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STR15MAG0AP0タイプ★高揚

AGI274VIT0CP5星座みずがめ座

DEX0MNT45運勢↑↑↑隊列後列

装備ネームノーツ「ドリフトキング」

獲得神の目(撮影用ドローン)

  おばあちゃんからのお年玉

  赤と黒と白のミサンガ

  ぷるぷるプリンアラモード

  EP15

  理想の己になれの呪符

  みぃさんからの贈り物

  MAOのアバター

  白いハンカチ

  エイルとMAOの写真



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あとは。


No.1241 疎外感
No.1892 後退
No.1963 恐怖
No.2509 迂遠
No.2599 四日目
No.2678 独白
No.2998 混濁
No.3270 初恋
No.3298 未必
No.3310
No.3357 END.12

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>>エイル#566601
MAO
ぱちっと変わる姿。
少女の、可愛らしい子供の。
お互いの写真を送り合い、緩やかに目を細めた。

「───うん、エイル。お元気で」

同じように笑顔でさよならを。
君の明日が、より良いものでありますように。
>>エイル#566528
MAO
「はいはい、チーズ」
「あれなら小さい方でも撮る?」

自分のことばっかりで手に負えないったら。
それでも君たちの前では演じたいMAOのままでいたかった。
君がカッコつけてるみたいに、MAOもなけなしの外面を保ちたかった。
だから知らなくてもいい。
君の成長譚をしれなかったのは、ちょいとばかりこっちも残念だけれど。

───でも、きっとこの出会いも、明日の明るさにくべられて、日差しのような希望になるはずだ。


「チーズ!」

なんて笑う声。
かすれては居たけれど、確かに笑う声。
>>エイル#565981
MAO
悟ったような事を言うから、君は本当に───成長したのだなあ、と思う。
理想から離れる事、それらを取りだして現実に持ち込むこと、何もかもが怖いものだ。
どんな所にも星空はある。
どこかで空は全てにつながっている、という言葉を思い出した。
あれはゲームのセリフだったろうか。
だけど彼女の燐光は、もうどこにも。
喪失の先にある未来は、ずっと明るいんだろう。
星空の下、月明かりよりも明るい朝が来る。

「……いいんじゃないかな」
「きっと信じた未来が来るよ」
「撮ろっか、写真」

語るにはちょいと時間が少ないから、本題は先に済ませてしまおう。
思い出はひとつでもあった方が良い。ここを美化した虚構にしきらないために。
>>エイル#565711
MAO
少しだけ困った顔をした。
この世界に残る、という言葉に思うところはある。
寂しくなるものばかりだな。どうしようもなく。

「そっか……」

言葉を探しても上手く出てこない。
それでいいのか、なんてきっとエイルが最も考えていたはずだ。
君の言葉にふっと目元が緩む。

「……そうかな」

そうだったらいい、と思う。
そう思わなくちゃやってられない。足元の小石のような絶望はいつだって転がっているのだから。
君の言葉に、小さく笑った。
>>エイル#565639
MAO
きっと君も多くの人との関わりがあったはずだ。
友達だからって全てを知る必要はなく、お互いの人生を歩むだけだ。
君の言葉に、羨ましさがある。誰かと一緒にいれることは、MAOも望んだことの一つだった


「そっか」

良かった、ともう一度。
君の世界は過酷そうだったから、そうでないなら……良かったな。

「分からない」

君たちと出逢えたこと、すごく良かったと思ってる。
沢山の友達が出来て、話してたのしかった。これからもきっとここでのことは忘れない。
それでも、全部良かったって言えなかったのは。
彼女のこと、忘れられないから。

「良かったって、思えるようになりたいよ」
>>エイル#565100
MAO
ゴリゴリにひた隠しにしていた話ではあったし、言ってどうしろという話でもある。
散々泣きわめいて、ようやっと多少の道筋をつけられたのだ。これでも。


思った以上に成長を
「……クリアしたなら、えっと。元の世界に帰るの?
それとも誰かと一緒かな。いろいろとためになったならよかった」

明るい姿にちょっとだけ笑って、ふと最初に話をしていたことを思い出す。
出会った当初はどことなく切羽詰まったような、空元気に似た印象を時に受けていたが。
いいひと達と会えたんだろう、今の口ぶりはそう感じられない。
普通の女子高生みたい、とうっそりと目を細めた。
>>エイル#565061
MAO
「ううん、大丈夫」

ではなかった。
正確に言い出すと失恋した上に相手がクリアもせず消えた。
心の傷。


「うん、あんまりそういうの詳しくないけど似合ってると思う。
いつもより、なんていうかな。
……大人っぽい?」

感じ、と穏やかに言う。
何となく学生服めいた君の姿を見ることが多かったから、新鮮な感じだ。
お姉さんみがある、という行けん。
>>エイル#565019
MAO
「失恋」

短く君の問いかけに答えた。
萎れた様子、心配させて申し訳ないとは思えど、己の内心の整理が直ぐに荒れてしまう。
身長も伸びて、少年らしさが増したのに快活さがべっこりなくなっている。

「エイルも新しい格好?になった……のかな」
「いい感じだね」
>>エイル#564150
MAO
「ン」
「いるよ、エイル」

端の方で、MAOはいた。
前よりもずっとくたびれて、目元も赤いままだったが落ち着いている。
>>エイル#564103
MAO
『どこでも。
いやじゃないなら、おおかみ座でもいいかな?
僕、しばらくちょっとそこにいて』

( ˙꒳˙ )と顔文字がおくられる。
思うところは沢山あれど、久しいやり取りは安心した。

>>エイル#563955
MAO
多少の騒動を終えて、気持ちの整理もつきつつあった。
君からのメールに連絡を返す。

『写真、大丈夫だよ』
『会うのも平気。最後だもんね、ぜひ』
>>ラトゥ#563714
MAO
明日の遊ぶ約束に、うん、と頷きが返った。

「また」
次があるのか、分からないけれど。
君の言葉に押されて歩き出すのだ。
微笑むMAOは、君の白いハンカチをいつまでも握っている。
>>ラトゥ#563676
MAO
涙の跡もそのままに、引き攣るように無理に笑いかけた。
いいんだ。君が悲しむことなんてなくて、過ちは半ば合意の上のものだった。
ただMAOの覚悟と認識が足りなかっただけで。
明日はまだ続く。


「うん」
「ありがとう、ラトゥさん」

帰るよ、ちゃんと。
>>ラトゥ#563676
根倉正直
ちゃんと帰るよ。
ちゃんと帰るもの。帰れるとも、しなないよ。
生きていれば未来が明るいらしいのだ。
そう言われて、それ以外選べなくて。火に焼かれた虫みたいな心地。

優しくて慈しむ声に、鼻を鳴らした。
それを言い訳に帰るから。ちゃんと帰ると約束した人もいるんだ。
もしかしたら、家族だって待ってるかも……。


頷いた。

>>ラトゥ#560968
MAO
「そう?」

ミサンガと言い、貰ってばかりかも。
持ち帰る縁は、MAOが持ち帰るこの世界が虚構フィクションでない証だ。
レプリカで、なんの変哲もなくとも。
MAOの中身は───白いハンカチを買わない男であったから。
これからも、多分。

「……僕は」
誰にも本当の自分を知られたくなかった、とようやっと苦笑した。
この世界のMAOの快活さは、ネット弁慶でありインターネット上のペルソナだったから。
でも思えば、それが良くなかったんだろう。君に、あるいは彼女に、誰かに、もっと……素を見せられれば。

「ん……」
「……」
「じゃあ」
「早く帰りなさいって、いって……」
>>ハルロ#560802
MAO
「手土産、もってかないとな……」

髪も切って。服も整えて。髭も剃って。ああでも今頃肉体は病院か?ならリハビリからかな。
アバターを持ち帰るつもりだけれど、できれば……ちゃんと。
彼女がつないでくれたリアルの、本物の体であなたに会いたいと思った。
ちゃんとしなくちゃいけない。彼女はそういったから。
未来は明るいって、手を引いてくれたから。
明るい先にきっと君もいるだろうから。
約束を言い訳に、リアルに帰るための道筋を必要としていた。

「うん。もちろん」
「ゆっくりかえろ。ステラボードって、コンビニもあればいいのになあ」

気晴らしに、と言われてようやっと泣きはらした顔で少し笑って見せる。
目元は真っ赤で声も酷かったけれど。それでも。
>>ハルロ#560758
MAO
繋がりは実はSNSよりも個人鯖の方が多いのかも。
どちらにしたって、元々アバターを売るにしたって二次創作で売りに出すための自前の口座もないし、ほぼ趣味の産物だった。
きっと人が思うよりもMAOは社会不適合者だ。恐らくマイナンバーも作っていない。
アカウントを確認して、ROM寄りなのかな、とぼんやりと泣きつかれた頭で思う。
そういえば、探していたあの子は見つかったんだろうか?……それもきっとリアルで聞く事になるかな。

「うん」
「……また」

掠れた声で、リアルで、と呟いた。
帰らなくてはいけない、それだけがはっきりとしている。
泣き叫んで心痛に千切られても、それだけが。
同じようにスマートフォンを仕舞う。
>>ラトゥ#560342
MAO
小さく首を振った。
実際、どうしようもないところではあって、誰にも相談せずに突っ走った結果だ。
声をかけてくれてありがとう、大丈夫。もう自傷行為はできない、し、しない。
ひりつく喉を何度も上下させながら、君に寄り添われるまま大人しくしていた。
白いハンカチは、かえすべきかな。
>>ハルロ#559506
MAO
「……」

僅かに戸惑いがあったのは、何となく誰も彼もが己と違う世界に住んでいると思っていて。
MAOも持っている某SNSのアカウントを連絡先によこされてゆっくり瞬きした。
何か言おうとして、言葉が詰まった。

「……、……ン、その……」

でも、とか、それで君もいなかったらとか、色々と断る口実が泡みたいに浮かんだ。
何よりリアルの己が誰かに会うイメージが浮かばない。

「……、……これ」

間抜けな電子音を立てて、君の端末にアニメアイコンのアカウントが飛ばされる。
フォロワーは一桁、ほぼ愚痴のようなアカウントだったが、それを意味するのはきっと君の行動と申し出への了承だった。
>>ラトゥ#559499
MAO
「うん……」

与えられて繋がれた肉体を放り出してアバターを己とする訳にもいかない。
異世界に行く、なんていう誘いもあったが、やっぱり難しい。
押し付けがましくないとも。
言葉だけでも、足を止めないでいれるなら必要な事だった。

「うん……」
ずび、と鼻を鳴らす。
腫れた目元がまた濡れる。
ずっと。それでも、まだ彼女が好きで……、……。
困らせてごめんね、と枯れた声が謝罪した。



 
 
 
 
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