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>>メメール#486158
マギ 「ありがとね、信じてくれて」 強い感情があっても、 夢でのえにしがあっても、 ほぼ初対面みたいなものなのに。 僕が言うならそうなのだろうと言ってもらえた、 そこに感謝を。 その表情に、 ああ、ほんとうに僕って。と また自分が情けなくなって。 「……優しいね。 うん、僕も、そんな君に」 「ちゃんと見合う男にならないとな」 軽く言うけれど、 確かな決意。 もったいない?とんでもない。 僕の方が僕にはもったいないくらいの人だと思っているんだ。 けれど、手を放す気はないのだから。 握られた手を、こちらも握り返して。 「うん、きょうは突然呼び出したのにありがとう。 戻るんだね、気を付けて」 本当は送って行こうか、なんて言ってみたかった。 けれど、いまそれを言うのが良いと思えなかったから。 ただ笑って 「また会おうね」ともう片方の手を振った。
>>メメール#486074
マギ 「失敗は成功の母なんて言うしね。 ほんとう、わからない」 「うん。本当に良い人だよ。 きっと君も仲良くなれると思う…… なんてちょっと無責任かな」 そう心から思ってはいるが、 人の心を決めつけてしまう気がして。 「そうだね。 前も……君は、そう言ってた。 そして、ここのポラリスという星で お祭りがあって、そこで僕と後輩と、花火を見たんだよ」 説明するように、懐かしみながら。 その様子に、 苦しいのだろうなと思う。 今互いに恋人であることが本当でも、 そこに至るまでの様子を思い出せないのは。 だから、前と違うことを ブローチに思うあなたに敢えてこう言おう。 「君に贈った物だもの。 君が、したいようにしてほしい」 焦らせたいわけじゃない。 苦しませたいわけじゃない。 あの思い出を憶えていない様子にちりと胸は痛んでも、 彼女の痛みほどじゃないんじゃないかって。
>>メメール#484490
マギ 「ふふ。 なにが"失敗"かなんて ほんとうにわからないね」 一度離れる手。 名残惜しいと思いつつ、 抱きしめていた手をこちらも離し、 通常、対話するときの標準くらいに距離を取り直す。 「どうしてここにつながったかも不明だったろうからね。 願いが、繋げてくれたというのなら、 そう願ってくれたことに感謝しかないや。 体ごと、かあ」 「しのぶさんみたいな状況になったね。 ……ああ、ごめん。 僕の友人のことだよ」 似た境遇にあるだろう、 星の思い出を話した女生徒のことを思い出し、 そういえば相手に記憶がないのだと思いなおす。 というか、その前も彼女にあのひとのことは話していなかった。 「これはね。花火の模様。 僕と、君と、後輩をイメージした色の」 「みんなで花火を見た思い出に、ピッタリだと思った」 「ううん。焦らないで。 受け取ってもらえるだけで、僕は嬉しい」
>>メメール#484432
マギ 「これのことまで憶えているか、はわからないけれど」 「このブローチは 君が僕や後輩と行った お祭りを覚えていられるようにと贈って。 そして、君が帰ってくるまでって」 「預かってたんだ。ずっと」 はにかみながら、 あの日に大切に"預かった"それを差し出す。 「やっと、君に返すことができる」
>>メメール#484409
マギ 「うん…… なるほど。 だいたい経緯は僕が前に君から聞いてた話といっしょだね」 真面目な話になると すこし顔が険しくなって。 「記憶が戻りデータ化が完了した君が消えた、というのは 現実の君の治療が完了した、ということ。 なるほどね、 混乱の回避……僕にはわからない技術だけど、 それで記憶が」 以前あなたから聞いた自分からすれば未来の世界。 人の記憶を消したり、 フルダイブ型の治療で脳のダメージをケアしたり。 それこそ自分のなかでは「異能」でしか為しえない技術だ。 「目が覚めたときから、 僕の夢を……僕が君の手を引いたのは、 たしかあの日一度きりで、そっか」 「ここに来たのが失敗でも偶然でも、 僕はそれが嬉しいよ。 それに……」 「ちゃんと、憶えててくれたことも」 →
>>メメール#483858
マギ 「あ、はは」 「もう……なんだろうな。 いまさらとんでもなく照れてきちゃった」 必死だったからそこまで気が回っていなかった。 いまさらに腕の中のあなたのぬくもりを意識して さらに頬が熱くなる。 あなたより先に、気が抜けてしまったのかもしれない。 「う、うん」 くすくすと笑う様子にさらに照れる様子を見せつつも。 「……ありがとう」 あなたの話には、一転真面目に耳を傾ける。 →
>>メメール#482980
マギ 「……ありがとう」 自分でも勝手なことを言っていると、思っていたのだ。 相手の事情も考えずに、 ただ自分の感情をぶつけてしまったと。 まさかそのまま受け入れてくれるとは 思っていなかった……わけじゃない。 期待はとてもしていたけれど、 あなたにとって大きな決断に思えて。 だから、ありがとうと。 たくさんの人を笑顔にしてきた。 たくさんの人のために振舞ってきた。 けれどもう、その生き方はできそうにない。 こんなにもひとりの女性に心を奪われているなら、 "皆のための"エンターテイナーは廃業だ。 ……そしてそれは、きっと悪いことなんかじゃあない。 確証もなく思う。 「あっはは…… 一番の主題は、これだったからなあ。 うん、でもそうだね」 「ログは遡ったけれど…… 改めてこれまでに何があったか、 聞かせてもらってもいいかな」
>>メメール#481819
マギ 「うん」 言葉少なに答える。 いまの自分が饒舌である必要なんてないと感じた。 その返事に。 その表情に。 ……その、行動に。 ひときわ嬉しそうに笑って、あなたを抱きしめ返そう。 「こちらこそ、改めてよろしく」 「お帰り、僕の大切な恋人」 恋人として。 その言葉に返すために、 少し不自然な言葉にはなったけれど。 決意と感情をこめて、敢えてそう返す。 ああ、このひとはもう。 僕の感情を乱してばかりで。 泣くことも笑うことも、制御できなくしてくれた責任を、 こちらは取ってもらおうか。 |
>>メメール#481510
マギ 「……ふふ」 たとえ記憶の繋がりがあいまいでも、 考えていることが一緒だったようで。 それが、たまらなく、笑みに出てしまうほどに 意識したことがいままであまりなかった感情を感じる。 「いいんだよ。 ううん、違うな」 「僕のこと、また好きになってよ。 お願い」 あの時「特別である」としか返せなかったけれど もはやなんとなしに気づいている。 きっと、自分はあなたに大きな感情を抱いていて、 それが止まることなんてない。 「夢で何度も僕のことを思い出してくれて。 憧れだと思ってくれて、 惹かれてくれたなんて、僕は嬉しいし」 「僕は、"君"が好きなんだ」 記憶があいまいだろうと。 こうして傍にまたいられることが幸福で仕方ない。 それは、あの日の君への不義理だろうか? それとも、或る種の誠実だろうか? なにもわからない。 けれどそう言うほかない。
>>メメール#479649
マギ 「ごめんごめん」 言いつつも笑顔は変わらない。 しかしそれは反応で、というより ただただ嬉しそうなだけにも見える。 「……良かった。 また、この世界に来てくれて」 そう、しみじみ呟いて。 「あ……そ、そうだね! 僕、つい焦って話を飛ばしすぎちゃって」 自分でも自覚があったゆえに 慌てて謝りながら。 「うん、少しずつ、落ち着いて話そうか。 ただ、そうだね。 そう言われると」 「もったいないことなんてない、とだけは 僕は言いたいよ」 そう言って、 あなたの混乱が落ち着くまで待つか、 それとも軽くできそうな話題から始めるか。 あらためて軽く反省しつつ考えていく。
>>メメール#479089
マギ 「うん、ごめんね。 混乱していそうなのに」 そう謝罪を口にしつつも。 その姿に、 懐かしい面影に内心胸をなでおろす気持ちで。 自分はまだ、この事態をふんわりとしか把握もしていないのに。 「そりゃあね。 僕の知る君はそういう子だったもの」 くすくすと笑う。 真剣な事情だし笑うところじゃあないんだけどなあ、と 頭の中で呆れ笑いする自分がどこかにいた。 「夢の中で……? そっか、アルテミスさん、君は……」 「夢でも、憶えていてくれたんだね、うれしい。 うん、親しかったよ、というより」 「……君が僕に"好きだ"って言ってくれた。 僕はあのとき君のことを特別だ、 としか返せなかったけれどね」 男として情けないや!と 笑って見せて。 情けないのは本当だ。 混乱しているだろう相手に こんなに事情の説明を急いているから。
>>メメール#479068
マギ 「僕が知る君はその名前だからね」 緊張しているみたいだな、と思うとともに 昨日さかのぼったログや 言葉からなんとなしに事情が分かる気がした。 けれども 『あたしが、あたしじゃ、なくなっても。 君は、変わらずあたしの友達で、いてくれる?』 遠い日のことを思い出す。 その名前に拘っているのは単に自分が怖いだけだけれど。 もし状況が変わらないとしても、 その言葉を翻す気は毛頭なかった。 「あはは。 敬語、苦手かい? 君が良いなら、気にしないでいいよ」 らしいなあ、なんて心の中で思いつつも 可愛いな、とも思う。 「それで…… 僕はちょっと気になってることがあるし。 君も気になってることがあるなら、 遠慮なく聞いてほしいんだ」 「僕は、たぶんいまの君じゃない君をよく知っているから」 どちらにせよ大切なことに変わりはないけれども。
>>メメール#479055
マギ 「やあ、アルテミスさん」 美しい川辺を眺めるあなたに 掛けられる声。 ……なぜかかたくなに、 あなたの「メメール」という名前では呼ぼうとしてこない。 「僕のほうが遅れちゃったね。 待たせてごめん」 「来てくれて、ありがとう」
マギ
「幸いでもあり、 頭を悩ませる話でもあるね」 「ここの戦闘技術が持ち帰れたとしたら、 たしかにその助けになるだろうね。 できるかぎりそちらの世界でも扱いやすいと 良いものだけれど」 「ともあれ、とても大変だ。 お疲れさまだよ」
マギ
「トロン…… そっか。 アーシエさんたちはここから戻っても戦いが」 その名詞の意味はわからない。 しかし命題ということはそういうことなのだろうと。 「確かに。 思わぬことが叶ってしまうと気が抜けてしまうことはあるね」 |
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