Eno.113 メリジェ 19.5:ただいまとサプライズ - まぼろしの森林
◇◇◇◇◇
Eno.136 カレルさんの投稿される休憩ログ
『昼と夜が平等な森に来たっス!』と一緒にお楽しみください。
◇◇◇◇◇
これは少し、未来の話。
“昼と夜が平等な森”。
祭りの直前に帰還したメリジェは、
ソラニワでできた友人を連れてきた。
それだけならよかったが、彼が同い年の男性のケンタウロスということで、
森ははちゃめちゃに大騒ぎ。
なんやかんや。
「森にいる間はここが家だと思ってゆっくりしなさい」
「パパと呼んでもいいんだぞ」
「これは、ロザリーちゃんにい~」
「これは、オズくんにだよお!」
男二人で話がしたい……などと
白毛のケンタウロスから呼び出されたりもしたかもしれない。
そうしばらくも経たないうちに。
すっかりゴブリンやケンタウロスとも馴染んでしまうだろう。
あなたはそんな朗らかな人柄であるので。
どうかこの森でのひとときが、
あなたにとってよきものでありますように。
Eno.136 カレルさんの投稿される休憩ログ
『昼と夜が平等な森に来たっス!』と一緒にお楽しみください。
◇◇◇◇◇
これは少し、未来の話。
“昼と夜が平等な森”。
祭りの直前に帰還したメリジェは、
ソラニワでできた友人を連れてきた。
それだけならよかったが、彼が同い年の男性のケンタウロスということで、
森ははちゃめちゃに大騒ぎ。
オズ
「ハア!!!!?!?!?」
「ハア!!!!?!?!?」
ロザリー
「うっさ……なんでオズが
1番驚いてるのよ。
メリジェのご両親優先でしょ」
「うっさ……なんでオズが
1番驚いてるのよ。
メリジェのご両親優先でしょ」
ユグネラ
「かわいい子豚ってずっと思って
いたけど子どもが育つのってこ
んなに早いのね母さんはあなた
のことを心配しすぎていたかし」
「かわいい子豚ってずっと思って
いたけど子どもが育つのってこ
んなに早いのね母さんはあなた
のことを心配しすぎていたかし」
アイオン
「ゆ、ユグネラ、しっかり!
ウッ(めまいで倒れる)」
「ゆ、ユグネラ、しっかり!
ウッ(めまいで倒れる)」
ロザリー
「順番よ、リアクションしていいわよ」
「順番よ、リアクションしていいわよ」
オズ
「お前にだけはそういう話はないと思ってた!」
「お前にだけはそういう話はないと思ってた!」
アイオン
「娘の悪口か?受けて立つぞ」
「娘の悪口か?受けて立つぞ」
オズ
「メリジェの父ちゃん違っ
おれはそういう意味では
お宅の娘さんはいい子です
だから助けてくださいお願いしま嫌だ
腕相撲チャンプを相手になんかヴァアー!」
「メリジェの父ちゃん違っ
おれはそういう意味では
お宅の娘さんはいい子です
だから助けてくださいお願いしま嫌だ
腕相撲チャンプを相手になんかヴァアー!」
なんやかんや。
オズ
「(負傷)
おれの清らかセンサーがこいつらがマジで
ただのお友達であると証明している」
「(負傷)
おれの清らかセンサーがこいつらがマジで
ただのお友達であると証明している」
メリジェ
「ユニコーンってそういう感じなんだあ」
「ユニコーンってそういう感じなんだあ」
ユグネラ
「メリジェ……外でお友達がつくれるようになったのね」
「メリジェ……外でお友達がつくれるようになったのね」
「森にいる間はここが家だと思ってゆっくりしなさい」
「パパと呼んでもいいんだぞ」
メリジェ
「極端な両親でごめんねえ……」
「極端な両親でごめんねえ……」
ロザリー
「あら、メリジェと二人でお土産を選んできてくれたの」
「あら、メリジェと二人でお土産を選んできてくれたの」
ロザリー
「お野菜ならオズがムシャムシャ食べてるのに、追加で悪いわね」
「お野菜ならオズがムシャムシャ食べてるのに、追加で悪いわね」
オズ
「野生のヤギみてえに言うな!調理くらいするわ!」
「野生のヤギみてえに言うな!調理くらいするわ!」
メリジェ
「愉快なお友達でしょお~」
「愉快なお友達でしょお~」
「これは、ロザリーちゃんにい~」
ロザリー
「まあ、インクの瓶。
このお花は、その空の庭に咲くお花?」
「まあ、インクの瓶。
このお花は、その空の庭に咲くお花?」
メリジェ
「そおだよお~ 花言葉は、【情熱】!
ロザリーちゃんにぴったりだよお!」
「そおだよお~ 花言葉は、【情熱】!
ロザリーちゃんにぴったりだよお!」
ロザリー
「ありがとう。カレルも、手伝ってくれたのよね。
メリジェひとりじゃ選ばないセンスよ」
「ありがとう。カレルも、手伝ってくれたのよね。
メリジェひとりじゃ選ばないセンスよ」
メリジェ
「よくわかられているねえ~」
「よくわかられているねえ~」
「これは、オズくんにだよお!」
オズ
「おれはロザリーと違って簡単にはなびかねえぞ」
「おれはロザリーと違って簡単にはなびかねえぞ」
ロザリー
「あなたってどうしてそうフラグを立てるの」
「あなたってどうしてそうフラグを立てるの」
メリジェ
「この極上のブラシで撫でられてもそう言えるのお?」
「この極上のブラシで撫でられてもそう言えるのお?」
オズ
「やめろっそういうのは自分でやる!
女子が触んなっせめて同族にしてくれ」
「やめろっそういうのは自分でやる!
女子が触んなっせめて同族にしてくれ」
オズ
「ウワア~~~~(陥落)」
「ウワア~~~~(陥落)」
男二人で話がしたい……などと
白毛のケンタウロスから呼び出されたりもしたかもしれない。
オズ
「背中に乗せた……!?」
「背中に乗せた……!?」
オズ
「大したことをしてくれたな。
メリジェの両親からの溺愛っぷりはわかんだろ」
「大したことをしてくれたな。
メリジェの両親からの溺愛っぷりはわかんだろ」
オズ
「……いや、お前的にはそんなことじゃないか。
こっちではケンタウロスがヒトを乗せるのは結構……」
「……いや、お前的にはそんなことじゃないか。
こっちではケンタウロスがヒトを乗せるのは結構……」
オズ
「えっ、お前のとこでもそうなのかよ。
じゃあおれがロザリーを乗せてるのは内緒にしろよな」
「えっ、お前のとこでもそうなのかよ。
じゃあおれがロザリーを乗せてるのは内緒にしろよな」
オズ
「ところでメリジェ……、重かったろ……?」
「ところでメリジェ……、重かったろ……?」
そうしばらくも経たないうちに。
すっかりゴブリンやケンタウロスとも馴染んでしまうだろう。
あなたはそんな朗らかな人柄であるので。
メリジェ
「ほらあ~~
お祭り始まっちゃうよお!」
「ほらあ~~
お祭り始まっちゃうよお!」
ロザリー
「カレル、人が多いから迷子にならないでね」
「カレル、人が多いから迷子にならないでね」
オズ
「それロザリーがいつもなってるやつだからな」
「それロザリーがいつもなってるやつだからな」
どうかこの森でのひとときが、
あなたにとってよきものでありますように。