Eno.83 妖翅は七色に煌めいて  記録08 - めざめの平原

 



――俺は俺自身のことが好きなんでね。

 (Eno.259 カヴィア)

花園の………何?
花園に居た、なんか。



偽るか、偽らないか、ただそれだけの差異。
何処迄も同じで、何もかも違うのだろう。



依り咲けば、彩り。
風舞えば、彩り。




 (Eno.68 ユッカ・センチュリー)

遠い名を、もう呼ぶ事も無い。
名前の無い、私との関係も。



音が響けば、奏でる様に。
繋ぎ紡ぐを、絆と呼ぶか、えにしと呼ぶか。


 (Eno.611 モルフェ・フォニエ)

繋ぎ止めれば、堕ちてしまうから。
紡ぎ留めれば、いだいてしまうから。


 








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