウ 「…………アイリス」 「…………これでよかった?」 あなたの反応を伺うように、そちらに目を向けて。 「というか、もしかして本名なの? ちょっと怖いなって思うの、おれが時代遅れなのかな」
>>アイリス#537558
ライゾウ 「…………」 敢えて避けていた部分に触れられて、しばらく言葉を失ってしまう。 他人との距離感を示す上で、呼び名というのは非常に重要なもので。 何か期待されている気配も感じるが、適切なものを選ばなければならない。 その後、熟考と逡巡の末……
>>アイリス#537392
ライゾウ 「……頑張るよ、リードできるように。 たぶん、ずっとぎりぎりだけど……」 ぎりぎりだとしても、やってみるしかない。 いつもの見栄っ張りといえばそれまでだが、 あなたの意を汲もうと前向きな発言をする。 「女の子にリードされっぱなしとか…… やっぱ……男としてカッコ悪いじゃん」 「チャンス、くれるんならだけれど…… それでも、ぎりぎりのおれ、捨てがたい……?」 |
>>アイリス#537302
ライゾウ 「……もしそうなった時にどうなるのかは、聞かないでおく」 怖いものみたさで知りたい気持ちも少しはあるが。 今の段階でそんな事する度胸はないし、色々と早いと思う。 あなたは許してくれて、むしろ求めているまであるのだが。 「今回のは特別なやつだから……次は、そう簡単に出ないし」 これ以上となれば、自分だってどうなってしまうだろうか。 あなたと同じように自分が自分でいられないかもしれない。 「今だって本当……ぎりぎりなんだからね、おれ」 背中を何度か優しく叩かれてから、ゆっくりと離れていく。 言葉の通り特別にしたからか、耳まで真っ赤になっていた。
>>アイリス#536393
ライゾウ 「う……」 温かく柔らかな身体が再び密着すれば、 不安や恐れもまとめて包み込むようにぎゅっと抱き締められる。 どきどきも落ち着いたあなたとは対照的に心臓の鼓動は早く。 ありのままを曝け出して、自らを隠すための仮面はもうない。 「ん……約、束……また会えたら、その……デート、しよう」 辿々しくも言葉を紡ぎ、歯切れが悪くなりつつも、はっきり。 あなたとまた会えたのなら、デートをしようと約束の言葉を。 これだけでは気持ちを示すには足りないかもしれないと、 こちらからも緩くあなたの身体を抱き締め返したりして。
>>アイリス#531959
ライゾウ 「……また会いたいに決まってるよ、そんなの」 こちらを見つめる瞳から逃げるように。 目を少し伏せながら本当の想いを零すように口にして。 「こっちだってまだ知りたいことばっかりだよ。 やってみたいことだって……たくさんあるし」 「……がっかりされないかとかは少し怖いけど」
>>アイリス#530041
ライゾウ 「…………」 あなたのまっすぐな訴えは、正直……とても嬉しい。 けれど、その訴えに返事をするのはやはり躊躇ってしまう。 あなたの言葉から推察するに自分たちが住んでいる場所はかなり近いはずで。 首都圏なら電車でも使えば、遊ぶのも容易い……ただしそれはズレがなければ。 「……拙者も、できればしたいと思ってるでござるよ。 けど、拙者とアイリス殿が住んでいる場所は本当に同じ日本でござろうか? 少し時代がズレていたり、同じようで違う歴史を歩んだ日本かもしれぬ……」 「……軽々しく、アイリス殿に期待させるようなことは言えないでござるよ……」
>>アイリス#528970
ライゾウ 「……反撃には、なったようでござるか」 優しくあなたの身体を抱いて、抱き返され。 あなたの鼓動が早くなっているのを感じる。 それは自分も同じで、 こんなことをしているのにいつも通りでなんかいられるわけもない。 「もう、会えないかもしれぬからな……」 けれど、この機会を逃せばもう二度とはないかもしれない。 最後になるかもしれないならば、一度はこうしておくべきだと思ったのだ。
>>アイリス#528427
ライゾウ 「拙者にはその感覚はわからぬでござるが…… 嫌でないのなら、それがよかったでござるよ……」 心地良さそうに自分に撫でられているのを緊張しながら見る。 随分と無防備な姿を目の前で晒されていて、少し心配になる。 むしろ、それだけこちらを信頼してくれているとも言えるのだろうが…… それからもう少し長くあなたの頭を撫でてから、一度手を離していくだろう。 「これでよかったでござるか?」
>>アイリス#522449
ライゾウ 「そ、そのようないじわるをしているわけがなかろう……」 そこまで言われてしまうと、躊躇っているわけにもいかない。 何度か手を小さく握り開いたりをしてから、そちらに伸ばす。 「…………」 恐る恐るといった具合ではあるが、優しく柔らかく、あなたの頭を撫でてみる。
>>アイリス#519060
ライゾウ 「まったく良い趣味してるでござるよ、アイリス殿……」 お陰で嬉し恥ずかしな複雑な気持ちにされているのだが。 何か思いついた様子のあなたを見て、今度は何かと思えば── 「は、反撃のチャンスと言われても……」 こちらに傾いてアピールをしてくる頭に目が行ってしまう。 まったく興味がないわけではないけど、流石に少し尻込み。 中途半端に行き場を失っている手だけが、うろうろと動く。 |
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