
Eno.125 食■世界オブスキュラ 導火線に火をつけただけ - せせらぎの河原

この島で行われた花火はどこか俗っぽくて、姦しく、娯楽要素の多いものだった。
幼い頃に見た花火とは違うものに見えて、環境のせいだろうなと納得する。
賑やかで人が多くて大変だったけど、普通の形をした花火は綺麗だったな。

ハイネ
「君が望んだような関係で花火は見られないけど」
「君が望んだような関係で花火は見られないけど」

ハイネ
「楽しかったかい?」
「楽しかったかい?」

ハイネ
「俺はこの日を忘れはしないよ」
「俺はこの日を忘れはしないよ」
君が生きる時間より短くて、少ししか記録できない人生だから。
尤も、君はどんどん忘れていくんだ。人間は忘れて前を歩いていく。忘却は人間が持つ力だ。
だから俺は全部遺していくよ。


ハイネ
「俺はいつまで君の手を引くんだろうね?」
「俺はいつまで君の手を引くんだろうね?」

ハイネ
「それが当たり前なんて思っちゃ駄目だよ」
「それが当たり前なんて思っちゃ駄目だよ」

ハイネ
「共に死ぬなんて約束してないからさ」
「共に死ぬなんて約束してないからさ」