「こんにちは、ボクの花嫁会いに来たよ」

「……タイミングがいいのか悪いのか、ねぇ、聞きたい事が」

「わかってるよ、花嫁って何？でしょ。
ボク達は星の管理者、その花嫁は星のコアになるんだ」

「コア？」

「そう、コア。
星にその祈りを願いを反映することのできる存在。
キミの願い【みんなの笑顔を守りたい】もね」

「……それは、今の私でも可能なの？」

「可能だよ？コアに年齢なんて関係ないもん。
キミは夢を見ているだけでいいんだ、あの場所でキミの望む夢を。
それが星に反映される。

キミが大きくなって、キミの望みをかなえる力を身に着けるまでにどのくらいの時間がかかる？
それまでに、キミの望む平和が自由が壊されないって保障どこにある？

キミがコアになれば、今からでもその願いは叶う。
あ、ボク嘘はつかないタイプだから、そこは安心して」

「コアになったら、もうみんなには会えない？」

「……前例はないね、言ったでしょ？眠り続ける存在だって。
あー、キミのママならあの場所でも乗り込んできそう……キミのママもコアになる資質持ちだしなぁー」

「……？それは、どういう…………」

「なーいしょ！あー、今日も喋りすぎちゃった。
ボクの花嫁とのお話は楽しくて、つい！
いいお返事待ってるよ、ボクの花嫁」