Eno.83 妖翅は七色に煌めいて 記録03 - ひだまりの高原
「――悪いことはしませんからね……」
(Eno.774 無明ヶ原 泡沫夢)
魔法少女だとか。
善悪を区別するのならば、それが出来ると思って居るのだろう。
悪を為したとき、魔法少女は如何するのだろうか。
「――じゃあ一番のお花畑目指そうかしら。」
(Eno.169 世界を彩る華麗な仙境の娘)
天女だとか。
お花畑。
同じだからか。同じで無いからか。
どちらだとしても、あの様には成れないのだろう。
雲無き空、日の当たる場所。
熱を求めて、また誰か。
(Eno.165 ゆきみ)
(Eno.406 ルーヴ・ブランシュ)
暖かく、緩やかに感じようとも、時は流れ続ける。
無情に、無常に。