贖罪の作り物のアツい修行の魔法使い


ステータス 詳細を見る

STR0MAG315AP0タイプ★精密

AGI0VIT0CP15星座てんびん座

DEX20MNT10運勢↑↑↑隊列前列

装備ネームノーツ「魔法使い」

獲得星のお守り



プロフィール 詳細を見る

「大丈夫、心配しないで。答えはかならずここにあるから」



アイコン

12345678910
11121314151617181920

自分のアイコン


チャット発言 装飾について 通常  秘密 


アイコン  発言者名   250文字まで

        プレビュー  0: ステラコード


全体 タイムライン リスト 返信 自分 秘密 所属星座 募集ボード

>>ミオアリア#570550

「君を想う人たちがいる。ゆりかごはまだそこにある。
ひとりにひとつ、ひとつずつ。君も私も、みんなそうだよ。
時々振り向きながら、また前を見て歩いてるだけ」

光る気泡が口から洩れて立ち昇る。
言の葉はわだつみに飲まれず消えず、手をつなぐ。

「叶うことならこの夏の日が、君にとっていつまでも……
輝かしい思い出になりますように」

バカンスの終わり。きらめく水面へと浮かんでゆくのだった。
>>ミオアリア#560249

「会えないかもね。多分、ほとんどの人とはこれっきりだ。
だからこそ、話せるときにちゃんと話して……
今しかできないことをするんじゃないか」

次はないかもしれない、と知っているから。

「でも、全部はできっこないし失敗もする。
完全ではいられないし、みんないつかはいなくなる。
それでも生きてる。君の友達も、お父さんもお母さんもね」

とぷん、と消えた姿を追った。
泳ぎは得意ではないけれど、すぐに追いついて。
寂寥に揺れる心に手を伸ばす。
>>菜月#560055

「どういたしまして。こちらこそ…とも少し違うか。
私の場合は……」

口許に手を当てて一瞬だけ考える仕草を。

「我儘を聞いてくれてありがとう、かな」

彼女もまた、人生に大いなる異物を受け入れる決断をした訳で。
そのことへの感謝を示す機会をとらえて口にした。

「ひと段落ついたみたいな雰囲気を醸しているけど……
大変なのはこれからだよ。私には君しかいないんだから。
よろしく頼んだよ、菜月。私のワトソンくん」
>>菜月#559974

「これもまた旅の収穫だ。
思うに、お土産というのは……形のないものに形を与える。
宇宙旅行が懐かしくなったら手に取って眺めるといい」

磨けば光るダイヤの原石。
なんて自惚れている訳ではないよ、と付け加えて。

「楽しかったねえ。
君のお尻を蹴っ飛ばしてやったのが昨日のことみたいだ」
>>菜月#559791

その手の合間に、きらりと光るモノを握らせた。

「忘れないでね。
君の人生で、きっと一番に大事なものだから」
>>菜月#559791

「うん」

手と手が重なる。
>>菜月#559724

「え、嘘でしょ。本気で言ってる…?
まさか置いていくつもりじゃなかろうね」

信じがたい様子で息を呑む。思わず目を剥いた。

「大丈夫かい菜月。焦らないで、周りをよく見て……
ほら、思い出してごらんよ」
>>菜月#559255

「旅立つ前には心が躍る。楽しみなことばかりだからね。
帰り支度をする時には切なくもなる。
もしかしたら、もう二度と来られないことを知っているから」

一番大きな荷物といえばそう、でかいひつじのぬいぐるみだ。
それもインベントリに仕舞いこんで。

「今は両方。楽しみであり惜しくもある……
おや? ひとつ忘れていないかい。あるでしょ、菜月。
忘れちゃいけない大事なのがさ。思い出してみて」
>>菜月

「さてさて。忘れ物はないかなセンセイ」

長いようで短かった共同生活の終わり。
生活の痕跡をひとつずつ取り払って、大方の片づけを終える。
立つ鳥跡を濁さずだ。枕の下まで覗き込んでいる。
>>ミオアリア#550379

「そうそう、そんな感じ。どちらかといえば”原案”かな。
お話の”もと”をこね回す人のことだ」

クッキーの生地だけ作る人みたいな。

「名残を惜しんでるんだね、ミオ。
惜しくなるほどの出会いなんて、そう幾つもあるものじゃない。
素敵な思い出ができた証でもある。いい時間を過ごせたんだ」

波間に浮かびながら笑みを向ける。

「君だけのお土産だ。大切に持って帰るといい。
二度と会えなくなるのが嫌なら……
言えばいいのさ。”また遊ぼう!”って」

>>ウォンツ#542947

「私にとっては、同じ時代の同じ国だ。
馴染めるかどうかの心配は少ないんだよ。幸いなことにね。
そちらの世界には本が流通してないかもだけど……」

可能性は低いと思う。商業作品は権利関係も厳しいから。

「君が私を知っている。今はそれだけで十分だ。
私も君を探して、花の旅路を見届けよう。
どこかで見守っていると知っていてくれれば、それでいい」

黒手袋に包まれた右の手をあなたへ。

「いつか続きを教えてあげる。乞うご期待だ。それまで元気で。
励みたまえよ。ウォンツ・ウェイクワード、君もいい旅を!」
>>ミオアリア#541791

「ふふっ、その可能性は捨てきれないね!
実際、私のファンみたいだよ。ストーカーでは……ないと思う。
ヘンなところはたくさんあるけど、悪い人ではないから」

別世界への移動というのが本当にできるかどうか。
今は何とも。試してみないとわからない。

「はじめに受けた説明の通りならね。
物語の続きを考えるのを手伝うつもりなんだ。
お話は続いていくから、元の私もいなくなる訳じゃない」

物語の内と外に、二人の自分が存在することになる。

「君だって好きにしていいんだよ、ミオ」
>>ウォンツ#540711

「懐の深いことだ。でも君らしい。
未来のことはわからない。ただ、報われてほしいと思う。
君はもう一人の私。私はもしもの君だから」

大変な道行きになることは想像に難くない。
鏡写しの自分を見るようでもあり。

「私たちは、同じ状況から別の答えを導いた。
道を分かつことになるけど、笑って送り出せそうだ。
君の考えを聞けてよかった。本当に短い間だったけど……」

絵に描いたような快男児に、月下美人の写しを差し出す。

「君の友人でいられたことを誇りに思う」
>>ウォンツ#540711

「”自我”とか”意志”とか”尊厳”とかさ。
普段は縁遠くて、なかなか気にすることもないけど……
君が君であること、私が私であることまでは手放してない」

誰かに容易く弄ばれるほど、柔なものでもないはずで。

「君の言葉は前向きで、いつも希望に満ちていて……
心地よく心に響く。これもまた人間の証明だ」

ウォンツ・ウェイクワードがここにいる。
憧れを負って立つ人が。

「数限りない可能性が、満天の星々となって君の宇宙を形作る。
そのすべてが真実と認める訳だね」
>>ウォンツ#539893

「それで、どうしたんだい。
君の頼みなら二つ返事で応える人もいそうなものだけど」
>>ウォンツ#539893

「いつかの君が出会う人々。
君を愛し、君を励まし、君を惑わせ、君を裏切るかもしれない。
まだ見ぬさだめが君を導く」

山並みからまなざしを転じ、両の手を広げる。

「誰もが君の背を追って、物語を見届けようとする。
幾千万のランダムウォークがそこに生まれる。
旅路は無数。ひとつとして同じものはない」

聞いてほしい。聞かせてほしい。声が弾んで止まらない。

「”事実”と”真実”の関係にも似てるんじゃないか?
見も知らぬ誰かと願いをひとつに、物語を紡ぐ。
そう考えると……たしかに何だか、心が躍った」
>>ウォンツ#539893

「物語の中と外。二人の私がいることになる……のかな。
どちらも私だ。自分自身の手綱を握って、最善を求め続ける。
為すべきことも生き方も、さほどに変わりはないみたいだ」

彼の言葉はいつも印象的で、とりわけ胸に残ったことといえば。

「前に話してくれたこと、覚えているかい。
”贅沢な天分”だとか何とか。あれからずっと考えててさ。
……考えるほどに、ゲームってすごい媒体だね」

以前このことを話した時には、互いの境遇を比べたりもした。
今は少し違う考えを抱いていて。
>>ウォンツ#539251

「よくある例えで、コップに半分の水が入っている。
まだ半分残ってる。あと半分しかない。
同じ事実を観察して、二通りの真実が読み取れるわけだね」

的確な答えをありがとう、と頷きを返して。

「私が体験した”事実”と小説に描かれる”真実”は別物だ。
モノの見方や語り口、誰の視点に寄り添うのか。
観察者、記録者としての才能が、事実を物語の域に高める」

何が言いたいかというと……。

「つまりね、対立構造なんてなかったのさ。
菜月と私は協力しあえる。結論としては悪くない」
>>ウォンツ#539158

「ご明察。熱烈なラブコールがあってね。
”作者の世界”に私の居場所があるのかどうか……
確実なことは何も言えない。天の配剤に任せるのみだ」

過去を持たない女が一人。いるはずのない人間がいる。
どうやって帳尻が合わせられるのか見当もつかないものの。

「私には選択の機会があった。
彼女のそばで作品作りを手伝うことにしたんだ。
ウォンツくん。”真実”と”事実”の違いがわかるかい」
>>ウォンツ#539088

「旅の終わりには家路をたどる。
そういうものと決まっていて、帰らぬものは不帰の客という。
死人の別名でもあるから、まあよほどのことではある」

スマホをつついて菜月の写真を開いてみせた。

「前に紹介したっけ?
『言問迷』を書いた人。私の”作者”の作家先生」



 
 
 
 
(C) 2024 Hisagi & CloveR Steps.