Eno.171 クローシア Log_08『進捗と達成』 - はじまりの場所
祝*グランドマスターシェルへの到達
祝*マッピングの完了
ということで、ここしばらくの間にいろんなことが済んだのでここに記す。
*まず、グランドマスターシェルについて。
トトに教えてもらった地へ赴くと、なんともまぁクソデカいシェルが石碑のごとく平原のど真ん中に佇んでいた。
しかも実は拠点から道なりに進めば簡単に見つかる場所だったというのが驚きだ。
だって普通は寄り道したくなるよね……? というか霧で道も全然見えなかったし……。
もう一つ驚くべくはこのシェル、生きているため餌を必要とし……人間でも食べてしまうかもしれないということ。
恐る恐るつついてみたが、しかし反応はなし。
情報を記録するシェルの性質上、このシェルを調べればなにか手がかりが掴めるかもしれないということで、
好んで食す餌を集めるようハナコさんに頼まれた。
で、その餌というのが例の空藻 だったようで。
既に三つは持っていたものの、まだ足りないというので五つほどむしり取って来たがこれで大丈夫だろうか。
後でもう一度見せに行ってみるとして……。
*次に、完成したマップがこれだ。
と言ってもまだまだ気になる場所はたくさんあり、調べ尽くすにはかなりの時間がかかってしまうだろう。
ハナコさんに聞いたところ、霧のときに光っていたのは霧が出ている間だけ活性化して珍しいものの場所を知らせる植物だそうで。
そんなことを聞いたらあんなに厄介だった霧が待ち遠しくなってしまった。
今なら食料もそこそこ備蓄があるし、霧を待ってみるのもいいかもしれない。
*それから、しがみついて離れなくなったため仕方なく森へ連れて行ったランドラについて。
このランドラ……意外とタフである。というか普通に戦えていて驚いた。
小さな見た目にそぐう素早さを持ち、かつ大胆に敵へと突進していく──さながらひつじに匹敵する凶暴さ。
さらに光る土を食事として与えているうちにそのタフさは増していき、時には身を挺して自分らをかばってくれもする……
なかなか頼もしい姿へと成長しつつある。いや、見た目は変わらないんだけども。
意外と光る土はいろんなところで見かけるので、もしかするとこのまま成長すれば自分たちより強くなるのでは……?
というか既にトトのドラドラ(と名付けられていた)はたまに岩を砕きそうなパンチを繰り出していたし、ちょっとコワイ。
こんなランドラたちがあちこちにいて……まるで来訪者たる人々を監視しているのではないかという疑いは晴れない。
島に害を成すと判断されたら一斉に襲いかかってくる……とか。こわ……。
できれば敵対はしたくないところだが……。
結局のところ、これまでの調査からして──いやまぁだいぶ早い段階から予想はついていたのではあるが。
もろもろの異変が宇宙石のせいというのは考えにくいという結論が出つつある。
というのも万物を無効化してしまう石のせいだとしたら、ワードストーンの力ですら消してしまうはずだ。
現にこの地に馴染むごとに力の制限はちょっとずつだが薄れつつあるし、
トトもそれらしきものは視えていない(正確に言うなら視えているからこそ正常と言えるが)。
とはいえ原因がわかったわけではないどころか未だに何も手がかりすらないんだけど???
……まぁ焦る必要はなさそうなので、ゆっくりと島の異変解明と合わせて調査を続けてみようと思う。
ひとまずはグランドマスターシェルから得られる情報に期待してみようかな。
祝*マッピングの完了
ということで、ここしばらくの間にいろんなことが済んだのでここに記す。
*まず、グランドマスターシェルについて。
トトに教えてもらった地へ赴くと、なんともまぁクソデカいシェルが石碑のごとく平原のど真ん中に佇んでいた。
しかも実は拠点から道なりに進めば簡単に見つかる場所だったというのが驚きだ。
だって普通は寄り道したくなるよね……? というか霧で道も全然見えなかったし……。
もう一つ驚くべくはこのシェル、生きているため餌を必要とし……人間でも食べてしまうかもしれないということ。
恐る恐るつついてみたが、しかし反応はなし。
情報を記録するシェルの性質上、このシェルを調べればなにか手がかりが掴めるかもしれないということで、
好んで食す餌を集めるようハナコさんに頼まれた。
で、その餌というのが例の
既に三つは持っていたものの、まだ足りないというので五つほどむしり取って来たがこれで大丈夫だろうか。
後でもう一度見せに行ってみるとして……。
*次に、完成したマップがこれだ。
ひかりの森全体マップ
と言ってもまだまだ気になる場所はたくさんあり、調べ尽くすにはかなりの時間がかかってしまうだろう。
ハナコさんに聞いたところ、霧のときに光っていたのは霧が出ている間だけ活性化して珍しいものの場所を知らせる植物だそうで。
そんなことを聞いたらあんなに厄介だった霧が待ち遠しくなってしまった。
今なら食料もそこそこ備蓄があるし、霧を待ってみるのもいいかもしれない。
*それから、しがみついて離れなくなったため仕方なく森へ連れて行ったランドラについて。
このランドラ……意外とタフである。というか普通に戦えていて驚いた。
小さな見た目にそぐう素早さを持ち、かつ大胆に敵へと突進していく──さながらひつじに匹敵する凶暴さ。
さらに光る土を食事として与えているうちにそのタフさは増していき、時には身を挺して自分らをかばってくれもする……
なかなか頼もしい姿へと成長しつつある。いや、見た目は変わらないんだけども。
意外と光る土はいろんなところで見かけるので、もしかするとこのまま成長すれば自分たちより強くなるのでは……?
というか既にトトのドラドラ(と名付けられていた)はたまに岩を砕きそうなパンチを繰り出していたし、ちょっとコワイ。
こんなランドラたちがあちこちにいて……まるで来訪者たる人々を監視しているのではないかという疑いは晴れない。
島に害を成すと判断されたら一斉に襲いかかってくる……とか。こわ……。
できれば敵対はしたくないところだが……。
結局のところ、これまでの調査からして──いやまぁだいぶ早い段階から予想はついていたのではあるが。
もろもろの異変が宇宙石のせいというのは考えにくいという結論が出つつある。
というのも万物を無効化してしまう石のせいだとしたら、ワードストーンの力ですら消してしまうはずだ。
現にこの地に馴染むごとに力の制限はちょっとずつだが薄れつつあるし、
トトもそれらしきものは視えていない(正確に言うなら視えているからこそ正常と言えるが)。
とはいえ原因がわかったわけではないどころか未だに何も手がかりすらないんだけど???
……まぁ焦る必要はなさそうなので、ゆっくりと島の異変解明と合わせて調査を続けてみようと思う。
ひとまずはグランドマスターシェルから得られる情報に期待してみようかな。