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STR0MAG21AP57タイプ★刹那

AGI5VIT0CP8星座しし座

DEX110MNT155運勢↑↑↑隊列後列

装備ネームノーツ「縛りプレイ」



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魔法使いの黒猫 / ※色々ビルド検討中につき連れ出し注意


No.1194 燻る焔

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>>ノエル#517055
大雅
「君の傍にいるのなら、そこはちゃんと、ね。
 身分を隠して冒険者、というのも憧れはするけど」

自分の正体を隠して巷に繰り出す物語など、
世の中に溢れてそうなものだもの。
自分はそういう立場になるのかな、なんて。

「じゃあ、僕が破廉恥だと思うようなコトをしたのは、
 キミだけということで」

くす。

「この姿で外をうろつくつもりはないんだ。
 だから、普段はあの姿だよ。
 猫の使い魔なんて多かれ少なかれ気紛れだって、
 君の世界でも同じだったら、きっと違和感はないさ。

 ふふ。今までと変わらないなら問題なさそうかな。
 ここまでフランクなのは二人の時だけかもだけれど、
 僕はそれでも大丈夫だよ」
>>ノエル#515733
大雅
「心遣いはうれしい。けど、そこに住まうと決めたのなら、
 身分の違い、立場の違いは把握はしなきゃならないさ。
 郷に入っては郷に従うというか……
 そういう諺、君の世界にもあるかな?」

自由には生きたい、が、それはそれとして、
その世界に住まう者として知るべきは押さえておきたい、と。

「……ノエルが呼ばなきゃバレなくない?

首傾げ気味に。

「君にはこの姿を見せてるから、
 人としてより身近に感じられてるかもだけど……
 普段の姿はああだからね。今が例外なんだ。
 ……そうでなくとも、君の迷惑にはならないようにするよ」

これの存在はある種の特ダネ。
奇異の目で見られ、探りの手が入ることは容易に想像できる。
分かっていて恥を晒すつもりも毛頭もなければ、
世話になるあなたにそんな手間をかけさせるつもりもないと。
>>ミトリとシトリ#514745
ガトネ
「……ほんと、よく寝た気はするよ。
 うん、久しぶり……」

くぁ、と一つ欠伸してから。

「ちょっと行ってくるね。また後で……」

そのままふらふらぁ……と去っていきましたとさ。
>>ホロ#514703
ガトネ
「ガトネだよ」

むにゃむにゃ。
>>ミトリとシトリ#514694
ガトネ
「………おはよ。
 なんかよく寝た気がする……」

もぞ。

「ちょっと顔洗ったりしてこようかな………」
>>ミトリとシトリ#514662
ガトネ
「………んんっ!」

ぞわっ。
尻尾がぴん、と立ったりして。

「………あー」

やっとしゃっきりお目覚め、なご様子。
>>ミトリとシトリ#514623
ガトネ
「んんぅー……」

ごろごろごろ。
なんかもっと猫っぽい。
>>ミトリとシトリ#514614
ガトネ
「んふー……」

寝起きだからか意識がぼんやり。
その分身体の力も普段より抜けてて、ふんわりとろり。
>>ミトリとシトリ#514606
ガトネ
これは寝転がってる猫。
撫でるもふるなら多分今のうち。
>>ノエル#476549
大雅
「公爵、ね。
 確かに、僕の知る身分制度と同じとするなら……
 それ以上に格上のところ、王家以外にないものね。
 それはそれで、世知辛いものだけど」

婿取りでさえ狭き門。
そりゃ身分の問題ともなれば本人の意思だけで、
決められるものでもないだろうと。

「はれんちねこ」

苦笑。

「やだなあ、はれんちねこだなんて。
 僕まだそんなに破廉恥だと思うようなこと、
 自分からはしてないのに」

ガトネ
「………ぉはよ」

おひさしぶりの前におはようが出た。
ガトネ
「………んあ」

起きた。
随分長いこと寝ていた気がする。
>>ノエル#472823
大雅
「そっか。
 一度は志すのは家系の性、
 落ち着いたらどうなるかって感じなんだね。

 へえ、ノエルが当主。
 ……王家に嫁ぐルートから外れたらそうなるの?
 にしても、ノエルが行き遅れね……」

兄らがいるなら血は絶えまいし、
それ程王家に貰われることに熱心でないのは知っていたけれど。

「言葉だけ聞けば、だよ。
 見とれるならまだしも、じーっとり見つめるだなんて、
 そんなのは僕の世界だって破廉恥扱いだよ。
 見せつけられたら、話は別だけどね?」
>>ノエル#472465
大雅
「騎士、ね………
 まつりごとというか、内政を志す人とかいないの?」

自分は魔術師というか、頭を使う役割になるだろうから、と。

「……それだけ聞くとどちらかと言えば、
 誘われたから応じた……みたいな感じじゃない?
 僕だって、隠してないと知ってたから、
 敢えて目を逸らさなかっただけだし」
>>エベちゃん#450068
ガトネ
「…………そっか」

あてもなく、方法も分からず、
少なくともこの世界では叶うべくもない望み。
具体的にこうするという目論見もないまま語るそれには、
人と同じような感情こそあったとして、耐えられたかどうか。

「……寂しくないのかい?」

長い旅をしてきたのだろうから。
同じものを志す誰かが隣にいれば、
また違った話だったのだろうけれど。
人と同じ心を持つとするなら、その孤独にどう抗うのか、
純粋な気持ちで尋ねることにした。
>>しのぶ#469230
ガトネ
「あくまであれは仮初の姿。
 あのままでいることは叶わないんだ。
 だから、ときどき。でも、なれないよりは余程いい」

人であることを忘れないがため。
あくまで今の姿が、素であるのだから。

「お互いに、ね。まだ時間はあるけれど、
 なかなかダイスに恵まれないこと、あるだろうし。
 ……ほんとだ。時間が経つのは中々に早いな」

部屋に招いて、それから、それから。
思えばなかなか、長らくを共にしたもので。

「……うん。
 ありがとう、しのぶ。またね」

去り行くあなたを、手を振って見送るのだった。
>>ノエル#469325
大雅
「……16。
 隠してるつもりないから言っとくと、数えて16歳。
 僕より年上が多いのは、なんとなくわかるけどね」

続けようと思えば、いつまでも見ることになる。
終わりの見えない戦いに一石を投じたのは、あなたの方だった。

「……一時休戦、ね。いいよ。
 君ばかりが損というのなら、
 今度は僕が君の得になる何かをすればよいと……?」

一時休戦、ならば勝敗はつかず。
どういう形がそれを決するのかは別として、
確かにこのままではフェアではない。
かといって、あなたの代わりに次に自分が損をするとして、
それは一体何をすればよいのか、と考えてると……

「むぐ。
 ……不可抗力、だよ。
 それを言うなら、見せつけてきた君だって」

などと、同じレベルの戦いが始まろうとさえしていた。
>>しのぶ#452978
ガトネ
「詠唱もなく、あくまで意識的に切り替える感じだからね。
 ……とはいえ、そのままで居続けると疲れるから、
 ある程度のところで元に戻らなきゃ、なんだけどね」

変身自体は割とシームレスなのかもしれない。
やはり人前でそれを晒すことに緊張を覚えているだけだろう。

「……ふふ。
 最初の友達、かあ。僕も君にそういったっけ。
 お互い、勇気を貰いあったんだね」

「………うん。
 まずはこのゲームをクリアしてからだ。
 お互い後もう少し、頑張ろう」

未来に向けた約束をすれば、きっとそこでも縁ができる。
別れたままにはならないと、前を向くことに決めたのだから。
>>ノエル#469141
大雅
「弟分。
 まったく、誰も彼もにとって僕は弟みたいだ」

貴族の世界だからこそ、色々と世慣れたところはあるだろう。
この前の反応を見るに、流石に踏み込んだところまでは、
まだ誰にも許していないように思えるが。

それでもどうやら引きそうにない。
どちらが引くかの根比べになりつつあった。

「……成程ね。
 その装い自体は君の世界にとって、
 合理的理由のある上に目的のしっかりしたもの、と。

 ………おやおや。ああ言って動いたり揺らしたりしたくせに、
 やっぱり、気恥ずかしくなったんじゃない……?
 そう言ってくれれば、僕だって……ねえ?」

このまま押せば、そちらが折れそうな気がした。
ここぞとばかりに優位に立とうとして。
>>ノエル#465716
大雅
「そう……肉親に恵まれたんだね。
 ……なるほど。言われてみてすぐ納得できる背景だよ」

忌み嫌われる瞳を持っていたとしても、
変わらず愛情を注いでくれる存在がいるのなら、
周囲の環境に揺らされない、しっかりとした芯を持てる……
……ちょっと、羨ましそうに零しつつ。
堂々と胸を張られると、ちらと見やってはまた反らして……

「へえ、大暴れしても。
 自信満々なわりに、かなり危ないようにも見えるけど?
 僕に見られても平気なのか、僕になら、見せても平気なのか。
 さてはて、どっちなんだろうね」

そこまで言われてなお自分が引くのも、ちょっと癪なので。
ええいままよと、視線をそこに留めてしまおう。
覚悟、心の準備さえすれば大丈夫らしい。



 
 
 
 
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