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STR5MAG0AP39タイプ★守護

AGI0VIT185CP7星座おうし座

DEX10MNT129運勢↑↑↑隊列前列

装備ダイヤモンドの指輪




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シュティ
「ほんとだ1位……」
シュティ
 山の上から景色を見下ろす。わし座もそうだったけれど、
 この場所も故郷に近い風景だ。
 澄んだ空気を吸い込んで風を感じていると、
 頭の中が済んでいく。

「……どうしようかな。どうすればいいかなあ」

 ゲームの収量が近い。
 全ての星座を埋めて、得られる"報酬"。
 それを何にするのか決めあぐねている。
 こればかりは慎重に選ばなければいけない。
 "役に立つ"ものを持って帰りたい。
 ……何が自分のこれからに役立つのか、
 自分にはわからない。
シュティ
「今までにないくらい甘いもの食べたよね。
 向こうじゃできないことをいっぱいしたかったから、
 結構満足かも」
シュティ
「つくったお菓子はこれで全部だから、
 あとはみんな好きなものを飲み物と一緒に楽しんでね」

 並べてみるとけっこうたくさんになってしまった。
 ゲームの中だから太らないね
シュティ
「じゃあ私も……ん、おいしくできてる!
 タルトは味見ができなかったから心配だったけど、
 フルーツが新鮮でおいしいね」

 切り分けたケーキを一口食べる。
 果物が好きなのでもうなんでもおいしい
シュティ
「最近10位が好きみたいですね」
シュティ
「探せばあるのかな……式場……」
シュティ
 ぱちぱちと拍手をする。空気が甘いね。

「おめでとう……で、いいんだよね。たぶん」

 ありがとうよりは、お祝いの方がいいかもしれないと。

「あとは普通に切り分けて、みんなで
 一緒に食べよっか」
シュティ
「えへへ……二人でいっぱい頑張ったから。
 おうし座の人がお菓子作り上手で、
 教えてもらったりもしてたんだ」

 ケーキは最後の方に作ったので、
 慣れてきたというのもあったのかも。

「切り分けたら、フォークで取っても大丈夫だよ。
 そっちの方が食べやすいもんね」
シュティ
ゆっくりとケーキが切れていく。
クリームとフルーツのカラフルな断面が
白いナイフの隙間から見えた。
ぱちぱちと拍手している……

シュティ
「うん、合ってるよ。
 二人で一緒にケーキを切って、
 最初の一口を食べさせ合うんだって」

 さっきまでやってたけど……

「じゃあ、ふたりの初めて(?)の共同作業、
 始めよっか」

 ケーキから少し離れて見守る姿勢……
シュティ
「ふふ、すごいでしょ。
 頑張ったんだよ」

 ウエディングケーキのようなタワー型まではいかないが、
 そこそこ大きくできている。

「結婚式では、夫婦になる二人が
 一緒にナイフを持ってケーキを切るんだって。
 初めての共同作業ってことらしいんだけど……
 それを二人にやってもらおうかなって」
シュティ
(全部……?)

「う、うん。
 えっとね、最後にケーキを用意したんだけど、
 よかったらトイくんとノーチゥちゃんで一緒に
 ケーキカットしてほしいなって……」

 指示した先には果物たっぷりのフルーツタルトが
 真っ白なテーブルクロスの上で輝いていた。
シュティ
「……ノーチゥちゃん、トイくん、ちょっといい?」

 エンドレスあーんに突入思想だったので
 ちょいちょいとかたをつつく
シュティ
「ありがとう、メメントちゃん。
 じゃあ、2人が落ち着いたくらいで声かけよっか」
シュティ
そーっとタルトケーキを冷蔵庫からだし、
白い布が敷かれたテーブルの上へセッティング。
あとはメメントに大きな真っ白ナイフを持ってきてもらうだけ……
シュティ
メメントの目線に頷いて、こっそり冷蔵庫の方へ……
いい感じの包丁もこっそり棚に準備済みだ。
シュティ
やっぱり仲が良いなあ、と思いつつ。
やっぱり例の"アレ"出しちゃった方がいいかなあ
シュティ
「わあ……コーヒージェラート
 すごく大きくて丸くできてるよ!
 ノーチゥちゃん上手!」

 いちごは果肉が引っかかったかもしれない
シュティ
「うん。色々好きな組み合わせを試してみてね」



 
 
 
 
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