終わりなき討伐者
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イクサ
「ありがとう」 アイスのカップを受け取って。 さっそく一口。 「…冷たくてすごく甘い…美味しい」 綺麗な弧を描いたバニラといちごのアイスは どちらも美味しく、混ぜるともっと美味しかった。 冷たくて甘い味に大満足。
イクサ
ベッドの上でもぞもぞ動きながらまだ眠たそうにしている
>>シュティ#510927
イクサ 「…そうだね。そろそろ…」 ちょっと気が気でなくなっていたので 熱が離れてほっとしている。 お店の前で大分いちゃいちゃしてしまった。 「…帰ろうか」 ご飯も食べて、買い物もしてそろそろ良い時間。 右手を差し出して帰り道の方へ。
>>シュティ#510714
イクサ 「…僕も、すごく嬉しいよ」 抱きしめ返しながら背中を優しく撫でる。 自分から抱きしめたりするのは良いが あなたからされるのは何故か恥ずかしくて。 今更ながら色々な事に反応してしまう。 「……」 首筋にあなたの髪がふわふわと触ってくすぐったいなとか 良い匂いがするなとか 胸ってこんなに柔らかいんだなとか 一度意識し始めると止まらない。 |
>>シュティ#509939
イクサ 「……」 口を離され、抱きしめていた腕の力を緩める。 こちらも顔は真っ赤になって、茹蛸のようになってしまって。 唇が触れているのは実際にはほんの少しの時間だったが、 とても長い時間そうしていたような気さえして。 それくらい濃厚な時間だった。 「…キスって、すごいね」 この濃厚な時間をうまく言葉に表せなくて。 ただただ真っ赤な顔をして尻尾をぶんぶん振り回すくらいでしか 表せていなかった。
>>シュティ#509618
イクサ そっと腰に手を回し抱きしめると 唇から伝わる柔らかな感触がより深くなる。 こんな風に誰かと触れ合うなんて ここに来る前は考えもしなかったこと。 本当に自分は変わったのだと改めて実感する。 伝わる温かな熱をこの先絶対に離さまいと 抱き締める手に力を込めた。
>>シュティ#508799
イクサ 「…分かった」 至近距離で見つめ合った後、ゆっくりと目を瞑る。 確かにこんなに近くだと恥ずかしくなってしまい 顔が赤くなってしまって。 自分の心臓の音も高鳴っていく。
>>シュティ#508719
イクサ 「うん、しよう。これも、約束」 今のドレス姿も素敵だけれど 本物のドレスを着たあなたも見てみたい。 そして、その隣に並んでいたい。 そんな未来を描けたらと切に願う。 「…ん?お願い? 良いよ。何でも言って?」 改まって何だろうと不思議に思いつつ首を傾げる。
>>シュティ#508318
イクサ 「…そうだね。きっとうまくいくって思ってる」 外の世界でもそうだが 1つだけここで乗り越えないといけない 大きな問題が残っている。 それもきっと今ならうまくいくと思えた。 それを超えれば狂暴性に振り回されることも抑えられるはず。 「…外の世界でちゃんと結婚式出来たら良いな」 ここでも出来るだろうが、それは外の世界で 全部終わった後にでも。
>>シュティ#506803
イクサ 「ありがとう。僕を選んでくれて」 空っぽだった自分の世界に そっと寄り添ってくれて。 「…初めて、心の底から嬉しいと思えた」 心が満たされ、暖かなものに包まれる感覚。 目の前のあなたの存在を宝物のように大切にし 守りたいと強く心が叫んでいる。 ──きっとこれを"愛"と呼ぶのだろう。
>>シュティ#506794
イクサ 「…うん、ずっと一緒にいるよ。約束する」 指輪を嵌めた薬指に自分の指を絡める。 外の世界でもこうやって自由に 好きなものを食べて、好きな場所へ行き、 一緒に生きていけますように。 空っぽだった自分に、夢を、理想を、未来を与えてくれた 暖かな陽だまりのようなあなたが 外の世界で自由に駆け、笑えますように。 そう願いを込めて、指切りをする。 →
>>シュティ#505415
イクサ 「…うん、分かった」 あなたの掌の指輪を手に取り そっと右手の薬指を撫でてから指輪をゆっくり嵌めていく。 「…ふふ、似合ってる。サイズもちょうどいいかな…?」 ちゃんと指のサイズを計ったわけではないが 多分大体良いくらいのサイズにはなっているはず。
>>シュティ#504722
イクサ 「シュティのウェディングドレスには… 指輪ついてなかったでしょう? それに…まだちゃんと伝えてなかったなって」 あなたの未来も夢も理想も守るとは言ったが 大事なことはちゃんと言っていなかった。 だからこのプレゼントと共に伝えたかったのだ。 「大好きだよ、シュティ。 僕の…僕だけの花嫁になってください」 満ち足りた笑顔と共に告白の言葉を。 |
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