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STR5MAG5AP0タイプ★慈愛

AGI0VIT159CP27星座みずがめ座

DEX0MNT155運勢↑↑↑隊列前列

装備ネームノーツ「隣」



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「私の力が必要か。貴殿が望むなら手を貸してやろう」



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>>エヴレン#570030
ノチェ
「…あ、そうだ」

そうして、去る前に思い出したような声ひとつ。
そういえば、我々は名乗りあっていなかったな。

端末から確認できるためこちらは名を呼んでいたのだが。

「………エヴレン、私の名はノチェブランカだ」
「改めてというにはもう終盤ではあるが」

名とは個を表すもの。そして縁を繋ぐもの。

こうして名乗り合うことで、またの縁が得られるかもしれない。

おまじないのような何か。
そうした未来があっても、構わないだろう。
>>エヴレン#570030
ノチェ
「――さて、名残惜しいがお開きとしようか」

ちらと、通知を見れば知り合いからのもので。
ここに来てから各々動いている時が多かったものだから
そろそろ、彼らとこれからについて語らねば。

>>エヴレン#570030
ノチェ
「私も貴殿も、望むものが手に入るといい」
「此度だけでなく、これから先にも」

「生きている限りは可能性はなくならないのだから」

>>エヴレン#570030
ノチェ
「…ん、?」「……あぁ、」

確かに、ひとつとは言ってなかったのかな。
てっきり、ひとつきりなのだと思ってしまっていたが。
少し考えるよう口元へ指先をあて…

可能性は無限大。その方が素敵だな。

「うん、いいと思う」
「願えば叶う、その方が夢がある」

「それに、ここは奇跡という可能性に満ちているし」

>>エヴレン#570030
ノチェ
後退する貴方の様子眺めて小さく息を吐く。

それは溜息であったか、安堵であったか。
あるいは、何とも異なるものであったか。
不意にでたものに意味などないのかもしれない。

「……うん、」

「価値がないと思うことはないよ」
「でなければ、今日に貴殿とともにいなかったはずだから」

興味なければそれまで。価値がなければそれまで。
感じたことのない感覚ではあるがそうだと考えている。
無関心でないことはその何かへの価値を認めているのだと。

>>エヴレン#567041
ノチェ
「価値があるとか、ないとか。
 そうした理由から持ち帰るものじゃあないから」

「私は、私の選んだものを選ぶよ」

「貴殿が、貴殿の意志で何かを選ぶように」
>>エヴレン#567041
ノチェ
「…うん、素敵な耳だと思う」
「思う、けど……本物には敵わない」

偽耳はエヴレンには敵わないということ。
貴方とともに旅するなら喜んで手を伸ばしたもの。

しかし、それはたらればに過ぎず。

「やっぱり、それは持ち帰れない」
「すまない、エヴレン」

撫でていた耳から手を離して、ゆっくりと下ろす。

>>エヴレン#567041
ノチェ
勢いがすごいよ~~~。
賢者は突き出された耳を前に知り合いを探す。

た、たすけて~~~。

顔をあげれば弱弱しくSOS顔を見せているのだが
まぁ、近くにはいないので届くこともない。
知り合い、というか兄のような二人の前では妹気質。

「………えと、じゃあ」

シツレイシマス。ふわっ…とそのお耳(本物)に触れる。
そ…よし、よし。なで、なで………。

>>エヴレン#567041
ノチェ
「あぁ………」

全然引かない……強い、強すぎる。
精神的なものが、強固………!!

「いや、その」「別に、ほら…」
「エヴレンの耳に価値がないと言っているのではなく。
 なんていうんだ……?ほら、その………」

たじ、たじ…………

>>エヴレン#565960
ノチェ
「えぇ……………」

大きい声にびっくりしちゃったな。
そして近い!めっちゃ近い!!

のけ反りとともに三歩程後退する。

「ん、えぇ……でも、でもね」
「ここでしか取れない価値のあるものではあるよ…」

たじ、たじ。

「マスターはその、武器商人だし…」
「加工できそうなら尚よしかなって………」

>>エヴレン#564429
ノチェ
「…うん、そうだな」

スッ…と手を動かして伸ばすのは偽耳――ではなく
己のポケットの中。そこにあるものを取り出すため。

「実はな、エヴレン」
「星の欠片は既にここにあって」

これはきらきらの何かである。

「迷子になったお詫びというかなんというか」
「マスターがこわいのでお土産をね、持ち帰ろうと……」

記憶を持ち帰るのが一番だが。お土産話、という意味で。
>>エヴレン#564429
ノチェ
似ている、が………耳を見る。
己のものでなく、目の前の人の。

「あ~……」「ん~…?」

うんん?賢者は混乱している!!
絶対違くない???という気持ちがあるのと
あまりにも心から語っていそうで…!!

「えっと」「その、」

>>エヴレン#564429
ノチェ
魅力的などと身に余るほどの素敵な言葉までいただいて
素直に、有難いことだと思った。

さて、ともあれ交わらぬならとお開きかと思えば
本当の本当に最後の案が来たようで。
なんだなんだと言葉なく首傾げて見つめ、

「…………ん?」

>>エヴレン#564429
ノチェ
「ふふ、すまない。馬鹿にしている訳じゃないんだ」

ただ、微笑ましかったり
あとは嬉しさとか、まぁ色々混ざりあって。
真剣に考えてくれたことなんだろうとは、思う。

「なるほど、互いに連れ帰るなら相反する」
「それは、どちらとしても果たされないだろうな」

行くあてがなければ。
するべきことがなければ。
したいことがなければ。

全てがたらればでしかない。

>>エヴレン#562485
ノチェ
「まぁ、間違ってはいないんだが」
「流石に、私個人の感情で誰かを連れ帰るには現状がね」

己にはマスター(雇い主)がいて
今は迷子であるけれども、はぐれているけれども。

誰かの手を取って駆けていく──のは、難しそうだ。

「でも、悪くない案だったよ」

聞かせてくれてありがとう、と感謝の意を告げる。
ひとりだったら連れて行ってしまったかもしれないな。
>>エヴレン#562485
ノチェ
「ふっ、んふっ、……」
「んふふっ………」

「いやぁ、なるほど」

>>エヴレン#562485
ノチェ
「……んはっ!はははっ!!!!」
>>エヴレン#562485
ノチェ
「……………………………………」



 
 
 
 
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