Eno.406 ルーヴ・ブランシュ  長期休暇_01 - いろどりの山道

ルーヴ
「お嬢様に見せる用の日記でも書くか。」

ルーヴ
「働いてただろって疑われそうだから……。」




◆ ルミエール・ド・ラフィネ(Eno.407)

ルミ。
ちっちゃい方のお嬢様。
休暇ってことで一緒に庭園にやってきた。

ふたりきりの外泊は初めてだからけっこう不安だったけど、
自由に楽しめてるっぽいから良かった……かな。

最近は大人っぽくなることに憧れてるみたい。
ルミが立派な大人になったときにも、おれが隣に居られると良いな。

いろんな景色を見て、いろんな感情を知って。
元気に育って欲しいと思う。



◆ 妖翅は七色に煌めいて(Eno.83)

ミルルマルメル。
自由気ままな妖精さん。
名前にがいっぱいあってえらい。

ちょっとだけ口と態度が悪いところが気になるけど、
おれに構ってくれるあたり根は優しい子なんじゃないかな。

そういえば働きくさいって言われたんだけど、働きすぎると匂うんだろうか。
お嬢様とルミにも聞いてみたいところだ。



◆ 鴇桜のレンカ(Eno.606)

レンカさん。
不思議な雰囲気の大和撫子って感じ。

どうやら別の世界……別の時代のひとみたいだ。
おれとルミのことが夢のお告げに出てきたらしく、
庭園での探索を色々と手助けしてくれた。

言葉の使い方が全然違うから、ルミと会話したときは大変だったらしい。
ちょっと見てみたかったな。


 








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