Eno.751 イェッタ  野望か、夢か - くらやみの森

きたるクリスマスまで数日。

と言ったところで、特段予定があるわけではないが、
祭事の時くらいは自身を労いたいものである。

そんな中、イェッタは一つの可能性が頭に浮かんでいた。


イェッタ
「(熊がいなくても、蜂蜜は探せばあるのでは?)」


蜂蜜。小さき生命が形作る、神秘と芸術。
その大元は花の蜜であり、イェッタはコレに目がなかった。

クリスマスの名を冠する木から作られる蜂蜜は、大変美味である。
その代わりに、幻と言われるほど稀少であるが…。

そもそもこの島の森にある木が、それに該当するかはわからないが、
探さねば、手に入るモノも手に入らない。

イェッタ
「(夢想を追うことには慣れている――)」


かくして、イェッタの蜂蜜探しが始まろうとしていた。


【蜂蜜チャレンジ】
1日約1回、気が向いたときに<1D10>
1-2:食材
3-4:花の蜜
5-6:木の枝
7:蜂蜜
8-0:収穫なし








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