>>銀路#572721
クラーネ
「し、死んでも魂を留めることはできますよ……」

　こわ。

「え、えひ、ひひ……
　よ、よ、よ、およ、およよよよろしくおねねがいします……」

　言葉を噛み噛みながらも、か細い手をハイネさんへ伸ばした。

>>銀路#571942
クラーネ
「私でいいんですか！？
　間違えてませんか？
　後悔しませんね？」

　RPGの確認みたいなこと言われた。

>>銀路#554454
クラーネ
「一緒に！？！？
　私が！？！？

　私がハイネくんと！？！？」

　うるさいよ

>>銀路#554454
クラーネ
「な、ないふって、刃物の…？
　さっかー…？」

　知らないことばかりである。

「そ、そうですね、私も次に行くところもないし、一緒に……」

(続)

>>銀路#554396
クラーネ
「一緒に！？！？！？」

「な、ナニと！？！？」

　誰と出すらない。

>>銀路#554396
クラーネ
「いい場所……」

厄介払いか、魔術結界発生装置かの二択になる自分の国はとてもいい場所とは言えない。
もごもごと口ごもる。

「え、あ、そうですね、私も正直国に居ずらくなったというか、軟禁は解消されたけど、みんなにこわがられているというか……次どうしようかなって……
　えー…一緒に……」

(続)

>>銀路#554344
クラーネ
「旅したい、気分……えと、つまりは行き先とかはまだ決めてない、と……
　えー……えと、が、頑張ってください」

　陰キャは当たり障りの無い言葉しか出てこなかった。

「ま、また会えたら、嬉し……かな、と、思ったり……へへぇ」

>>銀路#544897
クラーネ
「ハイネくんはいま結構旅をしている、感じですか？
　前にこの世界が開いてたときは仕事がどうとか……聞いていた気がしましたが、
　それも落ち着いたのかな……」

>>銀路#544015
クラーネ
「はい、なんとか、かんとか……
　げ、げんき、です……

　でも、もうここにいられるのもあと僅かになってしまいました……
　ハイネくんはまた、元の世界に帰るんですか？」

クラーネ
「………………」

　駆け足で″ゲームクリア″したけれども。


「これで、よかったのかな………」