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サエペス川を流れる魚たちよりも遅く、のったりとその川辺を歩み進める姿が一つ。
「先ほど拾ったかけらを……こう」
ぽん、と小粋な効果音でも出そうな様子でスキルを一つ生み出す。
「はは、完成なのだよ」
人よりも歩みは遅けれど、この手で生み出したものを楽し気に転がして、男はそれをカードたちと共に手の中で弄び始めたのだった。
サエペス「これで賑やかになっているのだねぇ。僕は初日の賑わいしか知らなかったものだから」
手元でカードをくるり。
サエペス「しばらく見ていないあいだにずいぶんと静かになったのだよ」
ひつじと戯れ帰りにふらりと散歩中。
サエペス「先ほどから時折妙に目を引く画が流れていくのだよ」
サエペス「人の波が留まるところを知らないのだよ。この混み様では、今は動くのは得策ではないかもしれないね」
出していたカードを眺め、消す。
サエペス人の流れを眺めつつ、適当にカードをめくっては戻し。
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