Eno.113 メリジェ  18:みんなからの手紙 - まぼろしの森林

メリジェへ



旅行に行っておったのに、こちらのことで手を煩わせてしもうたのう。
しかし、お主の働きがなければ、よもやであった。
メリジェ。お主が優しい子に育ってくれて、爺も嬉しいわい。
ソロル
「帰ってきたら、とっておきの飴をあげるぞい」


グリーンドラゴンのソロルより



オズ
「よく働かせてくれたな」

おかげで筋肉痛だ。
祭りで出る、香草のシチューを奢ってもらうからな。
ロザリーとお前と。3人で回ろうぜ。
背中には乗せてやらんけどな。

ケンタウロスのオズ



勇者さまのことがなんとかなってよかった。
私の薬も役に立ったなら、何よりよ。
メリジェが教えてくれたおかげね。
ロザリー
「……メリジェはやっぱり、『特別』なヒト」

私の、誇れる友達よ。

ゴブリンのロザリーより



心配をかけた。
まさか魔王さまに手紙を出すなんて、思ってもいなかった。
あの方は基本、ひとびとのことには不干渉だそうだから。
お前はよく愛されて育ったな。
それは町のみんなだけじゃなくて、この世界からも。
アイオン
「……とてもしあわせで、嬉しいことだ」


オークのアイオン



かわいい子豚って、ずっと思っていたけど。
子どもが育つのって、こんなに早いのね。
母さんは、あなたのことを心配しすぎていたかしら。
本当はずっと、あなたに助けられていたのね。
ユグネラ
「ありがとう、メリジェ」


エルフのユグネラより



気をつけて帰っておいで。
待っているよ。









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