贖罪の作り物のアツい修行の魔法使い


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STR0MAG314AP56タイプ★精密

AGI0VIT0CP14星座てんびん座

DEX20MNT10運勢↑↑↑隊列前列

装備ネームノーツ「魔法使い」



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「大丈夫、心配しないで。答えはかならずここにあるから」



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>>ミオアリア#524382

「泳ぐの、苦手だった?」

小学校高学年の頃のことを思い出しつつ海へと潜る。
水泳の授業は苦手で、いつも気乗りがしなかった。
ビニールのボールを追って、水面から顔を出す。

「眠る時間に変わりはないけど、ひとつ決めたことがあってね。
帰らないことにしたんだ。ここで出会った人についていく。
何もかも嫌になったとかじゃなくて」

胸の下にボールを押し込んで浮力の足しにしている。

「運命と向き合うためだ。
現実と思っていたものは小説の舞台に過ぎなくて……
私という物語を書いた人を見つけてしまった」
>>菜月#523273

「問題はどうやって編集くんの機嫌をとるかだね。
菜月が東京湾に浮かぶ前にどうにか宥めないと……
頑張りたまえよ大先生。骨は拾ってあげるから」

彼女も彼女で大変そうでくすくすと笑う。

「切り替えの早い性分に助けられた訳だ。どういたしまして。
何かしら問題が起きてから考えたって遅くはないさ。
私たちは探偵と助手。二人で一人の迷探偵だもの」

これからのことを話しあいながら、天の帳を写真に残した。
残り火で格別に甘いアイリッシュコーヒーを仕立て、常冬の星の片隅で肩寄せ合って過ごすのだった。
>>菜月#522834

「現実を侵食して改変しちゃうゲーム?
謎すぎるでしょ…っていうのも今更だけどさ」

不思議なボードゲームの映画を思い出している。

「今にして思えば、君は私を怖れてもいた。
どう向き合っていいかわからない様子だった。
でも、あの時にした約束……」

もう二度と君を責めない。たしかにそう口にした。

「ちゃんと守ってるから。ほら怖くない、怖くない」

着ぶくれした身体に腕を回して、ぽむぽむしている。
>>ミオアリア#522346

「いいよ別に。君の人生だもの」

あっさり答えた。
スイカより一回り大きい浮き輪のボールをぽいっと投げる。

「って私が言ったら納得できるのかい。
安心したいのか、それとも決心がつかないのか。
欲しいのはどちらだろうね。自分の胸に聞いてみるといい」

一月も二月もゲームを続けるなんて尋常なことではない。
しかもステラボードは尋常ならざるゲームだ。

「私もずっとここにいてさ、たしかに気がかりではあるよ。
ずっと行方不明なのか、昏睡状態で入院しているのか……」
>>菜月#522213

「この言問迷に勝るとも劣らぬ文弱だものね。
菜月の弱点は国家権力。何かに使えるかなこれ……」

一応覚えておくことにする。

「あと学籍もだよ。普通に卒業する予定だったから。
その辺はいい具合に帳尻があっていてほしい。切実にね」

星々の海で撮ってきた写真も一緒に送った。

「これ覚えてる? 初めて会った日に撮ったやつ。
縁日のジュースに、菜月にそっくりの木。これはレース中。
こないだのキャンプの時のも。たくさん遊んだねえ」

思い返して笑っている。
>>菜月#521354

「そうじゃなくて、”私の”世間様の方だよ。
作中世界の私自身。うちの両親とか、従妹の果奈ちゃんとかさ。
これから自分で書いていくんだ。菜月のいない世界の”私”を」

物語は続く。ふたつの人生が並走することになる。
どちらもきっと、本当の自分に違いはなく。

「異世界人って知られたらマズいのかな。
NASAとかCIAとかCERNが捕まえに来たりだとか……」

オーロラを背景に自撮りできないか試行錯誤している。

「勝手が知れるまでは左団扇のヒモ暮らしかな…っと」

写りがよかったのを見せてみる。
>>菜月#519480

「むしろこれからの方が地獄に落ちそうじゃない?
君と一緒になって、世間様を騒がせる片棒を担ぐ訳だから」

心配そうな表情をして、同じくらいの体重を乗せ返す。

「死なないように気をつけるけど、不安だなあ。
死に癖がついてるし。死なない様に見てておくれよ」

菜月の暮らす現実にも”あの”地獄はあるのだろうか。
わからない。細く吐息を漏らしながら天の帳を仰ぎ見る。

「父さんな、大学やめて菜月のヒモで食っていこうと思うんだ。
そもそも戸籍とかあるのかな。実際、君を頼るしかない訳で……
頼んだよ菜月。本当に一蓮托生なんだから」
>>菜月#519374

「女に生まれた時点で”詰み”とかね。
閻魔様も時代の変化に追いつこうと頑張ってるけど…
これもある種の『レ・ミゼラブル』というか」

なので心配ご無用と言いたかったらしい。

「そもそも”言問迷”は実在したのか?とか、
私の推理は辻褄が合うだけのデタラメじゃないか、とか……
言葉遊びの種はあったんだよ。煙に巻くようなやつ」

スマホを向けて、まだ赤い顔を写真に収める。

「でもやめとく。センセイが真に受けそうだし。
それよりほら、オーロラだよオーロラ。見に来たんでしょ」
>>菜月#519234

「腫れ物に触るような配慮を感じる」

思いのほか真に受けられて焦りだす。

「冗談だからね。無い、無いってば絶対無い。ありません。
初めてだって言ってたでしょ。これは本当にそうだから」

珍しく身振り手振りを交えて否定している。

「封建時代の戒律だもの。時代にそぐわないものもあるさ。
子供がいないとか、月のものを経験しただけで地獄に落ちるし」

石女地獄に血盆地獄というそうな。

「私の場合は金剛嘴蜂処……因果を論じる者の地獄とかかな。
多分そう。探偵向きの人間はみんなここに落ちるのかも」
>>菜月#518942

「口でシたのさ」

>>菜月#518942

口の前で合わせた指の隙間から白い吐息が漏れてゆく。
罪の告白をする気分というのを生まれて初めて味わっている。

「”割”って”刳”りぬく”処”と書いて”割刳処”」

それは地獄に落ちる程の大罪を犯した者を待つ裁きの名前。

「罪とはつまり、」

汝は罪人なりやと問われた訳ではない。
隠すようなことでもないから話しておくだけ。
>>菜月#518942

「地獄の構造を知っているかい。
下調べをして、知って書いてるだろうけど」

生前に犯した罪状に対応する八大地獄。
各地獄の四方の門に連なる小地獄が四つ。十六の小地獄。

「八大地獄の十六小地獄で、百と二十八に分かれる計算だ。
罪と罰の対応関係。私の罪もその中にある」

7ターンが経過して火が消えた。
煤を払いながら光輝を増すオーロラを見上げる。
>>菜月#518019

「問題は、手違いがあったかどうかだ。
偶然と必然の違いは大きい。偶然であれば人違い。
必然だったなら前科を問われたことになる」

”気のいい仲間”って鬼くんたちのこと?
などと問い返して笑っている。

「結論から言うとね、手違いじゃないって言ってた。
であれば『レ・ミゼラブル』? 一斤のパンを盗んだのか?
あるいは……私こそが人殺しだった?」

いつしか雪が止んでいた。この星では珍しいことだ。
暗雲の天蓋が取り払われ、無垢なる宇宙が露わになる。
荘厳なる碧き光のとばりが天にゆらめく。
>>菜月#518019

「”君の”地獄に付き合って欲しかったって?
人畜無害な顔をして、私にだけははた迷惑なわがまま放題。
たしかに君はそういう人だ」

くっくっと笑いながら焦げ目のついたマシュマロをかじる。

「世間じゃそういうの何ていうか知っているかい。
”無理心中”だ。昭和の文豪じゃないんだから……」

呆れたような仕草をして、白い吐息を棚引かせ。

「けれど私は、正義の味方なんかじゃないよ。
我が身かわいさで助かりたいだけ。自力救済の結果に過ぎない」
>>シーシィラ#516990

「いい夢だったね。
明日の私は別の答えを口にするかもしれない。
生きてる限り探し続ける。求めることに意味があるから」

答えを持ち合わせているかどうかが重要ではない。
大切なのは、問いに向き合おうとすることだと思っている。

「遊んでくれてありがとう、シィラ。
さようなら。君もいい旅を。またどこかでね」

お別れには笑顔で応えて、手を振り舞台を降りていった。
>>菜月#515689

「あの世の話なら”探偵天国”でいいじゃないか。
私もそっちの方がいい。なんだかお気楽な感じだし。
でも言問迷は地獄に落ちた」

折り返しの4ターン目に入って火の勢いがマイルドになる。

「なぜ? どうして地獄だったんだい?
閻魔様にも当然に尋ねてみたけど、その前に……
君が答えを持ち合わせているなら聞いておきたいかな」

マシュマロの表面がいい感じに焼け焦げていた。
適当な棒に差して差し出す。
>>シーシィラ#512464

「あとどれくらいの時間が残されているにしても……
ゆっくり話せるのはこれが最後になるだろうね」

そっと降ろして、胸にて手を当て恭しく長身を折った。

「”愛別離苦”の答えは出たかい」

以前そんな話をしたことを憶えていた。

「私の答えは、別れもまた愛することだ。
今すぐには難しくても、偲ぶだけで精いっぱいでも、
いつかは愉しい思い出に変わって、愛おしく思える日が来る」
>>シーシィラ#512464

「美しい夢を見せてくれた。たしかに君は素敵な人だ。
だからこそ、私よりずっと素敵な人に出会える。いつか必ずね。
君も私も、まだこれからの人だもの」

そういう未来を想い描いて、まなざしを重ねる。

「ほんの少しの間でも、シィラと同じ時間を過ごせた。
奇跡にも似た偶然。運命のいたずらだ。
同じ夢を見られてよかった。どんな言葉でも言い尽くせない」

足取りはレントより遅く。
カーテンコールの後の舞台にも似て、奈落の底の世界が廻る。
>>菜月#514849
探偵炎上・言問迷
「でね、大金持ちと貧乏人が入れ替わるお話なんだ。
本来の立場をあべこべにすれば物語が生まれる。
そもそもの話……」

バッチバチに燃えている。

「どうして地獄に落ちたのか。
こんなどこにでもいる小市民が地獄に落ちるだなんて、
奇妙に感じたことはないかい。あるいは……」

迷よ、迷よ。夜の森に赤々と燃える。
いかなる不滅の眼と手が汝の恐るべき均整を造り得たのか。

「地獄に落ちて当然の悪党だったんじゃないか、とかさ」
>>菜月#514849
探偵炎上・言問迷
迷 の 物理攻撃力23 上がった!!
迷 の 魔法攻撃力1303 上がった!!
迷 は燃えている… 1324 のダメージ!

「どうだ明るくなったろう」



 
 
 
 
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