華やかな未来の
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シュティ
「ほんとだ1位……」
シュティ
山の上から景色を見下ろす。わし座もそうだったけれど、 この場所も故郷に近い風景だ。 澄んだ空気を吸い込んで風を感じていると、 頭の中が済んでいく。 「……どうしようかな。どうすればいいかなあ」 ゲームの収量が近い。 全ての星座を埋めて、得られる"報酬"。 それを何にするのか決めあぐねている。 こればかりは慎重に選ばなければいけない。 "役に立つ"ものを持って帰りたい。 ……何が自分のこれからに役立つのか、 自分にはわからない。
シュティ
「最近10位が好きみたいですね」
シュティ
「探せばあるのかな……式場……」
シュティ
「えへへ……二人でいっぱい頑張ったから。 おうし座の人がお菓子作り上手で、 教えてもらったりもしてたんだ」 ケーキは最後の方に作ったので、 慣れてきたというのもあったのかも。 「切り分けたら、フォークで取っても大丈夫だよ。 そっちの方が食べやすいもんね」 |
シュティ
「うん、合ってるよ。 二人で一緒にケーキを切って、 最初の一口を食べさせ合うんだって」 さっきまでやってたけど…… 「じゃあ、ふたりの初めて(?)の共同作業、 始めよっか」 ケーキから少し離れて見守る姿勢……
シュティ
「ふふ、すごいでしょ。 頑張ったんだよ」 ウエディングケーキのようなタワー型まではいかないが、 そこそこ大きくできている。 「結婚式では、夫婦になる二人が 一緒にナイフを持ってケーキを切るんだって。 初めての共同作業ってことらしいんだけど…… それを二人にやってもらおうかなって」
シュティ
(全部……?) 「う、うん。 えっとね、最後にケーキを用意したんだけど、 よかったらトイくんとノーチゥちゃんで一緒に ケーキカットしてほしいなって……」 指示した先には果物たっぷりのフルーツタルトが 真っ白なテーブルクロスの上で輝いていた。
シュティ
「うん。色々好きな組み合わせを試してみてね」 |
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