隣
ENo.168 ノチェブランカ †漆黒†ナイトオブザミッドナイトサン大体フリー
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>>エヴレン#523296
ノチェ 驚いたと口にする貴方に緩く笑む。 褒められたようで嬉しいものだ。 言葉に合わせ水の形を動かし、造る。 「……曖昧だと難しいものだね。 まぁ、少しずつ動かしてみるからストップと言ってくれ」 「…ところで、エヴレン」 「肌や毛艶は流石に再現できそうもない」 「から、こんな感じでいいかな」 見た目だけを反映させて視線は貴方に。 ふたつの水塊はゆらゆらと近くで揺れている。
>>エヴレン#521254
ノチェ 「魔力量は多い方だからね、出来ることは多い」 とはいえ上手く活用できているかは、さて。 他の賢者にとっては案外劣る存在かもしれない。 貴方が水塊を指差すと同時、子供の小さな方は形を変えていく。 それは徐々に…という程緩やかでもなく、一瞬でもなく。 ともあれ確かな貴方の姿を模して目の前に浮いている。 そうしてもうひとつ、悩みながらゆらゆらと形作る。 背は今より40~50程上にして、肩幅や手足も伴って大きく長く。 「…思い出せる範囲で情報をくれないか」 その方が明確なものを作りやすいから。
>>エヴレン#513747
ノチェ 威厳というやつは一瞬で破壊されることもある。 とはいえ"らしい自分"は好みではないし結果オーライ。 「……そうだな」 「君の言う通り目線や手の形、それから骨の感覚……」 「あとは…男性には声変わりや男女問わず力も強くなる」 言いながら指先を川に向け、何かを唱える。 瞬間、水は浮き上がり二人の近くへと運ばれて。 「視野の広さ、対人への対話能力…というか、精神の成長か」 「脳の構造自体も異なるらしい、他にも比べるなら多く」 水を、人の形に変化させる。ひとつは子供、ひとつは大人。
>>エヴレン#513651
ノチェ ……なんだが、やっぱり言い方〜〜〜! 「………"知識"が欲しいか」 「あるいは、知識の先の"力"が欲しいか」 「──大人になる術が、戻る術が」 「欲しい、ということでいいんだろうか」 確認って、大事で……
>>エヴレン#513651
ノチェ 「…あぁ。成り行きというのは幸を呼ぶこともあるが」 「………今回は、あまりそうだとは頷けないね」 その先が不幸であるとは言えない。 同時に、幸であるとも言えないのだから賭けに近い。 「………戻りたいと、強く願う手助けは出来る」 魔術の知識は多くあり、君にとって道となり得るかもしれないが 悩むのは、その力を使って後悔がないかということ。 勿論、完璧なものを齎す術というよりやはり"手助け"で。 「…君は、私に何を願う」「上手く言葉に出来るかい」 それは、相談に留まるもよし。他でもよし。 ▼
>>エヴレン#510914
ノチェ 「経験はする機会がないかもしれないな、すまない」 ちょっと気になりはする。好奇心てやつ。 過去の自分がどのような目線でものを見ていたかとか、 きっと今には見られない光景があるからこそ。 「…さておき」「馴染む、か」 「あまり、いい傾向ではないのは確かだな」 薄れる記憶は目的さえも忘れかねない。 何もかもが曖昧になる頃、それは果たして"君"と言えるか。 君でありながら君でない誰かになるのではないだろうか。 万能な力はあれど、何もかもをねじまげる力は多用するに相応しくない。
>>エヴレン#508873
ノチェ 「私にとってはあまり困ることもなくて…」 凡そは理解できるがもしかしたら異なるかもしれないし。 一応、聞いてみたわけだが……なるほど。 「………それで、大きくなるというか」 身体は大きさを保ったまま、欲しいものは持ち帰りたいと。 そういうことでいいのかな。最初の質問を思い返し。 まぁしかし、本人がうまい具合に引き出すしか…とは。 「退行というやつだな。…一部記憶を失うと大変そうだ」 「もう一度記憶の引き出しを用いて術に出来ないのかい」 簡単なことではないのかもしれないが。
>>エヴレン#508137
ノチェ 「ふふ、同じなら良かったよ」 幼少の記憶につられ全てがその糸の先へと。 理由としては何らおかしくもないし、理解できる。 あなたの話を聞きながら、ふとつ頷いて 「………ふむ、帰った後か」 「具体的には何が問題か聞いても?」 出来ることなら戻りたいだろうし、その方がいいとは。 しかし必ずそれが叶うかどうかは何とも言えないのが今。
>>エヴレン#508008
ノチェ 「あぁ、近い何かがあったかい」 それは良かった。勘に近いものでもあったんだが。 多少は推測として成り立っていたらしい。 「……ふむ」「その姿は確かに"貴殿"である」 「それは間違いないかな?」「なければ」 「記憶の引き出しの際、記憶の中の自身がそうであったか」 過去に見た祖父母の隣にいたあなた。 その姿がそれであったなら、あるいは。 あくまでこれらは推測であり、その域を出ない。 「…理由にするなら、一番無難となるものだね」
>>エヴレン#507598
ノチェ 「…へぇ?そう在ることで都合のいいことがあるのかな」 「思い入れがあるだとか、その姿でしか出来ないこととか」 やり直したい、だとか。望むなりに何かあるのか。 あるいは、意味という意味はなくその姿を好んでいるか。 流石に、考えることできても答えにはならない。 「質問があるとするならその周りだね」 最初の質問に絡みがあるなら答えは欲しい。 まぁ、説明が難しければ語れる部分だけでも。 |
>>エヴレン#506254
ノチェ 今、とんでもなく話がすれ違っている… 気付くためには話を進めなければ絶対うまくいかないやつ。 「……秘密、か」「…質問が関わるならばそうだな」 聞いておいて損はないというか、方向性が理解しやすい。 立ち上がるあなたを視界に映しながら問いに考えるような間。 「…その姿が真に貴殿ならばそうだね」 「大人、には見えないな」 「もちろん、そういう種の可能性もあるわけだが」 どう?答えには納得できるかな。
>>エヴレン#502257
ノチェ 「いや、そうじゃないんだが……」 「…………一応、聞いておこうかな」 どういう意図からの質問か。 具体的にどういった答えを求めているか。 そこが分からなければ上手く答えようもない。 まぁ、そのままの意味かもしれないが…… 「あと、賢者の秘密というものはないよ」ないらしい。
>>エヴレン#500415
ノチェ 「すまない、相談相手を間違えているかもしれない」 聞き返さなかっただけ褒められたい。 いや、この場合聞き返した方がいいのかもしれないが え?今なんの相談されてる………???
>>エヴレン#498972
ノチェ 「機械がね、あるんだよ」 これくらいの、と示すのは手のひらより少し大きめのサイズ。 薄型で持ち運びにも便利な端末で連絡手段。 魔法魔術もあるが、機械などの技術もあるわけで。 電話、意味としては大体そんな感じ。大体。 「持ち帰れないとしても、ここにいる間は大切にするといい」 それなりに高価なものだと思う、この世界でも。 宝石とは価値があるものばかりだしね。 「……それで、用件でも聞こうかな」
>>エヴレン#498789
ノチェ さっき深くは突っ込まずにいたんだけど そういうことかと吹き出すよう笑う。 「あはっ、はは…!いや、そういう?」 「びっくりしちゃった」 崩れた言葉で、指先を唇に当てくすくすと。 「いや、なに。違うんだよエヴレン」 「電話っていうのはさっきのボイスチャットがあるだろう?」 あれと似たようなものだからつい電話としてしまった。 そんな訳でこれは受け取れないよって 受け取ったものを返そうと差し出すのだ。
>>エヴレン#498137
ノチェ 「…あぁ、なるほど」 それはたったひとつの難しさに収まらないな。 読んだことがない以前に読むべきとは思えない。 それ以上に追及せず、手のひら差し出して 「………ん、これは」 手のひらの上に輝くものを眺める。 それから、顔を上げて視線はまたあなたへと。
>>エヴレン#497774
ノチェ 「ん、それなら良かった」 じゃあ謝りあいはなし!代わりに「ありがとう」を。 視線が交わる──といっても、こちらは片目だが。 「へぇ、読んだことのないものだろうか」 それなりに本に触れたものではあるけれど 違う世界なら分からないな。異国語、難しいから。 さて、そんな雑談まじりつつ本題をちらっと問おう。
>>エヴレン#497513
ノチェ 「…ふふ、おはよう」 「実はあんまり待ってないよ」 むしろ待たせてすまなかった、と謝罪の言葉。 ここ、心地いいから眠くなっちゃうよね…仕方ない。 「なんの本を読んでたんだ?」 なんて聞きながらあなたの隣に腰を落ち着けようか。 本題も聞きたいけれども、ね。
>>エヴレン#496334
ノチェ え、寝ている……!?遅すぎたか。 少し考えるように首を傾げる仕草。 寝かしておいてあげるべきかなぁ…起こしていいかなぁ…… 迷った挙句、軽く肩を叩く。とんとん。 「エヴレン、エヴレン」 |
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