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>>天女#565143
車掌 「…天女様は姫君のようにおしとやかでしたよ。 私にとってもありがたいことです。 貴方まで鉱山出身だったら列車は滅びてました。 最近破壊の単位が「個」から「両」になりましたからね。 いえ、些細なことでございます」 機材をしまいながら、深く頭を下げる。 「ユリカ様は必ず目的の駅まで送り届けます。 ……天女様もお元気で。 いずれまた星の下でお会いしましょう」 「この度は星間鉄道をご利用いただき、 まことにありがとうございました」
>>ユリカ#553758
車掌 「さて、とはいえそれも先の話。 今はユリカ様のお勉強を進めなければ。 車掌服 学生服、とてもお似合いですよユリカ様」 サイズ合ってないけどいけるいける。 次の駅についたら物販で教科書や漢字ドリルを仕入れて 本格的にお勉強を初めていくことにするだろう。 「次に乗ってくるお客様は ユリカ様に切符を切ってもらいましょうか。 ここをパチンと挟むのですよ」 自分の持ってる緑の切符で手本を見せる。 彼女の旅も、車掌への道も、まだ始まったばかりだ。
>>ユリカ#553758
車掌 「……見納め、ですねぇ。 今回もたくさんのお客様を運びました」 車窓を流れていくのはこれまでに立ち寄った星々であり、 旅人たちが残した思い出の地である。 人は死ぬと星になるのであれば、 これまでに降りていった乗客達は、 夜空を彩る光芒として星間鉄道を見守るのだろうか。 「いずれ私も星になる、その時までは。 お客様の旅の終わりに相応しい景色を、 ずっとお届けしていたいですね」 (→) |
>>ユリカ#551345
車掌 「もし宜しければ私が家庭教師をいたしましょうか? 読み書きや計算、星の名前、業務日誌の書き方…… あと生徒用に学校の制服もございます」 どう見ても星間鉄道の制服である。 以前作る機会でもあったのか、 ちゃんとこどもサイズに仕立てられている。 完全に車掌代理を育てるつもりだ。
>>ユリカ#551345
車掌 ユリカ様が下車するまでまだかなり余裕がある ↓ 自分は元教師なので高校レベルまで教えられる ↓ ついでに車掌業務も覚えてもらう ↓ もしユリカ様が仕事できるようになったら? ↓ 100年ぶりに有給が取れる ☆good☆ (→)
>>ユリカ#549296
車掌 「友との出会いを喜び、別れを惜しむ…… 醍醐味ですねぇ… 旅の醍醐味ですねぇ…」 出会いと別れを100年繰り返してきた車掌は そこらへんの感性カサッカサに乾いているため 幼子が寂しさを覚えている様子に感動している。 「とはいえ私は旅の最後までご一緒しますので、 あまり寂しがらなくても大丈夫ですよ。 もうしばらくよろしくお願いしますね、ユリカ様」
>>ユリカ#549044
車掌 「であれば良かった。 旅は時間をかけただけ楽しみも増えますからね」 感慨深いものを感じながら窓から車内へ視線を移す。 最初は沢山いた乗客ももうすっかり減っていることだろう。 「今はずいぶんと減ってしまいましたが、 次の駅で乗ってくるお客様の中にはきっとまた今回のように ユリカ様のお友達になる方がたくさん居ると思いますよ。 それまでしばらくは、 先に降りていく方を見送る旅路になりますが…… 寂しいですか?」
>>ユリカ#548867
車掌 「というのは冗談でして。 あちらのはくちょう座から続く、白いもやが見えますか?」 星間鉄道の窓から見える、星座の一角を指差す。 ゲームの終着点であるPEAKに来た者達であれば、 車窓からステラボードの全域が見渡せるだろう。 「川だと云われたり、 乳の流れたあとだと云われたりしていた あののぼんやりと白いものは天の川と申します。 あの川の流れ着く先に、南十字停車場がございます。 辿り着くのはまだ少し先になるでしょう。 お時間は大丈夫ですか?」
>>ユリカ#548035
車掌 「そうですよー。 その乗客数たるやなんと驚愕の22人ぐらい」 適当だ。でもたぶん大体それくらい。 「色んな人がこの列車に乗って目的の駅へ向かうのです。 ユリカ様は目的の駅を見つけることができましたか?」
>>ユリカ#547231
車掌 「おや?ユリカ様。 ぽ? ぽですかー。 ぽはですねー」 業務ノートぺらぺら… 「今いるステラボード線を抜けた後は ストロールグリーン停車場や響奏の世界など 幾つかの銀河ステーションを経由し、 夏の星座線を外回りで運行する予定ですね」
>>ウキシロ#546137
車掌 ウキシロが降りて行くのを見送った後、 手元に残った星型の切符を眺める。 「……五芒星、昔を思い出しますね。 いずれまた」 一礼ののち、すっかり人が減った車内へと戻るだろう。 #星間鉄道 |
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