Eno.579 ウロツチ  土遊び - はじまりの場所

プロフィール欄に入れていた、折り畳み装飾で遊んでみたいがため発生したゲームと無関係のコンテンツ。


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  こびとあそぶ
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ある晴れた日。
上を見ればおだやかな青空。下を見ればやわらかな草原。その地面に。


小人がたたずんでいる。

・歩いて近づく。→1へ
・走って近づく。→2へ
・あなたは立ち去った。→14へ
(以降も、気分に合う選択肢がない時はいつでも立ち去ってよい)

1

じっ。ゆっくり近づくあなたを、小人が静かに見つめた。

・菓子をくれてやる。→3へ
・鉛球をくれてやる。→4へ

2

ぴゅん。小人は走って逃げた。

・追いかけて、追いつく。→5へ
・追いかけない、または、追いつけない。→14へ

3

おっ、気がきくね、みたいな雰囲気で悠々と菓子をうけとる小人。
自身の食べやすいサイズにちぎり、座って優雅にいただいている。

・食べ終わるまで待つ。→7へ
・小人に触れてみる。→8へ

4

ダァン! 精確無慈悲な鉛球が小人を撃ち抜く! NICE SHOT!!
もろい土の体などひとたまりもなく砕け散るのみ! BARABARA!!

あたりには散らばった土くれと、白い花びらだけが残った。

・→14へ

5

ぐんぐん距離をつめるあなた。
足音に振り返り、びっくりした雰囲気の小人。

・そのまま追い越す。→12へ
・小人をつかまえる。→6へ

6

つかまった小人は、至近距離からあなたを見つめている。

・小人を逃がす。→13へ
・小人を放り投げる。→9へ

7

小人は菓子を少しずつ、着実にもりもり喰らっていく。
その周囲には、いつの間にか小さく白い花が咲いている。


だっ。菓子を食べ終えた小人はあなたの周りをぐるぐる回りだす。
その足元、円の軌跡に、白い花がじわりじわりと咲いていった。

ひとしきり駆け回って満足したのか、小人はそのまま走り去る。
それはおいしい菓子への礼を示すものだったかもしれない。
べつにぜんぜん関係なく、ただの食後の運動かもしれない。

意図は不明だが、菓子は食べかすも残らぬほどきれいに平らげられ。
その場には、あなたを囲む花の輪だけが残されていた。

~おわり~

8

さふ。小人に触れたあなたの手がちょっと土で汚れた。
のんきに菓子を喰らうこの生き物は、土でできている。

・→13へ

9

ブゥン! ぶん投げられる小人!
投げられたぶんの高さだけ、空へ近づく。


その顔は上を向き、瞳は青を映す。
空を味わう時間はまたたく間に終わり、小人は落下を始めた。

・キャッチ!→10へ
・放置!→11へ

10
ぱしっ。小人はあなたに受け止められた。


すっ。小人はおもむろに腕をあなたへ向ける。
ぽん、と、その土の手に小さな白い花が咲く。
咲かせた花をあなたのもとに残し、小人はぴょんと地面へ降りた。


そのまま去って行く小人。手を振るように、しっぽが揺れる。
背中には、どこか満足気な雰囲気があった、かもしれない。

~おわり~

11

すたっ。着地。
小さく軽いものなので、少しくらいの高さはへっちゃらだ。

・→13へ

12
小人を追い越して、あなたはぐんぐん走る!走る!走る!
小人など捨て置いて、あなたは一陣の風になる!なった!

風をきる音は、あなたを祝福するファンファーレ。
もはやあなたは誰も追いつけない HIGH SPEED WIND...

どうかそのまま音の速さまで。あなたならたどり着ける。
いつかきっと、光の速さまで。それすらも越えていける。

あなたの未来に Good Luck! 最先端へ GO! GO! GO!

~おわり~

13

ちょっぴり遊んで、そろそろお別れ。小人はあなたに手を振った。
もしこの先に、縁の交わることがあれば。またいつか、どこかで。

~おわり~

14
周囲には、静かな草原が広がっている。
あなたは冒険に向けて、場をあとにした。そのうしろに。


ぽこり。地面から芽吹く何か。
この先も、どこかで発生するかもしれない。
もしかしたら、いつか、あなたの足元にも。

~おわり~








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